不動産鑑定士とは
更新日:2024年3月19日
不動産鑑定士は、国や都道府県が土地の適正な価格をー般に公表するための地価公示や
地価調査の制度をはじめとして、 公共用地の取得、相続税標準地の評価、固定資産税標準
宅地の評価、裁判上の評価、会社の合併時の資産評価並びに現物出資の評価を地域の環
境や諸条件を考慮して「適正な地価」を判断しています。
不動産の取引価格水準や地代家賃等の水準の把握、不動産売買及び担保価値の把握のた
めの調査・分析のほか、不動産投資や処分の判断材料となる調査・分析なども行います。
また、不動産のエキスパートとして広く個人や企業を対象に、不動産の有効活用、開発計画の
策定をはじめとする総合的なアドバイスを行うこともあります。
資格取得について
短答・論文式それぞれの試験に合格してから、国土交通大臣の登録を受けた
実務修習機関において「実務修習」を受けます。
実務修習修了考査の結果、修了を認められ、国土交通大臣の修了の確認を
受けた者が不動産鑑定士として登録することができます。