産業廃棄物処理業とは
更新日:2024年3月21日
産業廃棄物処理業とは
産業廃棄物を運ぶ事を「処理」といいます。処理を業とすることを「処理業」といいます。
処理業という大きな区分の中に「収集運搬」「処分」というキーワードが含まれているというイメージです。
収集運搬業務
収集運搬業とは言葉のとおり運ぶ業者さんです。つまり産業廃棄物を集めて運搬を行う運送会社です。
ただし、集めて産業廃棄物を下ろすのですが、許可なしに荷物を下ろすことはできません。
荷物を下ろすためには許可が必要になります。許可を申請する場合には、管轄の自治体に許可申請しなければなりません。
積む場所と下ろす場所が同一の地域であれば申請する自治体は1つですむのですが、 積む場所と下ろす場所が違う地方自治体の場合は、それぞれの地方自治体に申請しなければなりません。
ただし、運ぶ距離が長距離にわたる場合、途中通過する場所には許可をとる必要はありません。
処分業
「産業廃棄物処分業」とは、「産業廃棄物中間処理業」と「産業廃棄物最終処分業」の2種類に分けることができます。
【産業廃棄物中間処理業】 |
産業廃棄物を破砕・圧縮・焼却することにより、減量化し最終処分しやすい状態へ変える処理のことをいいます。特別管理業廃棄物に関しては、無害化・安定化を指すこともあります。 |
【産業廃棄物最終処分業】 |
産業廃棄物を埋立てまたは、海洋投入(原則禁止)により、廃棄物を土に還すことをいいます。 |