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永住許可申請に向けたセルフチェック|就労ビザの方必見

2024年後半から、永住許可申請にセルフチェックシートが必要になりました。
このシートは、申請の前に永住許可の要件を満たしているかを自分で確認するためのものです。

チェックシートは、現在の在留資格に合わせて3種類あります。

セルフチェックシートの種類

  1. 日本人の配偶者等ビザ・永住者の配偶者等ビザ用
  2. 定住者ビザ用
  3. 就労ビザ用

就労ビザから永住申請する方が確認すべき項目

今回は「就労ビザから永住申請する場合」(3. 就労ビザ用)について説明します。

  • 日本での滞在歴

     引き続き10年以上在留し、そのうち就労資格(技術・人文知識・国際業務など)または居住資格(日本人の配偶者等)で5年以上在留していること
     - 高度外国人材として70点以上 → 3年以上
     - 高度外国人材として80点以上または特別高度人材外国人に該当する場合 → 1年以上

  • 税金の納付状況

     直近5年間、住民税を適正な時期に納付していること
     国税(所得税・消費税など)、地方税の未納がないこと

  • 年金保険料の納付状況

     直近2年間、年金保険料(国民年金・厚生年金)を適正に納付していること
     - 高度外国人材として70点以上 → 直近1年間

  • 医療保険料の納付状況

     直近2年間、医療保険料(健康保険・国民健康保険など)を適正に納付していること
     - 高度外国人材として70点以上 → 直近1年間

  • 現在の在留資格

     「3年」または「5年」の在留期間が決定されていること

  • 法令遵守

     過去に日本の法律に違反して罰金・懲役・禁固刑などを受けたことがないこと

注意事項

チェックシートには署名欄があります。必ず本人が手書きで署名してください。
 
また、チェックシート内で1つでも「いいえ(No)」がある場合、残念ながら永住許可申請は不許可となる可能性が高くなります。
その場合は、「はい(Yes)」となるよう条件を整えてから申請することをおすすめします。
なお、すべて「はい(Yes)」であっても必ず許可されるわけではありません。審査は総合的に行われます。
 
ご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。