就労継続支援処遇改善加算
更新日:2024年5月8日
処遇改善加算とは
正式名称を「福祉・介護職員処遇改善加算」といいます。
現場で働く福祉・介護人材へ、キャリアアップの仕組みを作ったり職場環境の改善を行ったりする介護施設や事業所に対して、「報酬」という形で介護職の給与を上げるお金を地方自治体から支給する制度です。
日本がこれから直面する高齢化問題や介護人材不足問題に対して介護職員の定着や、やりがいを持てる職場づくりを促進する制度となります。
処遇改善加算の種類について
処遇改善加算では、主に以下の3種類の加算があります。
・処遇改善加算
・特定処遇改善加算
・処遇改善特別加算(令和3年度末に廃止)
現在では、ほとんどの介護施設や障害福祉サービス事業において、処遇改善加算・特定処遇改善加算を併せて取得しています。
処遇改善加算・特定処遇改善加算の主な違い
どちらの加算も介護職の給与アップを図るものであり、通常の介護報酬に上乗せする形で支払われる加算制度ですが、大きな違いとしては、加算をする「対象職種が違う」・「加算率が違う」ということです。
処遇改善加算
対象:介護職員全般
加算率:13.7%(訪問介護且つ加算Ⅰの場合)
特定処遇改善加算
対象:主に勤続年数が長く、経験や技量に優れた職員
加算率:6.3%(訪問介護且つ加算Ⅰの場合)
※加算区分・職種によって加算率は変動します
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