入札参加資格登録審査申請の
加点対象ISO
ISO規格
ISO規格のISOとは、International Organization forStandardizationの略で『世界標準化機構』という国際
機関(スイス本部)のことです。ISOは、国際的な取引をスムーズにするために、製品や企業の仕組み等を
世界中で同じ品質、同じレベルのものを提供できるようにと、そのための国際的な基準・共通の取り決め(規格)を制定しています。これが『ISO規格』です。
【マネジメントシステム規格】 | ||
規格 | 『品質マネジメントシステム』 | 『環境マネジメントシステム』 |
シリーズ | ISO9000シリーズ | ISO14000シリーズ |
種類 | 「ISO9001」 | 「ISO14001」 |
詳細 | 企業の品質管理に関する世界共通の規格 (取り決め) | 企業がサステナビリティ(持続可能性) の考えのもと、環境リスクの低減、環境への貢献を目指す、環境管理についての国際標準規格(取り決め)です。 |
狙い | 1.一貫した製品・サービスの提供 2.顧客(消費者)の満足度の向上 | 1. 環境パフォーマンスの向上 2. 順守義務を満たすこと 3. 環境目標の達成 |
目的 | 顧客(消費者)の要求に応え、満足度を向上させるための品質を、企業が確実に提供していくためのシステムづくりを支える基準であり指針です。 | 企業が社会経済的ニーズとバランスをとりながら、環境を保護し、変化する環境状態に対応するための組織の枠組みを示しています。地球環境に優しい経営を実現するために、それらの活動を管理していくための世界共通基準のこと。 |
対象組織 | 業種・業態を問わず、あらゆる組織が利用し、認証を取得することが可能です。 | |
認証機関 | 1.公益財団法人日本適合性認定協会(JAB) 2.JABと相互認証している認定機関に認定されている審査登録機関 | |
※この2つは広く普及している、入札参加資格取得の際、有利な規格です。 |
▶ISOを取得するには、準備期間を含めると1年半位かかると言われています。
また、取得後もサーベイランス(維持審査)、更新審査などで継続的に運用しているかの審査があり、またISOには「継続的改善」という考えがあり、常にシステムのレベルを上げていく仕組みの構築を義務付けられています。
しかし、品質マネジメントシステムを構築した企業であることは、入札参加登録審査申請の際にも行政の信頼度等への向上にも繋がり、有利になると言われています。
ISOの取得の有無は、あくまでも入札の格付けで加点対象とするだけです。
※もちろん、ISOの取得はなくても入札参加申請はできます。
ISO以外の入札参加資格登録審査申請の際に企業が取得していると有利になる他の「規格」
【規 格】 | 【認 証 機 関】 |
エコアクション21 | 一般財団法人持続性推進機構 |
エコステージ(ステージ2以上) | 一般社団法人エコステージ協会第三者評価委員会 |
KES・環境マネジメントシステム・スタンダード(ステップ2以上) | 特定非営利活動法人KES環境機構 KES環境機構と相互認証している認証機関 |
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