防火防災

新「安全マーク」の導入

新たな「安全マーク」の導入について

広島県福山市で発生し10人が死傷したホテル火災を受け、総務省消防庁は防火基準を満たす宿泊施設などに交付する

新たな「安全マーク」を来年度にも導入する方針を固めたそうです。

現行制度では対象外の小規模施設も含め、建築基準法上の防火基準を満たしているかについて施設の利用者が確認できる制度になります。

 

◇対象施設/収容人員30人以上かつ3階建以上の宿泊施設等

◇点検項目/消防法と建築基準法上の防火基準

制度導入のきっかけとなった火災について

広島県福山市のホテルから出火し、建物は全焼、宿泊客のうち男性3人と女性4人が死亡、女性2人と女性従業員1人が重傷を負った火災です。

ホテル側は建築確認を申請せず、無断で改修や窓を内側から板で塞ぐなどの違法行為を重ねていました。

福山市、消防ともに何度も指導を繰り返しましたが、ホテル側は従っていませんでした。