個別支援計画の内容
更新日:2024年10月10日
個別支援計画の内容
個別支援計画は、障害のある人が、これからいつまで、何を目標に、何をするのかがはっきりと分かるように、できるだけ具体的に平易な言葉で記載することが必要です。
また、計画期間が終了した際、目標がどの程度達成できたか、明確に評価できることも重要です。
具体的な記載内容
個別支援計画書には、下記に留意して記載します。
①アセスメントの結果
事業所で利用しているアセスメントツールの簡潔な結果。
これまでの期間における、経過とその結果の概要
②具体的な目標
これからの期間における具体的な目標。可能であれば、達成可能であったかどうか
が数値化できる目標が良い。
③訓練プログラム
当面のプログラム内容(週間・月間の通所先、訓練時間、訓練科目)、
一定期間後のプログラムの変更予定(週間・月間の通所先、訓練時間、訓練科目)
④就労実現の可能性と必要な配慮
就労の実現を目指す時期の見通し(中期的な予測)。
就労後の課題や必要な配慮のリストアップ
また、就労移行支援事業の個別支援計画は、障害のある人を支援するためのトータルな計画として相談支援専門員が作成するサービス等利用計画を受けて、就労移行支援事業所において何をするか、本人が短期間で就労二向けて何を克服すべきかに特化した計画です。
こうした個別支援計画の趣旨を踏まえ、計画の具体的内容としては、広範囲なライフデザインについて散漫に記述するのではなく、就労に向けて障害のある人の成長を促す内容、終業生活を継続するための長期的な配慮の予測(リスクの予測)、就労移行支援の期間で
実現できるスケジュールの明確化等に焦点を当ててメリハリをつけて記述することが求められます。
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