クラスⅢⅣ医療機器一覧
更新日:2024年9月7日
平成29年4月1日時点
一般的名称 | 名称定義 |
骨放射線吸収測定装置用放射線源 | 骨吸収測定(骨密度測定)装置で放射線源として使用される、加速器又は原子炉で生成されたり、自然界に存在する放射性同位元素をいう。これらの装置で使用される線源は、画像又は計算で得た骨密度パラメータによりエネルギー減衰情報を得る目的で複数の光子放射線ビームを目的部位へ到達させるよう設計されている。骨放射線吸収測定装置用線源は、カプセル又は密封線源の物理的形状で提供される。一般に使用されている放射性同位元素は、ヨード125(I-125)、アメリシウム241(AM-241)、ガドリニウム57(Gd-57)、コバルト57(Co-57)などである。 |
放射性医薬品合成設備 | 悪性腫瘍、代謝機能等の検査に用いる核医学診断用放射性薬剤又は放射性医薬品の小規模製造設備をいう。例えば、PET検査に使用されるポジトロン核種で標識された化合物を合成する設備がある。 |
血管内超音波診断用プローブ | 静脈や動脈などの血管系に術者が配置して挿入することを目的に設計された耐水性又は防水性で遮音・絶縁されたハウジングに封入されており、カテーテルを使用した再使用可能又は単回使用超音波トランスデューサアセンブリをいう。血管用プローブ又は血管用トランスデューサとも称され、超音波によるガイダンスや超音波の配置を必要とする装置、例えば、内視鏡検査機器や針生検機器などに組み込まれている場合や併用する場合が多い。本品は、単一のトランスデューサ素子又は複数のトランスデューサ素子のアレイ(圧電素子、能動素子、又はクリスタルと称される)、減衰材、裏装材、及び整合材で構成されている。 |
血管系手術向け超音波診断用プローブ | 血管系手術に用いるプローブをいう。局所的な術中の画像撮影のために手術部位内に配置する目的で設計されている手持式超音波トランスデューサアセンブリをいう。手術用プローブ又はフィンガーチッププローブとも称される。電圧を超音波ビームに変換する単一又は複数の素子から成る様々なトランスデューサアセンブリの機器構成が含まれる。本アセンブリは、機械的又は電子的に超音波ビームの方向を定め、焦点を合わせ、反射したエコーを検出する。本群には、Aモード、Bモード、Mモード、ドプラ、カラードプラ(CD)、及び二重(コンビネーション映像、ドプラ及び/又はカラーフロー)スキャニングに使用する超音波トランスデューサが含まれる。本品は再使用可能である。 |
中枢神経・中心循環系手術向け超音波診断用プローブ | 中枢神経・中心循環系手術に用いるプローブをいう。局所的な術中の画像撮影のために手術部位内に配置する目的で設計されている手持式超音波トランスデューサアセンブリをいう。手術用プローブ又はフィンガーチッププローブとも称される。電圧を超音波ビームに変換する単一又は複数の素子から成る様々なトランスデューサアセンブリの機器構成が含まれる。本アセンブリは、機械的又は電子的に超音波ビームの方向を定め、焦点を合わせ、反射したエコーを検出する。本群には、Aモード、Bモード、Mモード、ドプラ、カラードプラ(CD)、及び二重(コンビネーション映像、ドプラ及び/又はカラーフロー)スキャニングに使用する超音波トランスデューサが含まれる。トランスデューサケーシング又はハウジングアセンブリの設計の一部として生検針導入経路が組み込まれている場合がある。本品は再使用可能である。 |
中枢神経向け一時使用超音波診断用プローブ | 一時的に使用する中枢神経手術に用いる超音波プローブをいう。局所的な術中の画像撮影のために手術部位内に配置する目的で設計されている手持式超音波トランスデューサアセンブリをいう。手術用プローブ又はフィンガーチッププローブとも称される。電圧を超音波ビームに変換する単一又は複数の素子から成る様々なトランスデューサアセンブリの機器構成が含まれる。本アセンブリは、機械的又は電子的に超音波ビームの方向を定め、焦点を合わせ、反射したエコーを検出する。本群には、Aモード、Bモード、Mモード、ドプラ、カラードプラ(CD)、及び二重(コンビネーション映像、ドプラ及び/又はカラーフロー)スキャニングに使用する超音波トランスデューサが含まれる。トランスデューサケーシング又はハウジングアセンブリの設計の一部として生検針導入経路が組み込まれている場合がある。本品は再使用可能である。 |
病原体不活化・減少システム | 血液製剤中の病原体の増殖を阻止するために、病原体の表面構造を選択的に変化させたり、照射により病原体の核酸を不可逆的に修飾させるシステムをいう。 |
血液照射装置 | リンパ球を不活化するために電離放射線源を用いて血液及び血液成分を照射する装置をいう。照射は、例えば、セシウム137線源を用いることができ、装置は通常の検査室環境で使用するために自己遮蔽ユニットとして作られている。 |
心臓カテーテル用検査装置 | 心臓に挿入したカテーテルに接続し、心臓各部の血行動態を検査する装置をいう。カテーテルは含まない。 |
心臓カテーテル付検査装置 | 心臓にカテーテルを挿入し、心臓各部の血行動態を検査する装置をいう。カテーテルを含む。 |
心臓カテーテル付管径測定装置 | バルーン径及び血管径を測定するための心臓カテーテル付装置をいう。冠動脈等にカテーテルを挿入し、カテーテル先端付近に配置されたバルーンを拡張させ、その内圧をカテーテル先端から体外の専用計測器に伝達する。計測器内でデータ処理を行う。 |
心臓カテーテル付管温測定装置 | 血管壁の温度を測定するための心臓カテーテル付装置をいう。冠動脈等の狭窄部にカテーテルを挿入し、カテーテル先端付近に配置された温度センサを血管壁に押し付けて測定する。カテーテルと温度計測器とは専用のコネクタで接続する。 |
頭蓋内圧力計 | 頭蓋内圧を間欠的又は連続的に測定する装置をいう。通常、圧力上昇の監視を必要とする手術後の場合、又は頭蓋内圧の測定が重要になる場合、頭蓋内圧の測定を行う。 |
植込み型心電用データレコーダ | 皮下に植え込み、心臓の活動や機能に関係する生体現象を測定・記録する装置をいう。電池及び心臓の活動や機能に関係する生体現象を感知する回路を内蔵し、信号は装置内部に保存される。一般にプログラミングや保存されたデータの表示には、非侵襲的なプログラマ等を使用する。 |
麻酔深度モニタ | 意識喪失(麻酔状態)患者の生体信号を検出、処理、表示し、意識状態を示す装置をいう。本品は、脳波及び脳波の他の特性のバイスペクトル分析に基づいており、鎮静レベル、意識喪失、覚醒を検出することができる。麻酔管理時及び外傷時に用いる。 |
皮質電極 | 脳を刺激したり、脳の電気活動を記録するため、脳の表面又は脳の深部に一時的又は短期的に使用する導体をいう。 |
ヘパリン使用体表面電気刺激装置用電極 | 組織に電流を流すため、体表面に用いるヘパリン使用導体をいう。陰極と陽極の両方を備える必要がある。 |
筋肉内刺激用プローブ | 刺激装置と共に使用するように特別に設計された筋肉内用プローブをいう。低侵襲手術の際に体内に挿入して神経の探知等に用いる。 |
心臓・中枢神経刺激用プローブ | 刺激装置と共に使用するように特別に設計された心臓・中枢神経用プローブをいう。 |
解析機能付きセントラルモニタ | 単一又は複数のベッドサイドモニタユニットから、バイタルサインや患者データを収集、処理、表示するために用いるユニットをいう。有害な状態が記録された場合に視覚又は音による信号・アラームを発するよう設計されている。本品は、通常、集中治療室又は心臓疾患病棟の中央患者モニタリングステーションに設置し、医療従事者が多数の患者の生体情報を同時に監視できるようにするものである。ホルタモニタリング又はST部モニタリング等の追加機能を備えるものもある。不整脈検出または、無呼吸検出機能を持つものに限る。 |
不整脈モニタリングシステム | 早期収縮又は心室細動等の心房不整脈又は心室不整脈が認められる際に心臓の電気活動を持続的に検出、測定及び表示し、可視信号又は可聴信号もしくは警告音を発するためのいくつかのユニット、モジュール又はコンポーネント(モニタ、記録装置、増幅器等)からなる装置をいう。 |
重要パラメータ付き多項目モニタ | 組み込み機能キット、モジュール、他の装置を利用していくつかのモニタリングパラメータを収集し、ベッドや患者別に表示するユニットをいう。ベッドサイドユニットは、セントラルモニタと接続することができるが、単独でも動作可能である。モニタリングパラメータには心電図(ECG)、血圧、体温、心拍出量、呼吸ガス等があり、かつ重要パラメータ(不整脈検出・無呼吸検出または、麻酔等の場合に弛緩薬及び局所麻酔薬の投与量の決定を支援する)を含む。 |
無呼吸モニタ | 患者の呼吸停止(無呼吸)を検出し、呼吸状態を記録、処理、表示する装置をいう。データをプリントアウトできるものもある。 |
無呼吸アラーム | 患者の呼吸数を記録し、予め設定した限界を超えた場合にアラーム信号を発する装置をいう。通常、乳児の呼吸停止(無呼吸)を検出し、生命を脅かすような事態が発生した場合に、親又は付き添い者に警告を発するため用いる。監視のために様々な方法(乳児の下に敷く小型パッド、胸部用のセンサ付きベルト等)が採用されている。 |
不整脈解析機能付心電モジュール | 多項目モニタに用いるプラグイン型のユニットの1種で、心電図(ECG)信号の検出及び記録に用いるものをいい、不整脈の解析機能付のものをいう。 |
心電・呼吸モジュール | 通常、多項目モニタに用いるプラグイン型のユニットの1種で、不整脈又は無呼吸の発見のため、心電図(ECG信号)及び呼吸の監視に用いるものをいう。心電図測定値に基づいて、呼吸及び無呼吸頻度の計算を行うものもある。 |
神経探知モジュール | 通常、多項目モニタに用いるプラグイン型のユニットの1種で、身体のある部位における神経中心を探知するために用いるものをいう。麻酔等の場合に弛緩薬及び局所麻酔薬の投与量の決定を支援するために用いる。神経刺激装置及び神経の活動電位を記録する受信機から構成される。 |
オキシメトリー用カテーテル | 心臓から肺へ向かう血液の酸素飽和度(SvO2-静脈飽和酸素)を測定するために、鼠径部又は頸部の静脈から挿入する特殊なカテーテルをいう。 |
脳オキシメータ | 脳の血中酸素飽和度の持続的な測定及びモニタリングを行うための装置をいう。測定及びモニタリングは頭部に設置したプローブによって行う。 |
頭蓋内圧モニタ | 理想的には頭蓋内圧(ICP)上昇によって神経学的障害が生じる前に、ICP上昇についてアラーム音によって警告を発する装置をいう。また、他の診断装置で実施不可能な連続監視及び早期警告を行う。長期のICPの傾向を観察できるようICP波形をストリップチャートに記録又は表示できるものもある。 |
頭蓋内圧モジュール | 通常、多項目モニタに用いるプラグイン型のユニットの1種で、頭蓋内圧(ICP)の検出及び記録するために用いるものをいう。 |
神経探知刺激装置 | 神経と手術器具(メス等)との位置関係を監視するため神経を断続的に探知する装置をいう。筋弛緩剤又は麻酔薬投与量の判定に用いられることがある。神経刺激装置と神経の信号活動を記録する受信器から構成される。 |
軟性血管鏡 | 静脈又は動脈の管腔の観察、診断、治療に用いる内視鏡をいう。経皮的に挿入する。本品はファイバスコープであり、光ファイバ管束を経て画像が供給される。 |
軟性動脈鏡 | 冠動脈、末梢血管、心臓内の構造の観察、診断、一部の治療に用いる内視鏡をいう。挿入部は軟性であり、観察する血管の内部に挿入する。画像伝送システムには光ファイバ管束が用いられている。 |
軟性神経内視鏡 | 中枢神経系の観察、診断、治療に用いる内視鏡をいう。頭蓋に事前に開けた孔から挿入する。本品の挿入部は体腔に合わせて形状が変化する。画像伝送システムは、光ファイバ管束である。 |
軟性脊髄鏡 | 脊髄の観察、診断、治療に用いる内視鏡をいう。人工開口部から挿入する。挿入部が軟性で、画像伝送システムとして光ファイバー管束を備える。 |
軟性腰椎鏡 | 腰の観察、診断、治療に用いる内視鏡をいう。人工開口部から挿入する。挿入部が軟性で、画像伝送システムとして光ファイバ管束を備える。 |
軟性脊椎鏡 | 脊椎の観察、診断、治療に用いる内視鏡をいう。人工開口部から挿入する。挿入部が軟性で、画像伝送システムとして光ファイバ管束を備える。 |
ビデオ軟性脊髄鏡 | 脊髄の観察、診断、治療に用いる内視鏡をいう。人工開口部から挿入する。挿入部が軟性で、画像伝送システムとして電荷結合素子(CCD)チップを備える。 |
ビデオ軟性腰椎鏡 | 腰の観察、診断、治療に用いる内視鏡をいう。人工開口部から挿入する。挿入部が軟性で、画像伝送システムとして電荷結合素子(CCD)チップを備える。 |
ビデオ軟性脊椎鏡 | 脊椎の観察、診断、治療に用いる内視鏡をいう。人工開口部から挿入する。挿入部が軟性で、画像伝送システムとして電荷結合素子(CCD)チップを備える。 |
ビデオ軟性血管鏡 | 静脈又は動脈の管腔の観察、診断、治療に用いる内視鏡をいう。経皮的に挿入する。本品はビデオスコープであり、電荷結合素子(CCD)チップから画像が供給される。 |
ビデオ軟性神経内視鏡 | 中枢神経系の観察、診断、治療に用いる内視鏡をいう。事前に開けた頭蓋の孔から挿入する。挿入部は体腔に合わせて形状が変化する。画像伝送システムとして電荷結合素子(CCD)チップを備えたビデオスコープである。 |
ビデオ軟性動脈鏡 | 冠動脈、末梢血管、心臓内の構造の観察、診断、一部の治療に用いる内視鏡をいう。観察する血管の内部に挿入する。挿入部が軟性で、画像伝送システムとして電荷結合素子(CCD)チップを備えたビデオスコープである。 |
硬性脊髄鏡 | 脊髄の観察、診断、治療に用いる内視鏡をいう。人工開口部から挿入する。本品は挿入部が体腔に抵抗する硬性内視鏡である。画像伝送システムとしてリレーレンズオプティクスを備える。画像伝送システムに光ファイバ管束を備えるものもある。 |
硬性腰椎鏡 | 腰の観察、診断、治療に用いる、中枢神経系に直接接触して使用する内視鏡をいう。人工開口部から挿入する。本品は挿入部が体腔に抵抗する硬性内視鏡である。画像伝送システムとしてリレーレンズオプティクスを備える。画像伝送システムに光ファイバ管束を備えるものもある。 |
硬性神経内視鏡 | 中枢神経系の観察、診断、治療に用いる内視鏡をいう。頭蓋に事前に開けた孔から挿入する。本品の挿入部は硬性である。画像伝送システムは、リレーレンズオプティクスで、光ファイバ管束を備えるものもある。 |
単回使用硬性神経内視鏡 | 中枢神経系の観察、診断、治療に用いる単回使用内視鏡をいう。事前に開けた頭蓋の孔から挿入する。挿入部が硬性で、画像伝送システムとしてリレーレンズオプティクスを備える。光ファイバ管束を備えるものもある。 |
硬性脊椎鏡 | 脊椎の観察、診断、治療に用いる内視鏡をいう。人工開口部から挿入する。挿入部が硬性で、画像伝送システムとしてリレーレンズオプティクスを備える。光ファイバ管束を備えるものもある。 |
自己検査用グルコース測定器 | 自己検査用に血中グルコース又は血中ケトンを測定する測定器をいう。患者が自宅で使用できるように製造されたものである。 |
グルコースモニタシステム | 血中又は組織中のグルコース濃度を連続的に測定するシステム。通常、皮下に挿入される電気化学的センサ、センサ電極で発生する電気的信号を受信しグルコース濃度に換算して保管及び表示する携帯型の受信機からなる。 |
自己検査用血液凝固分析器 | フィブリノーゲン、フィブリン、血小板等の止血(出血の抑制)成分の定性・定量や止血時間の自己検査を行う自動又は半自動の専用装置をいう。 |
ヘパリン使用動脈注射用針 | 動脈に穿刺するために用いる細長い鋭利な中空の器具をいう。通常、金属製で、血液凝固抑制のためへパリンを加える。 |
インスリン皮下投与用注射筒 | インスリンを皮下投与(注入)するために用いる目盛り付き筒とプランジャから成る器具をいう。 |
インスリン皮下投与用針付注射筒 | 適切な針を備えたインスリンを皮下投与(注入)するために用いる目盛り付き筒とプランジャから成る器具をいう。 |
麻酔脊髄用針 | くも膜下腔への麻酔薬や鎮痛薬の投与等に用いる鋭利な斜めに切れた先端を有する器具をいう。通常、滅菌済みの単回使用である。 |
硬膜外投与用針 | 硬膜外腔への麻酔薬や鎮痛薬の投与に用いる鋭利な先端を有する器具をいう。持続的な麻酔薬の投与のため、硬膜外腔へのカテーテル留置に用いることもある。 |
脊髄くも膜下・硬膜外針 | 脊髄・硬膜外併用麻酔用のセットで、硬膜外腔及びくも膜下腔への麻酔薬や鎮痛薬の投与に用いる穿刺器具をいう。硬膜外腔へ局所麻酔薬を持続的又は反復的に注入するためのカテーテル、フィルター等からなる。脊髄くも膜下麻酔、硬膜外麻酔併用の針は、麻酔薬や鎮痛薬の投与に用いる鋭利な先端を有する。持続的な麻酔薬の投与のため、硬膜外腔へのカテーテル留置に用いることもある。 |
麻酔用滅菌済み穿刺針 | 経皮的神経ブロック手技のために用いる中空の管をもつ器具をいう。管に絶縁加工を施しているもの、電極と接続する端子をもつもの、鋭利な中空のものもある。滅菌済みで、単回使用である。 |
経中隔用針 | 経皮的に導入する血管診断・処置用カテーテルを右心房から左心房へ進める場合、心房中隔(卵円窩)の穿刺により、カテーテル導入の通路を作製するために用いる針をいう。本穿刺針は、カテーテルイントロデューサを用いて経皮的に右心房まで導入される。 |
再使用可能な心臓吸引用針 | 心膜腔から液を吸引(除去)する(心膜穿刺)ために用いる細長い鋭利な中空の器具をいう。通常、10~18cmの心膜を十分に貫通する長い硬性の針からなる。先端には短い斜角がついている。本品は再使用可能である。 |
単回使用心臓吸引用針 | 心膜腔から液を吸引(除去)する(心膜穿刺)ために用いる細長い鋭利な中空の器具をいう。通常、10~18cmの心膜を十分に貫通する長い硬性の針からなる。先端には短い斜角がついている。本品は単回使用である。 |
ヘパリン使用心血管・胸部用トロカール | 先端が尖鋭な錐体状又は円錐状のヘパリン使用手術器具で、心血管及び胸部手術時に体腔に穿刺するために用いるものをいう。本品の内腔を満たす互換性のあるスリーブと組み合わせて使用することにより、この組立品を導入することができる。穿刺後本品を抜去すると体腔に作業用チャンネルが作製される。 |
長期的使用空腸瘻用カテーテル | 長期的使用を目的として、腹壁から空腸までの瘻孔形成に使用する柔軟性のあるチューブをいう。 |
長期的使用経腸栄養キット | 長期的使用を目的として、経腸栄養法を患者に施行するために組み合わせて使用する品目を集めたパッケージをいう。 |
長期的使用腸瘻栄養用チューブ | 長期的使用を目的として、経腸栄養を与えるために胃、十二指腸又は空腸に外科的に留置する中空の器具をいう。 |
長期的使用胃瘻栄養用チューブ | 長期的使用を目的として、薬物の投与又は経腸栄養を行うために胃、十二指腸又は空腸に外科的に配置する中空の器具をいう。 |
長期的使用胃瘻用ボタン | 長期的使用を目的として、経皮的に胃に挿入して腸栄養を可能にする短いチューブをいう。本器具は逆流を生じず、その外部先端は腹部皮膚と同じ高さで平坦である。 |
長期的使用経鼻胃チューブ | 長期的使用を目的として、胃内容物の除去、薬物投与又は経腸栄養を行うために鼻咽頭、食道経由で胃に留置する柔軟性のあるプラスチック製チューブをいう。 |
長期的使用食道用チューブ | 長期的使用を目的として、出血性静脈瘤を止血するために用いる中空の器具をいう。通常、2つのバルーン(1つは胃用、もう1つは食道用)が付いている。1つのバルーンのものもある。 |
長期的使用乳児用経腸栄養キット | 長期的使用を目的として、乳児に経腸栄養を投与するために組み合わせて使用する品目を集めたキットをいう。 |
長期的使用胆管用カテーテル | 長期的使用を目的として、胆道のドレナージ、治療中の胆管の副子、又は胆管の狭窄防止のために使用する柔軟なチューブをいう。 |
胆管用チューブ | 胆道の内視鏡検査、薬液注入、ドレインを行うチューブをいう。 |
長期的使用気管内チューブ用カフ | 長期的使用を目的として、気管内チューブの周囲に取り付けられたバルーン状のカフであり、肺の機械的換気を行う場合に声帯下に留置し、チューブと気管の間を密封状態にして使用するものをいう。 |
長期的使用換気用気管チューブ | 長期的使用を目的として、気道の確保、吸入麻酔薬・医用ガスの投与、換気などのため、口腔又は鼻腔から気管内に挿入する円筒型チューブで、プラスチック製やゴム製等の器具をいう。呼吸回路や手動式人工蘇生器に接続するコネクタと共に包装されているものもある。小児又は成人患者用の特殊なチューブもあり、サイズ、長さ、カフ、保護具、放射線透過性といった点で異なる。 |
抗菌性換気用気管チューブ | 気道の確保、吸入麻酔薬・医用ガスの投与、換気などのため、口腔又は鼻腔から気管内に挿入する円筒型チューブであり、感染防止を目的として抗菌作用のある物質がコーティングされている。呼吸回路や手動式人工蘇生器に接続するコネクタと共に包装されているものもある。 |
長期的使用ジェット換気術用気管チューブ | 長期的使用を目的として、ジェット(ハイフロー)換気時に患者の換気を行うために気管内に挿入する中空円筒型の器具をいう。通常、チューブ周囲に速やかに換気ガスを逃がすことができるようにカフなしのものが利用される。 |
長期的使用換気用レーザ耐性気管チューブ | 長期的使用を目的として、気管内に挿入し、気道開存性の確保又は麻酔薬投与のために用いる中空円筒型の器具をいう。頭部、咽喉、頸部の手術時にレーザビームが誤って照射されても、破損したり、容易に発火したりしない。 |
長期的使用鼻咽頭気管内チューブ | 長期的使用でゴム又はプラスチック製のチューブで、気道の開存性を維持するために鼻孔から咽頭に挿入するものをいう。酸素供給のため、先端に一体型の15mmコネクタを備えるものもある。本品は再使用可能である。 |
長期的使用口腔咽頭気管内チューブ | 長期的使用を目的として、ガス交換又は吸引時に気道の開存性を維持するために口腔から挿入する湾曲した金属又はプラスチック製のチューブをいう。本品は、舌による気流遮断の防止に有用である。 |
長期的使用食道・気管用二腔チューブ | 気管・食道のどちらに挿入されても、ルーメンを使い分けることにより、気道の確保、人工呼吸、換気等が可能な二腔チューブをいう。2つのカフ(先端が食道又は気管用、中ほどが咽頭部用)が付いている。呼吸回路や手動式人工蘇生器に接続するコネクタと共に包装することがある。本品は長期的使用を目的とする。 |
神経内視鏡用バルーンカテーテル | 神経内視鏡治療時に専用の内視鏡とともに使用するバルーンカテーテルで、内視鏡のチャンネルより脳室内等に挿入して使用する。電気(高周波、電磁気、超音波、レーザエネルギー等)を使用せずに作動する。本品は単回使用である。 |
長期使用尿管用チューブステント | 長期的使用を目的として、尿管に挿入・留置して、排膿、排液、洗浄等に用いられる柔軟性のあるチューブをいう。 |
抗菌泌尿器用カテーテル | 液の導入、排出等を目的として尿路にアクセスするために尿道に挿入する柔軟なチューブをいう。尿路感染を防止するために抗生物質等がコーティング又は混合されている。 |
長期的使用泌尿器用フォーリーカテーテル | 長期的使用を目的として膀胱に留置する柔軟なチューブをいう。本品には膨張性バルーンが遠位端に付いている。通常、導尿、止血等に使用される。 |
長期的使用腎瘻用カテーテル | 長期的使用を目的として、上部尿路へのアクセスのために経皮的に腎盂に挿入する柔軟性のあるチューブをいう。 |
長期的使用腎瘻用チューブ | 長期的使用を目的として、骨盤の体表面から腎臓までの腎瘻を造設するために用いるチューブをいう。 |
瘻排液向け泌尿器用カテーテル | 排尿をするため、泌尿器系の瘻に長期的に挿入する柔軟性のあるチューブをいう。 |
恥骨上泌尿器用カテーテル | 尿の排出のため恥骨上(恥骨弓の上)の切開口から男性または女性患者の膀胱に直接挿入する柔軟なチューブをいう。 |
腎結石用フィルタ | 腎臓から膀胱への腎結石の通過を防止するため尿管に留置して用いるろ過器をいう。 |
中心静脈用カテーテル | 物質の注入、血液の吸引及び血圧の監視などを目的として、通常、頚部又は胸部の静脈より導入して上大静脈に挿入する柔軟なチューブをいう。長期的使用のため、チューブの近位端は患者に固定する。カフ付もある。 |
抗菌作用中心静脈用カテーテル | 物質の注入、血液の吸引及び血圧の監視などを目的として、通常、頚部又は胸部の静脈より導入して上大静脈に挿入する柔軟な抗菌作用を有するチューブをいう。長期的使用のため、チューブの近位端は患者に固定する。カフ付もある。カフの部分にのみ抗菌作用のある材質を有するものもある。 |
ヘパリン使用中心静脈用カテーテル | 物質の注入、血液の吸引及び血圧の監視などを目的として、通常、頚部又は胸部の静脈より導入して上大静脈に挿入する柔軟なヘパリン使用チューブをいう。長期的使用のため、チューブの近位端は患者に固定する。カフ付もある。 |
ウロキナーゼ使用中心静脈用カテーテル | 物質の注入、血液の吸引及び血圧の監視などを目的として、通常、頚部又は胸部の静脈より導入して上大静脈に挿入する柔軟なウロキナーゼ使用チューブをいう。長期的使用のため、チューブの近位端は患者に固定する。カフ付もある。生物由来、ウロキナーゼを含有する。 |
中心静脈用カテーテルイントロデューサキット | 中心静脈カテーテルの挿入に用いる器具を集めたパッケージをいう。通常、カテーテル及びイントロデューサを含む。 |
ヘパリン使用中心静脈用カテーテルイントロデューサキット | 中心静脈カテーテルの挿入に用いる器具を集めたヘパリン使用パッケージをいう。通常、カテーテル及びイントロデューサを含む。 |
ウロキナーゼ使用中心静脈用カテーテルイントロデューサキット | 中心静脈カテーテルの挿入に用いる器具を集めたウロキナーゼ使用パッケージをいう。通常、カテーテル及びイントロデューサを含む。 |
抗菌作用中心静脈用カテーテルイントロデューサキット | 中心静脈カテーテルの挿入に用いる器具を集めた抗菌作用を有するパッケージをいう。通常、カテーテル及びイントロデューサを含む。 |
末梢静脈挿入式中心静脈用カテーテル | 物質の注入、血液の吸引及び血圧の監視などを目的として、末梢静脈に導入し、先端が上半身から挿入の場合腋窩静脈から上大静脈に、下半身から挿入の場合下大静脈に位置するように挿入する柔軟なチューブをいう。長期的使用のため、チューブの近位端は患者に固定する。 |
ヘパリン使用末梢静脈挿入式中心静脈用カテーテル | 物質の注入、血液の吸引及び血圧の監視などを目的として、末梢静脈に導入し、先端が上半身から挿入の場合腋窩静脈から上大静脈に、下半身から挿入の場合下大静脈に位置するように挿入する柔軟なヘパリン使用チューブをいう。長期的使用のため、チューブの近位端は患者に固定する。 |
末梢静脈挿入式中心静脈用カテーテルイントロデューサキット | 末梢静脈挿入式中心静脈カテーテルの挿入に用いる器具を集めたパッケージをいう。通常、カテーテル及びイントロデューサを含む。 |
血管向け灌流用カテーテル | 脈管床のために血液を流すことを目的とする柔軟なチューブをいう。本器具は、全部又は一部循環停止中、又は手術やカテーテル法(動脈手術や頚動脈形成等)施行中に、主として器官(大脳や腹部器官等)を保護するために用いる。 |
ヘパリン使用血管向け灌流用カテーテル | 脈管床のために血液を流すことを目的とする柔軟なヘパリン使用チューブをいう。本器具は、全部又は一部循環停止中、又は手術やカテーテル法(動脈手術や頚動脈形成等)施行中に、主として器官(大脳や腹部器官等)を保護するために用いる。 |
ヘパリン使用動脈カニューレ | 動脈に挿入し、液の誘導路として利用する半剛性のヘパリン使用管をいう。通常、取り外し可能なトロッカーを用いて挿入を行う。本品は単回使用である。 |
冠動脈カニューレ | 冠動脈に挿入し、液の誘導路として利用する半剛性の管をいう。通常、取り外し可能なトロッカーを用いて挿入を行う。本品は単回使用である。 |
ヘパリン使用冠動脈カニューレ | 冠動脈に挿入し、液の誘導路として利用する半剛性のヘパリン使用管をいう。通常、取り外し可能なトロッカーを用いて挿入を行う。本品は単回使用である。 |
中心循環系動静脈カニューレ | 開胸部位以外の血管に挿入し、中心循環系を含む血管内において液の誘導路として利用する半剛性又は剛性の管をいう。本品は単回使用である。 |
ヘパリン使用中心循環系動静脈カニューレ | 開胸部位以外の血管に挿入し、中心循環系を含む血管内において液の誘導路として利用する半剛性又は剛性のヘパリン使用管をいう。本品は単回使用である。 |
ヘパリン使用大腿動静脈カニューレ | 大腿血管に挿入し、液の誘導路として利用する半剛性又は剛性のヘパリン使用管をいう。本品は単回使用である。 |
大静脈カニューレ | 大静脈に挿入し、液の誘導路として利用する半剛性又は剛性の管をいう。通常、トロッカーを用いて挿入を行う。本品は単回使用である。 |
ヘパリン使用大静脈カニューレ | 大静脈に挿入し、液の誘導路として利用する半剛性又は剛性のヘパリン使用管をいう。通常、トロッカーを用いて挿入を行う。本品は単回使用である。 |
ヘパリン使用静脈カニューレ | 静脈に挿入し、液の誘導路として利用する半剛性又は剛性のヘパリン使用管をいう。通常、トロッカーを用いて挿入を行う。本品は単回使用である。 |
冠動脈灌流用カテーテル | 冠動脈の灌流または液洗浄に用いる柔軟なチューブをいう。 |
ヘパリン使用冠動脈灌流用カテーテル | 冠動脈の灌流または液洗浄に用いる柔軟なヘパリン使用チューブをいう。 |
大動脈カニューレ | 大動脈に挿入し、液の誘導路として利用する半剛性の管をいう。通常、取り外し可能なトロッカを用いて挿入を行う。本品は単回使用である。 |
ヘパリン使用大動脈カニューレ | 大動脈に挿入し、液の誘導路として利用する半剛性のヘパリン使用管をいう。通常、取り外し可能なトロッカを用いて挿入を行う。本品は単回使用である。 |
心室カニューレ | 通常、尖頭部が硬いトロッカを用いて心室又は心房に挿入する半剛性又は剛性の金属製やプラスチック製の管状器具をいう。挿入後にトロッカーを引き抜くと、本器具は液の注排、又はカテーテルや外科器具の挿入のための誘導路として残される。本品は単回使用である。 |
ヘパリン使用心室カニューレ | 通常、尖頭部が硬いトロッカを用いて心室又は心房に挿入する半剛性又は剛性の金属製やプラスチック製のヘパリン使用管状器具をいう。挿入後にトロッカを引き抜くと、本器具は液の注排、又はカテーテルや外科器具の挿入のための誘導路として残される。本品は単回使用である。 |
冠状静脈洞カニューレ | 心肺バイパス中に逆方向の冠動脈灌流・心停止法を行うために冠状静脈洞に挿入する半剛性の管をいう。本器具は自己膨張低圧バルーンを装備することがあるが、通常、偶発的な冠動脈空気塞栓の場合に冠動脈血管を逆流させるために使用するものである。本品は単回使用である。 |
ヘパリン使用冠状静脈洞カニューレ | 心肺バイパス中に逆方向の冠動脈灌流・心停止法を行うために冠状静脈洞に挿入する半剛性のヘパリン使用管をいう。本器具は自己膨張低圧バルーンを装備することがあるが、通常、偶発的な冠動脈空気塞栓の場合に冠動脈血管を逆流させるために使用するものである。本品は単回使用である。 |
心臓用カテーテル型電極 | 心臓内に挿入する軟性チューブの一端に設置し、心拍出量を測定する場合の特定の指標を検出したり、又は心臓の左右短絡を判定する導体をいう。心臓の電気生理学検査、心臓内心電図記録を行うために用いる。また、一時的ぺーシング又は除細動に用いることがある。 |
ヘパリン使用心臓用カテーテル型電極 | 心臓内に挿入するヘパリン使用軟性チューブの一端に設置し、心拍出量を測定する場合の特定の指標を検出したり、又は心臓の左右短絡を判定する導体をいう。心臓の電気生理学検査、心臓内心電図記録を行うために用いる。また、一時的ぺーシングに用いることもある。 |
心室向け心臓用カテーテル | 左右の心室等、心臓の室房に挿入するために設計された先端が特殊形状になっている柔軟なチューブをいう。遠位端に端孔又は数個の側孔が付いていることもある。チューブを末梢血管に挿入し、所要の心室造影に応じて遠位端を左又は右の心室に配置する。 |
サーモダイリューション用カテーテル | 熱希釈法を利用して心拍出量を監視する探針を装着した柔軟なチューブをいう。 |
ヘパリン使用サーモダイリューション用カテーテル | 熱希釈法を利用して心拍出量を監視する探針を装着した柔軟なヘパリン使用チューブをいう。 |
ペーシング向け循環器用カテーテル | 遠位端に電極を装着した柔軟なチューブをいう。電極を心臓に挿入し、心拍数を調整する。 |
バルーン付ペーシング向け循環器用カテーテル | 遠位端に電極を装着した柔軟なバルーン付チューブをいう。電極を心臓に挿入し、心拍数を調整する。 |
ヘパリン使用バルーン付ペーシング向け循環器用カテーテル | 遠位端に電極を装着した柔軟なヘパリン使用バルーン付チューブをいう。電極を心臓に挿入し、心拍数を調整する。 |
医薬品投与血管造影用カテーテル | 対象身体部位の血管系の可視化のために、内臓又は末梢血管系に造影剤を注入するために設計された柔軟なチューブをいう。本品は医薬品を投与するためにも使用される。 |
ヘパリン使用医薬品投与血管造影用カテーテル | 対象身体部位の血管系の可視化のために、内臓又は末梢血管系に造影剤を注入するために設計された柔軟なヘパリン使用チューブをいう。本品は医薬品を投与するためにも使用される。 |
中心循環系血管造影用カテーテル | 対象身体部位の血管系の可視化のために、中心循環系血管に造影剤を注入するために設計された柔軟なチューブをいう。 |
中心循環系動脈用カテーテル | 通常、注入・吸引のために中心循環系動脈に通すよう設計された柔軟なチューブをいう。本器具は、動脈の血圧を連続的に計測するために、通常、オシロスコープと接続している。 |
ヘパリン使用中心循環系動脈用カテーテル | 通常、注入・吸引のために中心循環系動脈に通すよう設計された柔軟なヘパリン使用チューブをいう。本器具は、動脈の血圧を連続的に計測するために、通常、オシロスコープと接続している。 |
中心循環系動脈マイクロフロー用カテーテル | 中心循環系動脈の血流と圧力を正確に計測するために循環系に挿入する柔軟なチューブをいう。 |
中心循環系先端トランスデューサ付カテーテル | 遠位端にミクロミニチュア圧トランスデューサが内蔵されたカテーテルをいう。中心循環系血管内に挿入すると、圧の変化に伴ってその機械的又は電気的特性が変化する。この変化が圧モニタに送信され、表示される。 |
ヘパリン使用中心循環系先端トランスデューサ付カテーテル | 遠位端にミクロミニチュア圧トランスデューサが内蔵されたヘパリン使用カテーテルをいう。中心循環系血管内に挿入すると、圧の変化に伴ってその機械的又は電気的特性が変化する。この変化が圧モニタに送信され、表示される。 |
医薬品投与血管造影キット | 特定の器官系又は体部の動脈の、X線撮影可視化の準備又は医薬品投与に用いる機器及び器具を集めたキットをいう。 |
ヘパリン使用ガイディング用血管内カテーテル | 経皮的血管手術のため、バルーンカテーテルやガイドワイヤを挿入する導管として用いる柔軟なヘパリン使用チューブをいう。 |
中心循環系ガイディング用血管内カテーテル | 中心循環系における経皮的血管内手術のため、カテーテルやガイドワイヤを挿入する導管として用いる柔軟なチューブ゙をいう。 |
冠動脈カテーテル交換用カテーテル | 遠位端にバルーンがついた柔軟なチューブをいう。本器具はカテーテル交換手技時に、拡張するバルーンの膨らみをコントロールすることで、ガイディングカテーテル内でガイドワイヤを固定するために使用する。 |
肺動脈カテーテル交換用カテーテル | 遠位端にバルーンがついた柔軟なチューブをいう。本器具はカテーテル交換手技時に、拡張するバルーンの膨らみをコントロールすることで、ガイディングカテーテル内でガイドワイヤを固定するために使用する。本器具は肺動脈で使用する。 |
ヘパリン使用中心循環系ガイディング用血管内カテーテル | 中心循環系における経皮的血管内手術のため、バルーンカテーテルやガイドワイヤを挿入する導管として用いる柔軟なヘパリン使用チューブをいう。 |
中枢神経系先端トランスデューサ付カテーテル | 遠位端に圧トランスデューサが内蔵されたカテーテルをいう。中枢神経系内に挿入すると、圧の変化に伴ってその機械的又は電気的特性が変化する。この変化が圧モニタに送信され、表示される。 |
脊椎接触圧力モニタリング用キット | 観血的血圧測定や脳脊髄液圧測定時などに用いる器具を集めたパッケージをいい、主に、ドーム及びチューブを含む脊椎接触向けの機器をいう。 |
ヘパリン使用血管留置用センサ | 末梢血管内に挿入し、血圧、血液中のガス分圧、温度等を測定するヘパリン使用センサをいう。 |
中心循環系心拍出量測定用キット | 中心循環系血管の血流の変化を測定し、動脈圧波形の変化から心拍出量を測定するチューブを含んだキットをいう。 |
肺動脈用カテーテル | 肺動脈圧力計測もしくは肺動脈造影を行うため、上下大静脈から肺動脈に浮動する、拡張バルーンが遠位端に付いた柔軟なチューブをいう。 |
血管内光断層撮影用カテーテル | 光ファイバを用いて、光により血管内の断面を観察するカテーテル及びガイドワイヤをいう。例えば、光学干渉断層画像法を用いると、外側の保護層に物理的に侵襲することなく、内部の微細組織構造を視覚化することが可能である。光が組織の中をそのタイプにより様々な度合いで透過し反射する性質を利用したものである。 |
弁拡張向けカテーテル用ガイドワイヤ及びスタイレット | 弁拡張用カテーテルを目的の弁まで誘導するために使用するガイドワイヤ、スタイレットをいう。 |
冠状静脈洞内血液採取用カテーテル | コロナリー・サイナス(CS)内の採血に使用するチューブ及びカテーテルをいう。大腿部や上大静脈等からアプローチできるよう、先端に各形状が施されている。 |
心臓用カテーテルイントロデューサキット | 心臓カテーテルを心室、心房又は心血管に通すために用いる器具を集めたキットをいう。中心循環系に使用するものを含む。 |
ヘパリン使用カテーテルイントロデューサ | 静脈又は動脈向けに、カテーテルの経皮的配置を容易にするために用いるヘパリン使用シースをいう。 |
イントロデューサカテーテル | 9Fr以上の内腔の広いガイディングカテーテルを挿入する際に、ガイディングカテーテルの内腔を狭めてガイドワイヤとの滑りを良くし挿入しやすくする目的で使用するカテーテルをいう。 |
中心循環系塞栓除去用カテーテル | 中心循環系血管閉塞の原因となる血液又は他の有形成分の凝固を除去するために設計された柔軟なチューブをいう。本器具は天然血管の閉塞のみならず、動脈や血液透析のアクセスグラフトの閉塞の除去にも使用される。 |
非中心循環系血栓破砕用バイブレーションカテーテル | 非中心循環系血管内の血栓を動脈壁から経皮経内腔的に破砕するために、先端を振動させることにより血栓を吸収又は除去されるよう十分小さな断片に粉砕することができるようにする柔軟なチューブをいう。 |
中心循環系血栓破砕用バイブレーションカテーテル | 中心循環系血管内の血栓を動脈壁から経皮経内腔的に破砕するために、先端を振動させることにより血栓を吸収又は除去されるよう十分小さな断片に粉砕することができるようにする柔軟なチューブをいう。 |
脳血栓破砕用バイブレーションカテーテル | 脳動脈内の血栓を動脈壁から経皮経内腔的に破砕するために、先端を振動させることにより血栓を吸収又は除去されるよう十分小さな断片に粉砕することができるようにする柔軟なチューブをいう。 |
中心循環系塞栓捕捉用カテーテル | 血管形成術及びステント留置術の際に、塞栓物質(血栓及び破片)を封じ込め、除去するために使用する中心循環系血管用のカテーテルシステムをいう。塞栓の捕捉フィルタ又はオクリュージョンバルーンを先端に有する。本品は単回使用である。 |
中隔開口用カテーテル | 心房中隔欠損作成のために使用するバルーン付き又はブレード付きのカテーテルをいう。 |
経頸静脈肝内門脈アクセスセット | 経皮的に頸静脈から肝内門脈へアクセスするセットをいう。セットには、肝静脈、門脈、胆管の造影、肝生検、ステントによるシャントを行うためのシャント拡張用のバルーンカテーテルなどが含まれる。 |
ヘパリン使用静脈用カテーテルイントロデューサキット | カテーテルを静脈内に通すために用いる器具を集めたヘパリン使用キットをいう。 |
バルーン拡張式血管形成術用カテーテル | バルーンの膨らみをコントロールすることで冠血管及び頭蓋内の脳血管を除く狭窄性血管(動脈、静脈又はシャント)の拡張又はステント留置時の後拡張を行う柔軟なチューブをいう。本器具は、通常、二重内腔で、その遠位端にバルーンが付いている。圧力の記録と造影剤注入に用いる側孔があるものや、バルーンの部分にブレード、ワイヤー等が付いているものもある。 |
冠血管向けバルーン拡張式血管形成術用カテーテル | 拡張するバルーンの膨らみをコントロールすることで狭窄性動脈冠血管を拡張する柔軟なチューブをいう。本器具は、通常、二重内腔で、その遠位端にバルーンが付いている。圧力の記録と造影剤注入に用いる側孔があるものもある。バルーンの部分にブレード、ワイヤ等が付いているものもある。 |
バルーン拡張式脳血管形成術用カテーテル | 拡張するバルーンの膨らみをコントロールすることで狭窄性脳動脈を拡張する柔軟なチューブをいう。本器具は、通常、二重内腔で、その遠位端にバルーンが付いている。圧力の記録と造影剤注入に用いる側孔があるものもある。 |
レーザ式血管形成術用カテーテル | 狭窄又は閉塞した血管内のアテロームをレーザで直接蒸散する目的で使用する光ファイバを装備した柔軟なチューブをいう。 |
バルーン拡張式弁形成術用カテーテル | 心臓弁の形成外科術又は回復手術に用いるバルーン付の柔軟なチューブをいう。 |
汎用血管カテーテル用カフ | 皮下組織の内生を中心に作用し、感染防止を支援するために血管用カテーテルの挿入部位に適用する器具をいう。 |
アテローム切除型血管形成術用カテーテル | 動脈壁からアテローム硬化斑を経皮経内腔的に除去(切除、穿孔、粉砕、切削)できるようにする柔軟なチューブ及びカテーテルをいう。除去により血管壁は滑らかになり、狭窄はほとんど残らない。 |
バルーン拡張式冠動脈灌流型血管形成術用カテーテル | 拡張するバルーンの膨らみをコントロールすることで狭窄性動脈を拡張する柔軟なチューブをいう。本器具にはバルーンの近位と遠位に孔があり、心筋の血行障害を防止するために、バルーン拡張中に遠位冠動脈に血液が流れるようにする。 |
血管用カテーテルガイドワイヤ | カテーテルの位置調整及び移動の補助に用いる器具をいう。一般的にコーティング又は非コーティングのステンレス鋼製であるが、コーティングにより血管内での移動が容易になる。 |
ヘパリン使用血管用カテーテルガイドワイヤ | カテーテル、リード線などの位置調整及び移動の補助に用いる器具をいう。ヘパリンコーティングのステンレス鋼製、プラスチック製などよりなるが、コーティングにより血管内での移動が容易になり、血栓生成の防止をする。 |
心臓・中心循環系カテーテルガイドワイヤ | カテーテルの位置調整及び移動の補助に用いる器具をいう。一般的にコーティング又は非コーティングのステンレス鋼製であるが、コーティングにより心臓・中心循環系での移動が容易になる。 |
ヘパリン使用心臓・中心循環系カテーテルガイドワイヤ | カテーテル、リード線などの位置調整及び移動の補助に用いる器具をいう。ヘパリンコーティングのステンレス鋼製、プラスチック製などよりなるが、コーティングにより心臓・中心循環系での移動が容易になり、血栓生成の防止をする。 |
中枢神経系カテーテルガイドワイヤ | カテーテル、リード線などの位置調整及び移動の補助に用いる器具をいう。一般的にコーティング又は非コーティングのステンレス鋼製、プラスチック製などよりなるが、コーティングにより中枢神経系での移動が容易になる。 |
血管内塞栓促進用補綴材 | 治療目的で、動脈又は静脈内の血栓の形成を促進したり、血流を遮断するために用いる人工器具をいう。 |
中心循環系血管内塞栓促進用補綴材 | 治療目的で、中心循環系動脈又は静脈内の血栓の形成を促進したり、血流を遮断するために用いる人工器具をいう。 |
心臓用カテーテル先端型流量式トランスデューサ | 遠位端に血流量を検出、測定するミクロミニチュアトランスデューサが内蔵された心臓用カテーテルをいう。血管内に挿入すると、血流量の変化に伴ってその機械的又は電気的特性が変化する。この変化が親機に送信され、表示される。 |
ヘパリン使用心臓用カテーテル先端型流量式トランスデューサ | 遠位端に血流量を検出、測定するミクロミニチュアトランスデューサが内蔵されたヘパリン使用心臓用カテーテルをいう。血管内に挿入すると、血流量の変化に伴ってその機械的又は電気的特性が変化する。この変化が親機に送信され、表示される。 |
アテローム切除アブレーション式血管形成術用カテーテル | 細網内皮系を通してアテロームが吸収又は除去されるよう十分小さな断片に粉砕することで、硬く石灰化したアテローム硬化斑を動脈壁から経皮経内腔的に除去できるようにする柔軟なチューブをいう。 |
心血管用カテーテルガイドワイヤ | 冠動脈カテーテルの位置調整及び移動の補助に用いる器具をいう。コーティング又は非コーティングのものがある。コーティングにより血管内での移動が容易になる。主に金属製で、プラスチックを一部に使用したものもある。 |
中心循環系血管処置用チューブ及びカテーテル | 中心循環系の血栓除去、血管拡張等に使用するチューブ及びカテーテルをいう。イントロデューサやガイドワイヤを用いて血管及びリンパ管内処理にも使用する。 |
非中心循環系血管内超音波カテーテル | 超音波を用いて非中心循環系血管内を診断するカテーテルをいう。カテーテル先端近位部に超音波を受発信するトランスデューサを備える。 |
中心循環系血管内超音波カテーテル | 超音波を用いて中心循環系血管内を診断するカテーテルをいう。カテーテル先端近位部に超音波を受発信するトランスデューサを備える。 |
心臓血管縫合補助具 | ACバイパスなどの手術中に血管内に一時的に留置し、縫合中に血液の流れを確保する器具をいう。一般に、血管挿入部の形状としてシャント状又はシート状のものがある。様々な材料のインサーターを利用するものもある。 |
ヘパリン使用心臓血管縫合補助具 | ACバイパスなどの手術中に血管内に一時的に留置し、縫合中に血液の流れを確保する器具をいう。一般に、血管挿入部の形状としてシャント状又はシート状のものがある。様々な材料のインサーターを利用するものもある。ヘパリンコーティングしたものである。 |
冠動脈オクルーダ | 心拍動下でのCABGにおいて、一時的に冠動脈をスネアで結紮・固定するために用いる器具をいう。本品は単回使用である。 |
リトラクトバルーン | 心拍動下でのCABGにおいて、心臓の背面下に挿入してバルーンを膨らませることにより、心臓の向きを変え、冠動脈の視野展開を行う器具をいう。本品は単回使用である。 |
冠動脈貫通用カテーテル | 冠動脈完全閉塞等の狭窄部にガイドワイヤの通過が困難な患者に対して経皮的冠動脈形成術を実施する場合、ガイドワイヤの通過部を確保するために使用するカテーテルをいう。 |
血管狭窄部貫通用カテーテル | 冠動脈及び頭蓋内の脳血管を除く動脈、静脈又はシャントの狭窄部にガイドワイヤの通過が困難な患者に対して経皮的血管形成術を実施する場合、ガイドワイヤの通過部を確保するために使用するカテーテルをいう。 |
振動式末梢血管貫通用カテーテルシステム | カテーテル先端に振動等を発生あるいは伝播し、末梢血管における完全閉塞部位の貫通に用いるシステムをいう。 |
マイクロカテーテル | 1~2mmの血管を選択し、超選択的血管造影や塞栓療法などの処置に用いる細径カテーテルをいう。先端部に透視下で位置確認ができるよう視認性向上の機能を備える。 |
眼科用マイクロカテーテル | 眼科治療領域の治療に用いる細径カテーテルをいう。先端部に透視下で位置確認ができるよう視認性向上の機能を備えるものもある。 |
中心循環系マイクロカテーテル | 中心循環系内の血管を選択し、超選択的血管造影などの処置に用いる細径カテーテルをいう。先端部に透視下で位置確認ができるよう視認性向上の機能を備える。 |
マイクロダイアリシスカテーテル | 細径のカテーテル先端部付近に透析膜を具備し、カテーテルの管腔に供給された透析液を介して挿入部分の組織から体液成分を回収する。 |
光ファイバオキシメトリー用カテーテル | 血液の酸素飽和度を評価するため、血液に所定の波長の光を伝導し、チューブ先端で反射・散乱光を検出する光ファイバの束を内蔵する軟性チューブをいう。本品はオキシメータとともに用いる。 |
ヘパリン使用光ファイバオキシメトリー用カテーテル | 血液の酸素飽和度を評価するため、血液に所定の波長の光を伝導し、チューブ先端で反射・散乱光を検出する光ファイバの束を内蔵するヘパリン使用軟性チューブをいう。本品はオキシメータとともに用いる。 |
ヘパリン使用サーミスター付光ファイバオキシメトリー用カテーテル | 温度モニタリング用サーミスタと光ファイバの束(血液の酸素飽和度を評価するため、血液に所定の波長の光を伝導し、チューブ先端で反射・散乱光を検出する)を内蔵するヘパリン使用軟性チューブをいう。本品はオキシメータとともに用いる。 |
中心循環系閉塞術用血管内カテーテル | 中心循環系血管のブロックに用いる、拡張するバルーンが先端に付いた(取り外し式もある)柔軟なチューブをいう。 |
バルーン拡張式加熱型血管形成術用カテーテル | 冠動脈中の血管形成部位に熱エネルギーを供給するために設計された、膨張性バルーン付の柔軟な専用チューブをいう。 |
バルーンポンピング用カテーテル | 補助循環装置バルーンポンプ用のカテーテル、心臓の補助循環の時に動脈に留置して使用するバルーン付きカテーテルをいう。心臓の拍動に同期して先端のバルーンを拡張収縮させて心臓の補助を行う。急性心筋梗塞後の心原性ショック等の重症心不全や、ハイリスクな心臓カテーテル手術及び開胸手術前/中/後に使用される。前者は救急的に、後者は計画的に使用されることが多い。本品は単回使用である。 |
末梢血管用血管内カテーテル | 経皮的アクセス可能な末梢血管(末梢血管系)に挿入することを目的とする柔軟なチューブをいう。その遠位端を挿入部位近くに保持するために長さは短い。本器具は、通常、2から8cm(1から3インチ)のプラスチック製チューブを1本含み、その内腔内部に金属製スタイレットを装着する(起針カテーテル)。本器具は、短期留置(通常1週間以内)のため、非刺激性の液、電解質、ビタミン及び薬剤の投与のため、及び静脈アクセスが良好な患者の末梢血管系へのある種の麻酔薬注入のため、最も一般的に使用される注入器具である。 |
リンパ管造影キット | X線撮影の可視化を目的に造影剤をリンパ管に注入するために用いる器具や材料を集めたパッケージをいう。本キットは、1つ以上の品目を、器具の使用目的を達成するために用いる単一ユニットとして提供する。 |
脊髄造影キット | X線撮影での脊髄の可視化を目的とする、くも膜下腔(通常、腰椎)への造影剤の注入に必要な器具及び材料を組み合わせたキット、トレー又はセットをいう。 |
アブレーション向け循環器用カテーテル | 心臓領域を外科的に除去するか部分的に変えるために設計された電動式の柔軟なチューブをいう。 |
オキシメトリー用バルーン付カテーテル | 右心又は肺動脈の酸素飽和度を光ファイバーで監視する、遠位端に膨張性バルーンが付いた柔軟なチューブをいう。 |
ヘパリン使用オキシメトリー用バルーン付カテーテル | 右心又は肺動脈の酸素飽和度を光ファイバーで監視する、遠位端に膨張性バルーンが付いた柔軟なヘパリン使用チューブをいう。 |
高周波式加温型血管形成術用カテーテル | 血管中のアテローム硬化斑を蒸発または溶融させる目的で、チューブの遠位端を取り巻く金属製キャップ又はチューブの回りの金属製ベルトを加熱するために高周波エネルギーを用いる柔軟なチューブをいう。高周波エネルギーは、調整装置に連動する電気メスユニット等から伝えられる。 |
冠動脈向け注入用カテーテル | 冠脈管構造に医薬品(ヘパリン等)を局所注入するために設計された柔軟なチューブをいう。通常、二重内腔チューブからなり、一方の内腔から薬剤液を動脈に注入し血管壁を浸す間、他方の内腔はガイドワイヤの通路の役をする。更に、本器具は心臓血管系の血栓の溶解にも使用する。 |
酸素飽和度モニタ付サーモダイリューション用カテーテル | 肺動脈圧力及び混合静脈血酸素飽和濃度を計測する場合に肺動脈に浮動する拡張バルーンが遠位端に付いた柔軟なチューブをいう。 |
ヘパリン使用酸素飽和度モニタ付サーモダイリューション用カテーテル | 肺動脈圧力及び混合静脈血酸素飽和濃度を計測する場合に肺動脈に浮動する拡張バルーンが遠位端に付いた柔軟なヘパリン使用チューブをいう。 |
脳内灌流用カテーテル | 酸素を含む冷えた血液で逆行性に脳の灌流のために設計された可撓性のカテーテルをいう。そのカテーテルはいくつかの側孔のある2-ルーメン型で、先端にバルーンが付属している。カテーテルを側孔が静脈に位置するように経皮的に内頸静脈に挿入する。頸の鎖骨下部で応答能のある静脈弁の場合でも脳の灌流のために使われるカテーテルの先端部に位置するバルーンを拡張してドレナージ静脈(上大静脈と奇静脈)を塞ぐ。このカテーテルは胸部大動脈手術において超低体温循環停止法の間、脳保護のために使われる。 |
ウロキナーゼ使用心膜排液用カテーテル | 心臓周辺部位から液を排出するために用いる柔軟なチューブをいう。生物由来材料、ウロキナーゼを含有する。 |
医薬品投与マルチルーメンカテーテル | 体内への液の注入又は排液に使用する2腔管(又は多腔管)の柔軟性のあるチューブをいう。医薬品投与にも使用する。中心循環系及び中枢神経系用を除く。 |
中枢神経用マルチルーメンカテーテル | 体内への液の注入又は排液に使用する2腔管(又は多腔管)の柔軟性のある中枢神経系用チューブをいう。 |
中心循環系マルチルーメンカテーテル | 体内への液の注入又は排液に使用する2腔管(又は多腔管)の柔軟性のある中心循環系用チューブをいう。 |
ヘパリン使用汎用吸引用カテーテル | 身体の自然開口部、外科的切開口、又は創傷を介して、液の除去及び排気に用いる柔軟なヘパリン使用チューブをいう。真空吸引ユニットに接続する場合、通常、収集缶又は瓶に取り付けるよう設計されている。 |
ウロキナーゼ使用汎用吸引用カテーテル | 身体の自然開口部、外科的切開口、又は創傷を介して、液の除去及び排気に用いる柔軟なウロキナーゼ使用チューブをいう。真空吸引ユニットに接続する場合、通常、収集缶又は瓶に取り付けるよう設計されている。 |
脳脊髄用カテーテル | 中枢神経系からの脳脊髄液の除去又は移動のために用いる柔軟なチューブをいう。 |
植込み型脳脊髄液リザーバ | 薬液等の注入や脳脊髄液を採取するために、脳脊髄液を貯留する器具をいう。カテーテルを接続して脳室、髄腔にアクセスする。 |
脳脊髄液用カテーテル | 脳脊髄液を排出するために使用する柔軟なチューブをいう。 |
水頭症治療用シャント | 水頭症における過剰な脳脊髄液を体内の他の吸収部位(心房又は腹腔)に誘導するために用いる器具をいう。 |
胎児胸水排出用シャント | 胎児胸水を、母体の羊水腔持続的に排出するために用いるシャントチューブ及びデリバリーシステムをいう。 |
脳室向け脳神経外科用カテーテル | 脳脊髄液が充満した脳腔(脳室)にアクセスするために頭蓋及び脳を通って外科的に挿入する柔軟なチューブをいう。 |
植込み型脳室用カテーテル | 通常、植込み型薬液注入ポンプに接続して脳室内に薬液を投与するために永久的に配置するよう設計した半剛性又は剛性の管をいう。本品は単回使用である。 |
頭蓋内圧測定用トランスデューサ付カテーテル | 遠位端に小型の圧トランスデューサが内蔵された柔軟なチューブ又はカテーテルをいう。頭蓋内の圧力を正確に計測するために挿入される。脳脊髄液をドレナージできるものもある。頭蓋内に挿入すると、圧の変化に伴ってその物理的又は電気的特性が変化する。この変化が圧モニタに送信され、表示される。 |
脳脊髄用ドレーンチューブ | 頭蓋内の液量や圧力を調整する目的で、中枢神経から心血管系又は腹膜腔へ脳脊髄液を排出するために用いる管状の器具をいう。 |
脳用カテーテル | 脳に挿入して、液を排出することにより頭蓋内圧を低下させる半剛性の管をいう。本品は単回使用である。 |
開頭術用ドレナージキット | 手術後に脳から液を除去するために用いる滅菌済チューブ等の器具を集めたパッケージをいう。 |
脳室用ドレナージキット | 脳脊髄液の滅菌ドレーン及び計測を可能にするために、頭蓋内脳室用カテーテルに取り付け可能な外部設置チューブを含む器具を集めたキットをいう。 |
水頭症シャント用脳脊髄液過剰流出防止補助弁 | 水頭症治療用のシャントと共に用いる器具で、姿勢変化等による脳脊髄液の過剰流出を防止する補助弁をいう。 |
水頭症シャント用コネクタ | 水頭症シャントを使用する時に、接続を安定させるために用いる埋め込み式の器具をいう。 |
水頭症シャント用ホルダ | 水頭症シャントを安定化(固定)させるために用いる埋め込み式の用具をいう。 |
ヘパリン使用胸部排液用チューブ | 胸部又は心臓手術後の分泌物の除去や胸腔の灌注のために使用する、直線状又は角度を有する単腔や二腔管のヘパリン使用チューブをいう。 |
ウロキナーゼ使用胸部排液用チューブ | 胸部又は心臓手術後の分泌物の除去や胸腔の灌注のために使用する、直線状又は角度を有する単腔や二腔管のウロキナーゼ使用チューブをいう。 |
ヘパリン使用排液用チューブ | 腔、創傷又は感染部位から浸出液又は膿状物質の除去に用いるプラスチック製又は金属製のヘパリン使用チューブをいう。 |
ウロキナーゼ使用排液用チューブ | 腔、創傷又は感染部位から浸出液又は膿状物質の除去に用いるプラスチック製又は金属製のウロキナーゼ使用チューブをいう。 |
ヘパリン使用創部用ドレナージキット | 創傷から液や膿を排出するために用いるプラスチック製バッグ又は瓶、及びトロカールを含む器具を集めたヘパリン使用パッケージをいう。 |
腹腔静脈シャント | 外科的に皮下に植え込むプラスチック製のチューブをいう。腹膜腔から上大静脈に腹水を持続的に排出するために用いる。 |
腹腔静脈シャント用腹腔側交換カテーテル | 植え込み腹水シャントの腹腔側カテーテルが閉塞した場合に交換する有孔のシリコーンゴムからなるチューブをいう。 |
腹腔静脈シャント用静脈側交換カテーテル | 植え込み腹水シャントの静脈側カテーテルが閉塞した場合に交換するシリコーンゴムからなるチューブをいう。 |
腹腔静脈シャントバルブキット | 経皮的に腹腔内の過剰な腹水を大静脈に戻すことができるバルブ付きのプラスチック製又はシリコーンゴム製チューブ、ピールアウェイシースイントロデューサセット及び皮下導通用トンネラーから成るキットをいう。 |
胸水シャント用腹腔側交換カテーテル | 植え込み胸水シャントの腹腔側カテーテルが閉塞した場合に交換する有孔のシリコーンゴムからなるチューブをいう。 |
胸水シャント用胸腔側交換カテーテル | 植え込み胸水シャントの胸腔側カテーテルが閉塞した場合に交換する有孔のシリコーンゴムからなるチューブをいう。 |
胸水シャントバルブ | 過剰な胸水を胸腔内から腹腔内に持続的に排出するバルブつきのプラスチック製又はシリコーンゴムからなるチューブで外科的又は経皮的に皮下植込みするものをいう。 |
水頭症用バルブ補綴材 | 脳室内の脳脊髄液による圧力を調整するために用いる器具をいう。 |
動静脈シャント | 動脈と静脈の間に挿入し、毛細血管系をバイパスするU字型のプラスチックチューブをいう。本品は血液透析の動静脈アクセスに用いることが多い。 |
動静脈シャントカテーテル | 剛性又は半剛性の各種の管から構成されるブラッドアクセス器具をいう。隣接する動脈と静脈に外科的に植込んで外部で接続し、継続的に血液を流すためのシャントを形成する。本器具は血液透析を行うために用いる。シャントの動脈側と静脈側を接続する部品は、患者を透析血液チューブセットに接続する時に取り外し、血液透析後に取り替えてシャントを再形成する。本品は単回使用である。 |
血液透析用コアキシャルフロー型カテーテルイントロデューサキット | 血液透析又は他の長期的使用の場合、ブラッドアクセスの提供のために用いるチューブ及び針(コアキシャルフロー)のキットをいう。 |
ウロキナーゼ使用血液透析用コアキシャルフロー型カテーテルイントロデューサキット | 血液透析又は他の長期的使用の場合、ブラッドアクセスの提供のために用いるウロキナーゼ使用のチューブ及び針(コアキシャルフロー)のキットをいう。 |
植込み型血液透析用カテーテル | 血液透析の体外循環用に設計された短期間又は長期間埋め込み可能な柔軟なチューブをいう。血液の抜き取り及び注入に使用する。血液は透析装置の体外血液循環回路を循環し、ループ閉鎖後に体内に戻る。通常、末梢血管系が適当でない場合、又は原疾患として心血管疾患を有する場合など動静脈瘻が適用されない場合に通常の透析治療のために植え込むものである。 |
閉鎖式血液透析用カテーテル | 血液透析の体外循環用に設計された導管カテーテルをいう。 |
ヘパリン使用緊急時ブラッドアクセス留置用カテーテル | 血液浄化療法で体外循環のために血液の出入口(ブラッドアクセス)を緊急に確保する必要がある場合、内頸静脈や大腿静脈などの静脈に留置するヘパリン使用カテーテルをいう。 |
ウロキナーゼ使用緊急時ブラッドアクセス留置用カテーテル | 血液浄化療法で体外循環のために血液の出入口(ブラッドアクセス)を緊急に確保する必要がある場合、内頸静脈や大腿静脈などの静脈に留置するウロキナーゼ使用カテーテルをいう。 |
緊急時ブラッドアクセス留置用カテーテル | 血液浄化療法で体外循環のために血液の出入口(ブラッドアクセス)を緊急に確保する必要がある場合、内頸静脈や大腿静脈などの静脈に留置するカテーテルをいう。また、送脱血経路外による輸液や薬剤の投与及び静脈圧測定を行うこともある。 |
抗菌作用緊急時ブラッドアクセス留置用カテーテル | 血液浄化療法で体外循環のために血液の出入口(ブラッドアクセス)を緊急に確保する必要がある場合、内頸静脈や大腿静脈などの静脈に留置する抗菌作用を有したカテーテルをいう。カフ付きもある。カフの部分にのみ抗菌作用のある材質を有するものもある。 |
長期的使用カテーテルバルーン補修キット | 長期的使用を目的として、カテーテルバルーンの補修又は交換のために使用する接着剤及びバルーン等を収納したキットをいう。 |
ウロキナーゼ使用オブチュレータ | 長期的な留置などでカテーテルイントロデューサ又はカテーテルの屈曲や内腔閉塞を防止するために、その内側に挿入する器具をいう。生物由来材料、ウロキナーゼを含有する。 |
下大静脈フィルタ | 肺塞栓症(肺動脈塞栓等)を防止するため、下大静脈内に留置して血栓などの塞栓子を捕獲するために使用するフィルタをいう。 |
腹膜用カテーテル | 腹壁を裏打ちし、その中(腹膜)に含まれる内臓の大部分を覆う二重層の嚢に囲まれた腔に挿入することを目的とする柔軟なチューブをいう。 |
硬膜外カテーテル | 通常、疼痛管理用薬物を注入するために硬膜外腔に配置するよう設計された半剛性又は剛性の管をいう。本品は単回使用である。 |
伝達麻酔用カテーテル | 創部又は末梢神経近傍へ局所麻酔薬を持続的又は反復的に注入するために用いる軟性チューブをいう。硬膜外腔への注入に用いる軟性チューブを含む場合もある。外科処置に用いる。四肢、骨盤、腹部、腰椎の慢性疼痛の診断又は一時的緩和に用いることもある。 |
ヘパリン使用単回使用汎用吸引チップ | 外科的処置又は治療中に、吸引を調整・管理するために吸引装置に取り付けるヘパリン使用器具をいう。本器具は汎用の吸引チップで、単回使用である。 |
長期的使用胸腔カテーテル | 長期的使用を目的として、胸腔ドレーンの配置を容易にするために胸部(胸膜腔内)に挿入する半剛性又は剛性の管をいう。 |
髄腔内カテーテル | 通常、植込み型薬液注入ポンプに接続して髄腔内に薬液を投与するために永久的に配置するよう設計した半剛性又は剛性の管をいう。本品は単回使用である。 |
ヘパリン使用涙液・涙道シリコーンチューブ | 涙点閉塞、涙小管閉塞、鼻涙管閉塞等に起因する流涙症を治療するために、涙小管に挿入・留置し又は涙道を拡張するヘパリン使用シリコーンチューブをいう。 |
脊髄空洞症用シャントチューブ | 脊髄内腔(中心管)に貯留した脳脊髄液をクモ膜下腔に誘導するために用いるシャントチューブをいう。 |
フィルタ付血液成分分離バッグ | 血液及び血液成分を採取、分離、保存、処理、輸送、投与するために用いるプラスチック製バッグであって、白血球除去用血液フィルタを接続されたものをいう。血液保存液を含有しない。 |
白血球除去用血液フィルタ | 患者に注入する血液中から白血球を取り除くために輸血ライン等に挿入するフィルタをいう。 |
カリウム吸着除去用血液フィルタ | 患者に注入する血液中から過剰カリウムを吸着除去するために用いるフィルタをいう。 |
麻酔用輸液セット | 患者又は受液者の輸液部位に麻酔用薬液を注入するために用いる輸液セットをいう。能動型機器を用いることなく重力により輸液を供給するものと、輸液ポンプや装置を用いて輸液を供給するものとがある。輸液用フィルター、三方活栓、混注用接続部などを含んだものがある。 |
圧注入調節装置 | 本装置に挿入した輸液バッグに圧力を加えることによって、輸液、液体又は血液の供給を調節する装置をいう。圧力は、機械、空気圧(加圧空気)又は手動(ハンドポンプ)で発生させる。 |
経腸栄養用輸液ポンプ | 適切な食物の摂取が不可能又は食欲のない患者の胃に栄養を直接供給するために用いる特製のポンプをいう。 |
汎用輸液ポンプ | 医薬品及び溶液の正確かつ一定な静脈内投与を容易にする装置をいう。手動クランプ自然流下輸液セット又は医薬品注入コントローラよりも高い圧力を供給するために用いる。通常、1~999ml/時間の流速範囲を備えており、標準的な輸液バッグ又は液体ボトルから投与を行う。 |
注射筒輸液ポンプ | 溶液を非常に正確な容量かつ一定速度で投与する必要がある場合に用いる装置をいう。低流量設定と流量変換のため、特に新生児、乳児、重体患者の治療で、少量の高濃度の医薬品を長時間にわたって投与する場合に適している。硬膜外麻酔の投与にも用いる。 |
オキシトシン注射筒輸液ポンプ | オキシトシンの投与を目的とした専用の注射筒輸液ポンプをいう。この用途のために特別にユニット単位でキャリブレートされている。 |
マルチチャンネル輸液ポンプ | 2種類以上の医薬品又は溶液を連続的又は間欠的に静脈内に送入する装置で、各チャンネルからの送入を個別に調節できるものをいう。シリンジとバッグ又はボトルを用いることができる。 |
加温ハイフロー輸液ポンプ | 大量出血を伴う外科処置時又は熱傷及び外傷時に、血液及び他の液体を加温し、急速注入するために用いる装置をいう。最高流速が1リットル/分を超えるものもある。 |
非プログラム式植込み型輸液ポンプ | 麻薬・難治性疼痛治療薬のボーラス投与用に植込まれる非プログラム式の装置をいう。 |
プログラム式植込み型輸液ポンプ | 麻薬、短時間作用型麻酔薬、インスリン、抗腫瘍薬等の投与用に植込まれる装置をいう。投与量は薬物濃度又は体外プログラミング装置からの高周波(RF)信号によって制御される。ポンプのカテーテルは、脊柱管の硬膜上腔、髄腔内又は血管内に挿入する。 |
患者管理無痛法用輸液ポンプ | 患者が作動させたときに、予め設定した量の静脈内又は硬膜外麻酔鎮痛薬を供給する装置をいう。デマンド(ボーラス)モード又は連続モードで作動させることができる。 |
ポータブルインスリン用輸液ポンプ | インスリン依存型(I型)糖尿病患者において、インスリンの持続皮下注入を行う装置をいう。インスリン非依存型(II型)糖尿病及び妊娠糖尿病の治療のために間欠的な投与に用いることもできる。 |
注射筒輸液ポンプコントロールユニット | 静脈内麻酔薬の投与を支援するため、専用の注射筒ポンプとともに用いる装置をいう。患者(目標)体重、身長、年齢、投与する医薬品の種類に応じて予め設定された注入を制御及び監視することができる。通常、この方法はターゲット・コントロールド・インフュージョン(TCI)法という。 |
ハイフロー輸血ポンプ | 大量出血を伴う外科処置時又は熱傷及び外傷時に、血液及び他の液体を急速注入するために用いる装置をいう。最高流速が1リットル/分を超えるものもある。 |
能動式圧注入調節装置 | 本装置に挿入した輸液バッグに圧力を加えることによって、輸液、液体又は血液の供給を調節する装置をいう。圧力は機械、空気圧(加圧空気)で発生させる。 |
医薬品注入コントローラ | 液体の注入(投与)のための唯一の圧力源として、重力及び液体容器の高さを利用する医薬品注入器をいう。注入速度の指標とするため電子滴数計数器を内蔵するものもある。 |
カテーテル医薬品注入ポート | カテーテル又は静注チューブのルア端に配置され、注入部位として使用される器具をいう。本器具はヘパリン洗浄液をカテーテル内に維持することでヘパリン固定にも使用する。 |
皮下用ポート及びカテーテル | 短期間又は長期間植込み可能な器具で、セルフシールセプタムをもつ金属製又はプラスチック製のポートからなり、カテーテルに接続して薬剤又は他の液体を様々な解剖学的領域又は血管に送達するために用いる。本品は皮下に植え込み、医療用(薬剤・液体)供給ポンプ又はボーラス投与により薬剤及び液体を送達することができる。カテーテルを含む。 |
ヘパリン使用皮下用ポート及びカテーテル | 短期間又は長期間植込み可能なヘパリン使用器具で、セルフシールセプタムをもつ金属製又はプラスチック製のポートからなり、カテーテルに接続して薬剤又は他の液体を様々な解剖学的領域又は血管に送達するために用いる。本品は皮下に植え込み、医療用(薬剤・液体)供給ポンプ又はボーラス投与により薬剤及び液体を送達することができる。ヘパリン使用カテーテルを含む。 |
短期的使用注入用植込みポート | 短期的使用を目的として、脈管系又は他の解剖学的領域に液体又は薬剤を送達するために、患者に植え込む金属製又は非金属製の器具をいう。ハウジング、セルフシールセプタム及びカテーテル接続部から成る。様々な解剖学的位置に植え込むことができる。 |
長期的使用注入用植込みポート | 長期的使用を目的として、脈管系又は他の解剖学的領域に液体又は薬剤を送達するために、患者に植え込む金属製又は非金属製の器具をいう。ハウジング、セルフシールセプタム及びカテーテル接続部から成る。様々な解剖学的位置に植え込むことができる。 |
ヘパリン使用長期的使用注入用植込みポート | 長期的使用を目的として、脈管系又は他の解剖学的領域に液体又は薬剤を送達するために、患者に植え込む金属製又は非金属製のヘパリン使用器具をいう。ハウジング、セルフシールセプタム、カテーテル接続部及びヘパリン使用カテーテルから成る。様々な解剖学的位置に植え込むことができる。 |
体内植込み用カテーテル | 短期又は長期的使用を目的として、脈管系又は他の解剖学的領域に液体又は薬剤を送達するために、金属製又は非金属製のポートに接続し、患者に植え込むカテーテルをいう。 |
ヘパリン使用体内植込み用カテーテル | 短期又は長期的使用を目的として、脈管系又は他の解剖学的領域に液体又は薬剤を送達するために、金属製又は非金属製のポートに接続し、患者に植え込むヘパリン使用カテーテルをいう。 |
ウロキナーゼ使用体内植込み用カテーテル | 短期又は長期的使用を目的として、脈管系又は他の解剖学的領域に液体又は薬剤を送達するために、金属製又は非金属製のポートに接続し、患者に植え込むウロキナーゼ使用カテーテルをいう。 |
薬液注入用ノズル | 術部に薬液を噴霧、注入及び塗布するために用いる針管、針基から基本構成されている器具をいう。 |
インスリンペン型注入器 | 人体へのインスリン皮下注射に用いる手動式の器具をいう。本品は再使用可能な(多くの場合ペン型の)器具で、交換可能な専用の針先を取り付ける必要がある。用途に応じてさまざまな構造のものがある。注入するインスリンは挿入されたカートリッジなどに充填されており、用途に応じて、医療従事者又は患者が注入する。本品は皮下注射筒ではない。 |
ポータブル持続麻酔用ユニット | 硬膜外麻酔後の持続麻酔用にフィルタ、カテーテル、コネクタを組み立てケースに収納したユニットをいう。針は含まない。 |
加圧式医薬品注入器 | バルーン・大気圧・バネ等の非電気的な動力源を用い、定量かつ持続的に薬液を投与する携帯用ポンプをいう。薬液の注入速度を選択できるもの、患者管理無痛法用注入器(PCA(PatientControlAnalgesia)装置)を備えたもの、及びPCA装置を接続して使用するものもある. |
脊髄くも膜下・硬膜外麻酔キット | 硬膜外腔及び脊髄くも膜下腔に麻酔薬を注射するために必要な器具一式が含まれているキットをいう。 |
脊髄麻酔キット | 脊髄周囲のくも膜下腔に局所麻酔薬を注入するために必要な器具一式が含まれているキットをいう。 |
輸液ポンプマネジメントユニット | 1人の患者への投与のために同時に用いる多数の各種輸液ポンプを、ベッドサイドで操作、管理、監視、電気供給するために使用するユニットをいう。集中治療室等で使用し、各種輸液ポンプ、輸液セット・ライン、注入する医薬品等の高度管理に役立つ。 |
可搬型輸液ポンプマネジメントユニット | 1人の患者への投与のために同時に用いる多数の各種輸液ポンプを、ベッドサイドで操作、管理、監視、電気供給するために使用する移動型ユニットをいう。集中治療室等で使用し、各種輸液ポンプ、輸液セット・ライン、注入する医薬品等の高度管理に役立つ。 |
止血剤注入キット | 止血剤の注入に用いる注入管、スプレイ機構、注射筒等から成るキットをいう。 |
硬膜外麻酔用カテーテル | 硬膜外腔へ局所麻酔薬及び疼痛管理用薬物を注入するために用いる軟性チューブをいう。 |
ヘパリン使用成分採血セット | 遠心型血液成分分離装置に使用する器具類をいう。ヘパリン使用のものもある。 |
結さつ線 | 血管、腫瘍茎その他の組織及び骨の締め付けや固定に用いるワイヤをいう。 |
体内用結さつクリップ | 金属製の植込み型器具をいい、導管又は血管などの体内組織に適用し、この組織からのリークを防いだり、止めたりするものである。 |
吸収性縫合糸 | 組織の縫合・結紮及び医療機器と組織の固定に用いる、細い糸又はひも状の吸収性材料(帯状・管状の糸及び紐を含む)をいう。針等の付属品を含む。 |
腸線縫合糸 | 組織の縫合・結紮及び医療機器と組織の固定に用いる、反芻動物から調整した吸収性材料の糸(帯状・管状の糸及び紐を含む)をいう。針等の付属品を含む。 |
ポリグリコール酸縫合糸 | 組織の縫合・結紮及び医療機器と組織の固定に用いるポリグリコール酸製の糸(帯状・管状の糸及びひもを含む)をいう。針等の付属品を含む。 |
ポリジオキサノン縫合糸 | 組織の縫合・結紮及び医療機器と組織の固定に用いるポリジオキサノン製の糸(帯状・管状の糸及び紐を含む)をいう。針等の付属品を含む。 |
ポリグリコネート縫合糸 | 組織の縫合・結紮及び医療機器と組織の固定に用いるポリグリコネート製の糸(帯状・管状の糸及び紐を含む)をいう。針等の付属品を含む。 |
ポリグラクチン縫合糸 | 組織の縫合・結紮及び医療機器と組織の固定に用いるポリグラクチン製の糸(帯状・管状の糸及び紐を含む)をいう。針等の付属品を含む。 |
ポリグリカプロン縫合糸 | 組織の縫合・結紮及び医療機器と組織の固定に用いるポリグリカプロン製の糸(帯状・管状の糸及び紐も含む)をいう。針等の付属品を含む。 |
ポリグリコマー縫合糸 | 組織の縫合・結紮及び医療機器と組織の固定に用いるポリグリコマ製の糸(帯状・管状の糸及び紐を含む)をいう。針等の付属品を含む。 |
合成吸収性縫合糸 | 組織の縫合・結紮及び医療機器と組織の固定に用いる細い糸又はひも状の吸収性材料(帯状・管状の糸及び紐を含む、生体由来を除く)をいう。針等の付属品を含む。 |
ポリエチレン・ポリジオキサノン縫合糸 | 組織の縫合・結紮及び医療機器と組織の固定に用いるポリエチレン・ポリジオキサノン製の糸(帯状・管状の糸及び紐を含む)をいう。針等の付属品を含む。 |
コラーゲン縫合糸 | 組織の縫合・結紮及び医療機器と組織の固定に用いるコラーゲン製の糸(帯状・管状の糸及び紐を含む)をいう。針等の付属品を含む。 |
体内用サージカルテープ | 器官又は他の内部構造を維持するために用いる滅菌済の粘着性材料をいう。本材は生物分解性であるため、時間の経過と共に体内で自然に分解する。 |
ブラキセラピー線源用スペーサ | 治療用放射線源を、目的の間隔に並べる目的で使用するスペーサをいう。材質は縫合糸と同等である。 |
未滅菌絹製縫合糸 | 未滅菌で包装された細い絹製の糸(帯状・管状の糸及び紐を含む)をいう。組織の縫合・結紮及び医療機器と組織の固定を目的とするが、感染防止のため使用前に滅菌する必要がある。針等の付属品を含む。 |
滅菌済み絹製縫合糸 | 組織の縫合・結紮及び医療機器と組織の固定に用いる絹製の滅菌済みの糸(帯状・管状の糸及び紐を含む)をいう。針等の付属品を含む。 |
ポリエステル縫合糸 | 組織の縫合・結紮及び医療機器と組織の固定に用いるポリエステル製の糸(帯状・管状の糸及び紐を含む)をいう。針等の付属品を含む。 |
ポリエチレン縫合糸 | 組織の縫合・結紮及び医療機器と組織の固定に用いるポリエチレン製の糸(帯状・管状の糸及び紐を含む)をいう。針等の付属品を含む。 |
ポリプロピレン縫合糸 | 組織の縫合・結紮及び医療機器と組織の固定に用いるポリプロピレン製の糸(帯状・管状の糸及び紐を含む)をいう。針等の付属品を含む。 |
ポリブテステル縫合糸 | 組織の縫合・結紮及び医療機器と組織の固定に用いるポリブテステル製の糸(帯状・管状の糸及び紐を含む)をいう。針等の付属品を含む。 |
ポリテトラフルオロエチレン縫合糸 | 組織の縫合・結紮及び医療機器と組織の固定に用いるポリテトラフルオロエチレン製の糸(帯状・管状の糸及び紐を含む)をいう。針等の付属品を含む。 |
プラスチック製縫合糸 | 組織の縫合・結紮及び医療機器と組織の固定に用いるプラスチック製の糸(帯状・管状の糸及び紐を含む)をいう。針等の付属品を含む。 |
ポリアミド縫合糸 | 組織の縫合・結紮及び医療機器と組織の固定に用いるポリアミド製の糸(帯状・管状の糸及び紐を含む)をいう。針等の付属品を含む。 |
ポリビニリデンフルオライド縫合糸 | 組織の縫合・結紮及び医療機器と組織の固定に用いるポリビニリデンフルオライド製の糸(帯状・管状の糸及び紐を含む)をいう。針等の付属品を含む。 |
ポリウレタン縫合糸 | 組織の縫合・結紮及び医療機器と組織の固定に用いるポリウレタン製の糸(帯状・管状の糸及び紐を含む)をいう。針等の付属品を含む。 |
ビニリデンフルオライド・ヘキサフルオロプロピレン共重合体縫合糸 | 組織の縫合・結紮及び医療機器と組織の固定に用いるポリ(ヘキサフルオロプロピレン-VDF)製の糸(帯状・管状の糸及び紐を含む)をいう。針等の付属品を含む。 |
ステンレス製縫合糸 | 組織の縫合・結紮及び医療機器と組織の固定に用いるステンレス製の糸(帯状・管状の糸及び紐を含む)をいう。針等の付属品を含む。 |
尿失禁治療テープ | 尿失禁治療のために中部尿道を挙上する合成素材のテープをいう。 |
チタン製縫合糸 | 組織の縫合・結紮及び医療機器と組織の固定に用いるチタン製の糸(帯状・管状の糸及び紐を含む)をいう。針等の付属品を含む。 |
注射針型縫合器 | 損傷部位の皮膚又は筋肉の裂傷を修復するために、注射針状の器具の中に非吸収性縫合糸を内蔵した滅菌済みの器具をいう。損傷部位に挿入された針から、糸のみを残し針を抜いて結紮を行う。本品は単回使用である。 |
吸収性消化器用吻合連結器 | 結合する部分のそれぞれの端に2つの輪状コンポーネントを挿入し、この継手によって消化器の余剰組織を結合・横断するために用いる器具をいう。本品は吸収性材料製である。内視鏡用にも使用される。 |
非吸収性血管用吻合連結器 | 結合する部分の端にコンポーネントを挿入し、この継手によって血管組織を結合するために用いる器具をいう。本品は非吸収性材料製である。 |
吸収性血管用吻合連結器 | 結合する部分のそれぞれの端に2つの輪状コンポーネントを挿入し、この継手によって血管組織を結合するために用いる器具をいう。本品は吸収性材料製である。 |
大静脈クリップ | 大静脈を部分的に閉塞して血流を停止させることなく血栓子の通過を防止するために用いる植込み型血管外器具をいう。 |
体内用血管クリップ | 圧迫することにより小血管の血流を遮断するように設計された植込み型器具をいう。 |
脳動脈瘤手術用クリップ | 血管等の解剖学的部位を通じて血流を停止させるために用いる器具をいう。動脈瘤クリッピング施行時に、脳動脈瘤頸部又は周囲血管をクリッピングするために使用するクリップである。 |
脳動静脈奇形手術用クリップ | 脳動静脈奇形又は脳腫瘍摘出術において、脳動静脈の血管遮断を目的に使用するクリップ(ホッチキスの針状のものを含む。)をいう。 |
脳血流遮断用クリップ | 脳血管吻合術を実施する際に、一時的な周囲血管の血流遮断を目的に使用するクリップをいう。 |
脳動脈損傷修復用シート | 脳腫瘍の剥離等で腫瘍動脈が穿孔した場合、脳動脈瘤クリップと併用して損傷血管を包んで止血するシートをいう。 |
吸収性縫合用クリップ | 切開後に創傷又は他の組織の端を寄せ集めたり、出血を抑制する等の目的に用いる器具をいう。本品は吸収性であるため除去する必要はない。 |
吸収性体内用結さつクリップ | 吸収性の植込み型器具で、導管又は血管などの体内組織に適用し、この組織からのリークを防いだり、止めたりするものをいう。カートリッジに装填されることがある。カートリッジやアプライヤには、組織の切断のためにナイフが内蔵されているものもある。アプライヤにセットされた状態で供給される場合もある。 |
避妊用卵管結さつクリップ及びバンド | 卵管に適用し、卵管を結紮し卵子の通過を防ぐために用いる植込み型器具をいう。通常、卵管結紮術時に用い、避妊器具であると考えられている。 |
精管用避妊クリップ及びバンド | 植込み型器具で、精子の流れを永久にブロックするために精管に留める通常プラスチック製の極小クランプをいう。男性不妊法としての精管摘除術の代わりに用いられる。 |
体内用動脈瘤クリップ | 金属製の植込み型器具をいう。動脈、静脈又は心臓に適用し、動脈瘤と残る血管とを分離する。 |
心臓組織用クリップ | 金属製の植込み型器具をいう。心臓に適用し、左心耳等の解剖学的部位における血流を遮断するために用いる。 |
体内固定用組織ステープル | 組織の固定または組織と器具の固定を目的としたU型またはらせん型等の非吸収性器具をいう。本器具は手術用ステープラと共に縫合・吻合等に用いる場合もある。通常、金属、ポリマ製であり、カートリッジに装填されることがある。 |
吸収性体内固定用組織ステープル | 組織の固定または組織と器具の固定を目的としたU型またはらせん型等の吸収性器具をいう。本器具は手術用ステープラと共に縫合・吻合等に用いる場合もある。ステープルは通常、ポリマ製であり、カートリッジに装填されることもある。 |
吸収性縫合糸セット | 組織や血管の縫合・結紮に用いる各種の器具等を組み合わせたセットをいう。通常、吸収性縫合糸を含み、必要に応じてその他の器具(非吸収性縫合糸、縫合針、不織布、自動縫合器、鉗子、クリップ等)から構成される。 |
非吸収性縫合糸セット | 組織や血管の縫合・結紮に用いる各種の器具等を組み合わせたセットをいう。通常、非吸収性縫合糸を含み、必要に応じてその他の器具(縫合針、不織布、自動縫合器、鉗子、クリップ等)から構成される。 |
植込み型縫合糸固定用具 | 縫合糸の張力をより広範に分布させることで、創傷の治癒を補助することを目的とする固定ブリッジ、外科ボタン又は糸支え等の植込み型器具をいう。縫合糸の張力の分布は、縫合糸で皮膚や組織が切れるのを防止するのに役立つ。 |
二次治癒ハイドロゲル創傷被覆・保護材 | 滲出液の吸収、出血又は体液損失の抑制、及び擦過、摩擦、乾燥、汚染からの創傷の保護のために用いる親水性ポリマー製の二次治癒創傷被覆・保護材をいう。 |
二次治癒生理食塩液含有創傷被覆・保護材 | 創傷の生物学的洗浄の促進及び自己融解デブリドマンの補助を目的とする、生理食塩液を含有する二次治癒創傷被覆・保護材をいう。 |
二次治癒親水性ゲル化創傷被覆・保護材 | 滲出液を吸収して湿潤環境を作り、自己融解デブリドマンを補助する、親水性繊維又はキチン又はアルギン酸塩(塩及び酸)等からなり、通常、シート又はリボン状の二次治癒創傷被覆・保護材をいう。 |
抗菌性創傷被覆・保護材 | 創傷の被覆に用いるため、殺菌剤・抗菌剤を含浸した滅菌済みの織布又は細片をいう。 |
穿刺部保護パッチ | 出血の抑制、液の吸収、又は汚染からの保護のため、皮膚穿刺部を保護する抗微生物薬含浸のパッチをいう。抗微生物薬はバッチ内の菌の増殖を防ぐ用途で用いられている。 |
吸収性ガーゼ | 手術中に使用して身体に吸収することを目的とする、酸化セルロースから成る軽く織目の粗い滅菌ガーゼをいう。 |
吸収性創傷被覆・保護材 | 生体工学的材料から成る、創傷を保護し治癒に伴い皮膚内に吸収される創傷被覆・保護材をいう。 |
コラーゲン使用吸収性創傷被覆・保護材 | 生体工学的材料から成る、創傷を保護し治癒に伴い皮膚内に吸収されるコラーゲン使用創傷被覆・保護材をいう。 |
二次治癒フォーム状創傷被覆・保護材 | 滲出液が多量な創傷を被覆するために用いる、親水性フォーム製の二次治癒用の高吸収性パッドからなる創傷被覆・保護材をいう。 |
植皮部・採皮部創傷被覆・保護材 | 熱傷、植皮部及び採皮部等の各種創傷の被覆及び保護を目的とする、マイラー又は他素材から成る非吸収性の非固着性シートをいう。 |
創傷被覆・保護材キット | 創傷を被覆するために必要な各種器具、被覆・保護材、医薬品等を予め包装したキット、トレー又はセットをいう。 |
相互作用性創傷被覆・保護材 | 直接または間接的に身体組織と相互作用することにより創傷又は熱傷の治癒を積極的に促進することを目的とする、合成又は天然素材から成る滅菌済創傷被覆・保護材をいう。 |
深部体腔創傷被覆・保護材 | 筋・骨に至る深い創傷の管理に用いる、天然又は合成素材から成る創傷被覆・保護材をいう。 |
加温・密封性創傷被覆・保護材 | 環境中の空気及びバクテリアへの暴露を防ぐために創傷を密閉する創傷被覆・保護材をいう。創傷の治癒を促進するために本材を加温する。 |
手術用メッシュ | 損傷又は変性疾患後に軟組織又は硬組織を被覆、支持するために用いる非吸収性器具をいう。金属製のものもあれば高分子材料製のものある。 |
手術用吸収性メッシュ | 損傷又は変性疾患後に軟組織又は硬組織を被覆、支持するために用いる吸収性器具をいう。ポリグリコール酸等の生分解性物質を原材料とする場合、短期インプラントとして用いることができる。 |
非吸収性人工靱帯 | 欠損又は損傷した靱帯構造の機能回復のために置換又は修復を目的とした植込み型器具をいう。本品は非吸収性材料製である。 |
吸収性人工靱帯 | 欠損又は損傷した靱帯構造の機能回復のために置換又は修復を目的とした植込み型器具をいう。本品は吸収性材料製である。 |
非吸収性バンド型胃形成術用補綴材 | 再建・機能のために胃の一部に植え込む非吸収性の器具をいう。本品は特定の位置に植え込むパーツからなる。 |
吸収性バンド型胃形成術用補綴材 | 再建・機能のために胃の一部に植え込む吸収性の器具をいう。本品は特定の位置に植え込むパーツからなる。 |
非吸収性ヘルニア・胸壁・腹壁用補綴材 | 脆弱化もくは欠損した胸壁、腹壁又はヘルニアの修復に用いる非吸収性合成繊維製の器具をいう。 |
吸収性ヘルニア・胸壁・腹壁用補綴材 | 脆弱化や欠損した胸壁、腹壁又はヘルニアの修復に用いる吸収性の器具をいう。非吸収性材料が含まれる場合もある。 |
非吸収性抗菌ヘルニア・胸壁・腹壁用補綴材 | 脆弱化もくは欠損した胸壁、腹壁又はヘルニアの修復に用いる非吸収性合成繊維製の器具をいう。抗菌作用を含んだ物質を有している。 |
吸収性組織補強材 | 臓器・組織の欠損部、脆弱部、縫合部を補強するために用いる吸収性の材料をいう。自動縫合器と併用される場合もある。ポリグリコール酸、グリコール酸-乳酸ポリエステル等の生分解性物質からなる。 |
非吸収性ステ-プルライン補強材料 | 組織欠損部、縫合部又は接合部を補強するために、自動縫合器と併用され、ポリテトラフルオロエチレン等の合成非吸収性素材からなるものをいう。 |
吸収性局所止血材 | 止血のために、外科切開口、皮膚創傷又は内部構造に適用する、身体に吸収される素材からなる器具をいう。 |
コラーゲン使用吸収性局所止血材 | 止血のために、外科切開口、皮膚創傷又は内部構造に適用する、身体に吸収される素材からなるコラーゲン使用器具をいう。 |
ゼラチン使用吸収性局所止血材 | 止血のために、外科切開口、皮膚創傷又は内部構造に適用する、身体に吸収される素材からなるゼラチン使用器具をいう。接着効果があるものもある。 |
ヒトトロンビン含有ゼラチン使用吸収性局所止血材 | 止血するために、外科切開口、皮膚創傷又は内部構造に適用する、身体に吸収される素材からなるヒトトロンビン含有のゼラチン使用器具をいう。接着効果があるものもある。 |
アルブミン使用接着剤 | 1つの組織の表面を他の組織表面又は材料に固着させるために用いる汎用のアルブミン含有試薬をいう。 |
動脈瘤形成術用組織接着剤 | 嚢を接着・閉鎖する方法で動脈瘤を修復するために用いる膠又は樹脂等の物質をいう。 |
軟組織接合用接着剤 | 傷の治癒を促進させるために傷口の接着に用いる生体適合性の接着剤をいい、アクリル酸塩又は他の合成物質より成る。 |
コラーゲン使用軟組織接合用接着剤 | 傷の治癒を促進させるために傷口の接着に用いる生体適合性のコラーゲン使用接着剤をいい、アクリル酸塩又は他の合成物質より成る。 |
眼科用嚢内リング | 毛様小体が弱いか存在しない場合に亜脱臼水晶体嚢の機械的安全性を強化するために用いる環状バンドをいう。水晶体嚢に埋め込み、張力を生じさせて水晶体嚢を伸ばしておく。 |
コラーゲン使用熱傷被覆・保護材 | 熱傷皮膚を被覆及び保護し、熱傷部位の滲出液を吸収するために用いる幅広のコラーゲン使用層状ガーゼパッドをいう。 |
瞼球癒着防止リング | 眼瞼の眼球への癒着を防止するために用いる機器をいう。例えば、緑内障などの場合、創面を分離させておくために用いることがある。高分子材料製のものもあれば、単純な粘膜グラフトのものもある。 |
眼科手術用クリップ | 治癒を促進するか眼の小血管からの出血を予防するために、永久的又は一時的に植え込むために用いる眼科用留め金具をいう。例えば、タンタルなどの可鍛金属を用いることがある。 |
神経用カフ | 神経を包み込み、この神経の修復を促進するために用いるシリコンゴム製のシース等の器具をいう。瘢痕組織の上皮増殖防止のほか、腫瘍形成を予防するために神経端を覆う等の目的で用いる。 |
中枢神経用カフ | 中枢神経を包み込み、この神経の修復を促進するために用いるシリコンゴム製のシース等の器具で、瘢痕組織の上皮増殖防止のほか、腫瘍形成を予防するために神経端を覆う等の目的で用いる。 |
癒着防止吸収性バリア | 外科的に埋め込む生体吸収性の器具をいう。臓器や体内部位が他の体内部位に対して異常な線維性の癒着をしないよう予防するために用いる。 |
体内用血管カフ | 血管を覆い、更なる損傷を防ぐために静脈瘤等の治療に用いるシース型の器具をいう。通常、高分子材料製である。 |
中心循環系血管用カフ | 中心循環系血管を覆い、更なる損傷を防ぐために静脈瘤等の治療に用いるシース型の器具をいう。通常、高分子材料製である。 |
眼筋スリーブ | 眼筋の包み込み又は分離に用いる合成材料製の機器をいう。 |
涙点プラグ | 涙点開口部に挿入して涙の流出を防ぐ器具をいう。例えば、ドライアイ患者に用いることがある。 |
コラーゲン使用涙点プラグ | 涙点開口部に挿入して涙の流出を防ぐコラーゲン使用器具をいう。例えば、ドライアイ患者に用いることがある。 |
非吸収性歯周組織再生用材料 | 歯周組織の再生を図る目的で、被覆、塗布、充填等によって口腔内の患部に適用される非吸収性材料をいう。医薬品を含有することがある。 |
吸収性歯周組織再生用材料 | 歯周組織の再生を図る目的で、被覆、塗布、充填等によって口腔内の患部に適用される吸収性材料をいう。医薬品を含有することがある。 |
非吸収性骨再生用材料 | 骨組織の再生を図る目的で、被覆、塗布、充填等によって患部に適用される非吸収性材料をいう。吸収性又は生物学的効果を意図するものを除く。医薬品を含有したり、生物由来原材料を使用したりすることがある。 |
吸収性骨再生用材料 | 骨組織の再生を図る目的で、被覆、塗布、充填等によって患部に適用される吸収性材料をいう。生物学的効果を意図したり、医薬品を含有したり、生物由来原材料を使用したりすることがある。 |
歯科用コラーゲン使用骨再生材料 | 骨組織の再生を図る目的で被覆、塗布、充填等によって口腔内の患部に適用される材料で、コラーゲンを含有するものをいう。 |
ブタ歯胚組織使用歯周組織再生用材料 | 歯周組織の再生を図る目的で被覆、塗布、充填等によって口腔内の患部に適用される材料で、ブタ歯胚組織由来成分を含有するものをいう。 |
コラーゲン使用軟組織注入材 | 軟組織の増量を目的とする注入用コラーゲンをいう。(部分的に吸収される場合もある。) |
ヒアルロン酸使用軟組織注入材 | 軟組織の増量を目的とする注入用ヒアルロン酸をいう。(部分的に吸収される場合もある。) |
外眼眼窩インプラント | 外傷等により網膜剥離を起こした眼球を圧迫するために使用する合成材料製器具をいう。 |
皮膚拡張器 | 皮下に一定期間植え込み、その周辺部の皮膚を拡張する器具をいう。通常、皮下にバルーンを留置し、生理食塩液等を注入する。 |
抗菌性カテーテル被覆・保護材 | 注射針又はカテーテル刺入部に直接貼付してその固定に用いる、粘着性を有するフィルム材などに殺菌剤・抗菌剤を含浸した滅菌済み被覆・保護材をいう。固定保持強化のために不織布等が付与されることもある。 |
親水性ビーズ | 多孔性球状ポリマであり、架橋剤のエピクロヒドリン等で糖鎖がデキストラノマ鎖等の網目構造を呈しているものをいう。下腿潰瘍や重症熱傷等の滲出性皮膚欠損部位に適用され、肉芽形成促進を図る。 |
胃形成術用バンド | 減量のため摂取する食物の量を減らす目的で、出口の狭い小嚢を作製するために体内で胃上部周囲に設置したベルト又はストリップをいう。外科的に胃に取り付けるものや調節可能なものがある。 |
内視鏡用粘膜下注入材 | 内視鏡的粘膜切除術を施行する際に、病変部位の粘膜下層に注入することにより粘膜層と筋層を解離・隆起させ、その状態を維持し、病変部位の切除又は剥離の操作性を向上させる溶液等をいう。 |
単回使用クラスⅢ処置キット | 一般的な処置を行うために必要なクラスⅢが最も高い各種器具、被覆保護材及び医薬品の全てを含む、プレパッケージされたキットをいう。本品は単回使用である。 |
単回使用クラスⅣ処置キット | 一般的な処置を行うために必要なクラスⅣが最も高い各種器具、被覆保護材及び医薬品の全てを含む、プレパッケージされたキットをいう。本品は単回使用である。 |
陰圧創傷治療システム | 管理された陰圧を付加し、創の保護、肉芽形成の促進、滲出液と感染性老廃物の除去を図り、創傷治癒を促進させるシステムをいう。通常、陰圧維持監視装置、フォーム、フィルムドレープ、連結チューブ及び浸出液貯蔵容器から構成される。 |
単回使用陰圧創傷治療システム | 管理された陰圧を付加し、創の保護、肉芽形成の促進、滲出液と感染性老廃物の除去を図り、創傷治療を促進させるシステムをいう。通常、陰圧維持監視装置、フォーム、フィールドレープ、連結チューブ及び滲出液貯蔵容器から構成される。本品は単回使用である。 |
腹膜洗浄キット | 腹膜部位を洗浄するために用いる注射器及び他の器具を集めたパッケージをいう。 |
ヒト他家移植組織 | 同種であるが遺伝型の異なる個体間の組織又は臓器のグラフトをいう。植え込む前に処理を行うものがあり、滅菌するものもあれば滅菌しないものもある。 |
ヒト自家移植組織 | 被移植生物の体内又は身体の別の部位の組織由来のグラフトをいう。 |
機械式人工心臓弁 | 心臓弁の置換に用いる人工心臓弁(機械弁)をいう。通常、後天性又は先天性弁膜症の治療に用い、ボール弁、傾斜ディスク弁(一葉弁)、傾斜ディスク弁(二葉弁)等がある。本品は、シリコーンゴム、Stellite®、テフロン®、ポリプロピレン又はダクロン®等の様々な材料で構成される。 |
人工血管付機械式人工心臓弁 | 自己心臓弁の置換(再置換を含む)に用いる人工心臓弁(機械弁)と人工材料で作られ、静脈、動脈などの血管の一部の修復又は置換を目的とした人工血管を組み合わせた器具をいう。人工弁は、通常、後天性又は先天性弁膜症の治療に用いる傾斜ディスク弁(一葉便)又は傾斜ディスク弁(二葉弁)。本品は、シリコーンゴム、Stellite®,テフロン®,ポリプロピレン又はダクロン®等のさまざまな材料で構成される。 |
ウシ由来弁付人工血管 | 肺動脈の置換(再置換を含む)に用いるウシ由来弁とウシ頸静脈又は人工血管を組み合わせた器具をいう。通常、先天性心奇形の治療に用いる。 |
ウシ心のう膜弁 | 心臓弁の置換に用いる人工心臓弁(ウシ心のう膜弁)をいう。通常、後天性又は先天性弁膜症の治療に用い、主にウシ心のう膜の材料で構成される。 |
経カテーテルウシ心のう膜弁 | カテーテルにより留置される人工心臓弁(ウシ心のう膜弁)をいう。通常、後天性又は先天性弁膜症の治療に用い、主にウシ心のう膜の材料で構成される。デリバリーシステムを含む場合もある。 |
ウマ心のう膜弁 | 心臓弁の置換に用いる人工心臓弁(ウマ心のう膜弁)をいう。通常、後天性又は先天性弁膜症の治療に用い、主にウマ心のう膜の材料で構成される。 |
ブタ心臓弁 | 心臓弁の置換に用いる人工心臓弁(豚心臓弁)をいう。通常、後天性又は先天性弁膜症の治療に用い、主に豚弁の材料で構成される。 |
人工血管付ブタ心臓弁 | 自己心臓弁の置換(再置換を含む)に用いる人工心臓弁(ブタ心臓弁)とブタ大動脈又は人工血管を組み合わせた器具をいう。通常、後天性又は先天性弁膜症の治療に用いる。 |
経カテーテルブタ心のう膜弁 | カテーテルにより留置される人工心臓弁(ブタ心のう膜弁)をいう。通常、後天性又は先天性弁膜症の治療に用い、主にブタ心のう膜の材料で構成される。デリバリーシステムを含む場合もある。 |
弁形成リング | 弁膜閉鎖不全の再建治療のために僧帽弁又は三尖弁の周囲に植え込む硬性又は軟性の器具をいう(弁リング)。 |
植込み型心臓ペースメーカ | 皮下の外科的に作製したポケットに植込むパルスジェネレータと、心臓内または心臓上に留置する電極と接続するペースメーカをいう。植込み型ペーシングシステムは、密封パルスジェネレータから構成される。パルスジェネレータは電池と電気パルス発生回路を内蔵しており、心臓活動を感知する追加の回路を備えたものもある。永久ペースメーカ、ペーサ、植込み型パルスジェネレータともいう。 |
心筋形成術電気刺激装置 | 心拍出量を増大させるための筋形成術中に心室を包囲する骨格筋(広背筋等)を刺激する刺激装置をいう。本刺激装置は心臓ペースメーカ特性と神経筋刺激特性をあわせもつ植込み型パルスジェネレータから構成される。ペースメーカ電極は心筋に設置し、筋電極は包囲する筋肉を心筋と同時に刺激する。心拍数が設定値を下回った場合に心臓ペーシングを行うといったいくつかのペーシング機能をもつものが多い。筋形成術心臓刺激装置は、通常、虚血または拡張型心筋症患者に用いる。 |
植込み型両心室同期ペースメーカ | 左右それぞれの心室を電気的に刺激する機能をもつ心臓再同期治療用の植込み型ペースメーカをいう。パルスジェネレータは、シールドケースに密封され、電池と電気パルス発生回路を内蔵しており、心臓活動を感知する回路を備えたものもある。 |
心外膜植込み型ペースメーカリード | 非導電材料で絶縁されたリード(先端の電極部分を除く)で心外膜に留置するものをいう。 |
心内膜植込み型ペースメーカリード | 非導電材料で絶縁されたリード(先端の電極部分を除く)で静脈経由で心腔に留置するものをいう。心内膜壁に接触させて留置し、ペースメーカから心筋へのペーシングパルスを伝達する。さらに、心臓の電気的反応をペースメーカに伝える働きもある。 |
経食道ペースメーカリード | 導体として用いる非導電性材料で絶縁された柔軟なリードをいう。一端は体外型ペースメーカに接続し、もう一端は食道を経由して配置し、心臓ペーシングを制御する。 |
植込み型ペースメーカアダプタ | 植込み型ペースメーカリードのコネクタをペースメーカに接続するために用いる器具をいう(通常、リードが特定のペースメーカシステムとの接続用に設計されていない場合に用いる)。アダプタ(アクセサリーを含む)はペメースメーカシステムに沿って植え込まれる。 |
植込み型除細動器・ペースメーカリード | 心臓から植込み機器への信号、及び除細動器・ペースメーカから心臓への治療電流を伝達するため、植込み型除細動器・ペースメーカと心臓とを接続する柔軟な絶縁導体をいう。 |
侵襲式体外型心臓ペースメーカ | 主要な静脈から心臓に挿入した電極(例、鎖骨下電極)を介して、又は心臓壁に直接接続して、体外型パルスジェネレータからペーシングインパルスを発生させる装置をいう。体外型一時ペースメーカは、洞結節(SA節)の異常時や心臓の伝導障害時に心臓への電気インパルスを発生させるために使用する。 |
非侵襲式体外型心臓ペースメーカ | シングルチャンバまたはデュアルチャンバ侵襲的ペーシングとは対照的に、心不整脈や不全収縮(心拍停止)を引き起こす可能性のある侵襲的処置時に蘇生、不整脈の治療又は一時的ペーシングのために心臓全体を同時に刺激する電気インパルスを発生させる装置をいう。本装置のパルスは、通常、電極を介して胸部表面に適用されるが、植え込んだリードに接続することもできる。 |
経食道体外型心臓ペースメーカ | 食道に設置した1つまたは複数の電極を通して心臓全体を刺激する電気インパルス(ペーシング刺激)を供給する非侵襲的装置をいう。本品は一時用である。 |
ペースメーカプログラマ | ペースメーカプログラマとは、ペースメーカの1つ以上の電気作動特性を非侵襲的に変化させるのに用いる装置をいう。プログラマはペースメーカに保存されたパラメータを読み出すことができ、患者のステートメントに関する情報が得られる。 |
植込み型ペースメーカバッグ | ペースメーカの固定に用いる植込み型器具をいう。本品は、ペースメーカの安定な植込み環境を得ることを目的としている。通常、ポリマーメッシュ製である。 |
心臓内用電極 | 主として心臓伝導障害の診断のために心筋に設置する導体をいう。 |
ペースメーカ電極アナライザ | 植込み型ペースメーカリードに接続し、可変ペーシングパルスを供給して患者のペーシング閾値や、心臓内R波などの電位を測定する装置をいう。 |
ペースメーカ充電器 | 充電式ペースメーカの電池を再充電するために経皮的に用いる装置をいう。 |
体外式ペースメーカ用心臓電極 | 心臓手術中又は手術後に心臓内に留置する電極をいう。体外式ペースメーカに接続して一時的にペーシングを行う。 |
ヘパリン使用体外式ペースメーカ用心臓電極 | 心臓手術中又は手術後に心臓内に留置するヘパリン使用電極をいう。体外式ペースメーカに接続して一時的にペーシングを行う。 |
植込み型ペースメーカ用植込みアクセサリ | 植込み型除細動器・ペースメーカシステムの植込み手技に使用するアクセサリをいう。アクセサリは、リード固定のために用いるスリーブ、使用しないコネクタポートを塞ぐために用いるプラグ、使用しないリードコネクタを絶縁処理するために用いるキャップその他の植込み型除細動器・ペースメーカシステムとともに植込まれる非能動型の機器をいう。 |
循環補助用心内留置型ポンプカテーテル用制御装置 | 心原性ショック等の急性心不全の患者又は心臓カテーテル治療、外科的治療等において正常な心機能が損なわれている患者に対して、大動脈弁を迂回して血液を吐出することで救急的に循環補助を行う循環補助用心内留置型ポンプカテーテルを、操作及び監視する駆動装置をいう。各種モニタ機能を持つものもある。 |
循環補助用心内留置型ポンプカテーテル | 心原性ショック等の急性心不全の患者又は心臓カテーテル治療、外科的治療等において正常な心機能が損なわれている患者に対して、大動脈弁を迂回して血液を吐出することで救急的に循環補助をするポンプカテーテルをいう。心臓内に経皮的又は経血管的に挿入及び留置し、専用の駆動装置と共に用いる。 |
植込み能動型機器管理用プログラム | 植込み型のプログラム可能な能動機器本体にあらかじめ設定された範囲で、医師により、又は医師の指導の下で選択された1つ以上の電気作動特性を能動機器本体に非侵襲的に伝達し、変更するのに用いるプログラムをいう(ただし、治療装置全体を制御するものではなく、一定の範囲の機能についてのみ設定の変更ができるものに限る。)。また、能動機器に保存されたパラメータを読み出し、外部装置へ伝送し、患者のステートメントに関する情報が得られる場合もある。当該プログラムを記録した記録媒体を含む場合もある。 |
コラーゲン使用心筋パッチ | 心中隔欠損又は心筋組織損傷の閉鎖及び修復に用いるコラーゲン使用器具をいう。通常、ポリテトラフルオロエチレン又はポリエステルなどの合成物質から作られるが、動物由来(コラーゲンを含む)のものもある。 |
非中心循環系人工血管 | 人工材料で作られ、非中心循環系静脈、動脈などの血管の一部の修復又は置換のために用いる器具をいう。 |
中心循環系人工血管 | 人工材料で作られ、中心循環系静脈、動脈などの血管の一部の修復又は置換のために用いる器具をいう。 |
非中心循環系心血管用パッチ | 脆弱な脈管帯の強化のために、又は術中に作製した非中心循環系動脈開口部の閉鎖のために用いる植込み型血管外器具をいう。通常、ポリエステル又はポリテトラフルオロエチレン製である。 |
コラ-ゲン使用非中心循環系心血管用パッチ | 脆弱な脈管帯の強化又は術中に作成した非中心循環系動脈開口部の閉鎖に用いる植込み型血管外器具をいう。通常、ポリエステル又はポリテトラフルオロエチレン製である。コラーゲン等の生物由来材料を浸潤したものを含む。 |
中心循環系心血管用パッチ | 脆弱な脈管帯の強化のために、又は術中に作製した中心循環系動脈開口部の閉鎖のために用いる植込み型血管外器具をいう。通常、ポリエステル又はポリテトラフルオロエチレン製である。 |
コラーゲン使用心血管用パッチ | 脆弱な脈管帯の強化のために、又は術中に作製した中心循環系動脈開口部の閉鎖のために用いるコラーゲン使用植込み型血管外器具をいう。通常、ポリエステル又はポリテトラフルオロエチレン製である。 |
ヘパリン使用一時留置型人工血管 | 合成樹脂を原材料とし、静脈、動脈などの血管から一時的に血液をバイパスするために用いるヘパリン使用器具をいう。 |
ゼラチン使用非中心循環系人工血管 | 人工材料で作られ、非中心循環系静脈、動脈などの血管の一部の修復又は置換のために用いるゼラチン使用器具をいう。 |
コラーゲン使用非中心循環系人工血管 | 人工材料で作られ、非中心循環系静脈、動脈などの血管の一部の修復又は置換のために用いるコラーゲン使用器具をいう。 |
アルブミン使用非中心循環系人工血管 | 人工材料で作られ、非中心循環系静脈、動脈などの血管の一部の修復又は置換のために用いるアルブミン使用器具をいう。 |
ヘパリン使用非中心循環系人工血管 | 人工材料で作られ、非中心循環系静脈、動脈などの血管の一部の修復又は置換のために用いるヘパリン使用器具をいう。 |
ゼラチン使用人工血管 | 人工材料で作られ、中心循環系静脈、動脈などの血管の一部の修復又は置換のために用いるゼラチン使用器具をいう。 |
コラーゲン使用人工血管 | 処理済みの生物学的組織を原材料とし、中心循環系静脈、動脈などの血管の一部の修復又は置換のために用いるコラーゲン使用器具をいう。 |
アルブミン使用人工血管 | 人工材料で作られ、中心循環系静脈、動脈などの血管の一部の修復又は置換のために用いるアルブミン使用器具をいう。 |
ヘパリン使用人工血管 | 処理済みの生物学的組織を原材料とし、中心循環系静脈、動脈などの血管の一部の修復又は置換のために用いるヘパリン使用器具をいう。 |
肺動脈用シャント | 狭窄した肺動脈のバイパスに用いる小型の血管グラフトをいう。 |
血管用ステントグラフト | 血管の内側に留まる支持構造器具(ステント)の内側、外側、又は両側面もしくは複数のステント間に人工材料を被覆した器具をいう。末梢の血管内に挿入し、その開存性を維持するために用いる。ステントグラフトはカテーテル等を介して挿入され、拡張される。ステントグラフトの留置によって血管の穿孔部分を閉鎖したり、動脈瘤の治療にも使用される。カテーテル等を収縮させて抜去すると、ステントグラフトは永久インプラントとしてその位置に留まる。ステンレス、ニチノ-ル、ポリマー又は他の物質を原材料とし、チューブ状のもの又は分岐状のものもある。 |
大動脈用ステントグラフト | 血管の内側に留まる支持構造器具(ステント)の内側、外側、又は両側面もしくは複数のステント間に人工材料を被覆した器具をいう。胸部大動脈及び腹部大動脈内に挿入し、その開存性を維持するために用いる。ステントグラフトはカテーテル等を介して挿入され、拡張される。ステントグラフトの留置によって血管の穿孔部分を閉鎖したり、動脈瘤の治療にも使用される。カテーテル等を抜去すると、ステントグラフトは永久インプラントとしてその位置に留まる。ステンレス、ニチノ-ル、ポリマー又は他の物質を原材料とし、チューブ状のもの又は分岐状のものもある。 |
冠動脈用ステントグラフト | 血管の内側に留まる支持構造器具(ステント)の内側、外側、両側面もしくは複数のステント間に人工材料を被覆した器具をいう。冠血管内に挿入し、その開存性を維持するために用いる。ステントグラフトはカテーテル等を介して挿入され、拡張される。ステントグラフトの留置によって血管の穿孔部分を閉鎖したり、動脈瘤の治療にも使用される。カテーテル等を抜去すると、ステントグラフトは永久インプラントとしてその位置に留まる。ステンレス、ニチノ-ル、ポリマー又は他の物質を原材料とし、チューブ状のもの又は分岐状のものもある。 |
ヘパリン使用血管用ステントグラフト | 血管の内側に留まる支持構造器具(ステント)の内側、外側、又は両側面若しくは複数のステント間に人工材料を被覆したヘパリン使用器具をいう。末梢の血管内に挿入し、その開存性を維持するために用いる。ステントグラフトはカテーテル等を介して挿入され、拡張される。血管の穿孔部分の閉鎖や動脈瘤の治療にも使用される。カテーテル等を抜去すると、ステントグラフトは永久インプラントとしてその位置に留まる。ステンレス、ニチノール、ポリマー又は他の物質を原材料とする。チューブ状のもの又は分岐状のものもある。 |
ヘパリン使用中心循環系ステントグラフト | 血管の内側に留まる支持構造器具(ステント)の内側、外側、又は両側面若しくは複数のステント間に人工材料を被覆したヘパリン使用器具をいう。中心循環系の血管内に挿入し、その開存性を維持するために用いる。ステントグラフトはカテーテル等を介して挿入され、拡張される。血管の穿孔部分の閉鎖や動脈瘤の治療にも使用される。カテーテル等を抜去すると、ステントグラフトは永久インプラントとしてその位置に留まる。ステンレス、ニチノール、ポリマー又は他の物質を原材料とする。チューブ状のもの又は分岐状のものもある。 |
合成心筋パッチ | 心中隔欠損又は心筋組織損傷の閉鎖及び修復に用いる器具をいう。ポリテトラフルオロエチレン又はポリエステルからなる。 |
ウマ心膜パッチ | 心中隔欠損、心筋組織損傷、心膜又は術中に作成した血管開口部の閉鎖及び修復に用いる器具をいう。ウマ心のう膜からなる。 |
ウシ心膜パッチ | 心中隔欠損、心筋組織損傷、心膜又は術中に作成した血管開口部の閉鎖及び修復に用いる器具をいう。ウシ心のう膜からなる。 |
腸骨動脈用ステント | 症候性アテローム性動脈硬化性疾患患者の総腸骨動脈又は外腸骨動脈に植え込み、血管径を改善することを目的とした拡張式のチューブ状器具をいう。 |
胆管用ステント | 胆管の内側に留まる支持構造で、胆管の開存性を維持するステントをいう。ステントはデリバリシステムによって閉塞部に送達することができる。例えば、自己拡張し、又はバルーンカテーテルを膨張させ、ステントを拡張して胆管を支持する。バルーンカテーテルを収縮させて抜去すると、ステントはその位置に留まる。ステンレス、樹脂等を原材料とする。一定の長さのチューブもあれば、チューブ型の足場構造のものもある。 |
気管支用ステント | 拡張して気管支の内側に留まる支持構造で、気管支の開存性を維持するステントをいう。例えば、ステントは拡張又はバルーン、カテーテルによって閉塞部に送達することができる。バルーンカテーテルを膨張させ、ステントを拡張して血管を支持する。バルーンカテーテルを収縮させて抜去すると、ステントは永久インプラントとしてその位置に留まる。ステンレス、ポリマ又は他の物質を原材料とする。一定の長さの連続チューブ状のものもあれば、チューブ型の足場構造のものもある。 |
心血管用ステント | 拡張して心血管の内側に留まる支持構造で、心血管の開存性を維持するステントをいう。例えば、ステントはカテーテルによって閉塞部に送達することができる。バルーンカテーテルの膨張、又は自己拡張により、ステントは拡張して血管を支持する。カテーテルを抜去すると、ステントは永久インプラントとしてその位置に留まる。金属、ポリマー又は他の物質を原材料とする。一定の長さの連続チューブ状のもの、チューブ型の足場構造のもの又はチューブ型でY字等の分岐状のものがある。 |
腱シース | 手の屈筋腱の外科的再建術のために用いる埋め込み型器具をいう。本品は2~6カ月間埋め込み、新しい腱鞘の成長を助ける。シリコンエラストマー又はポリエステル強化医療用シリコンエラストマー等を原材料とする。 |
尿管用ステント | 拡張して尿管の内側に留まる支持構造で、尿道の開存性を維持するために用いるステントをいう。例えば、ステントは拡張又はバルーン、カテーテルによって閉塞部に送達することができる。バルーンカテーテルを膨張させ、ステントを拡張して内腔を支持する。バルーンカテーテルを収縮させて抜去すると、ステントは永久インプラントとしてその位置に留まる。ステンレス、ポリマー又は他の物質を原材料とする。一定の長さの連続チューブ状のものもあれば、チューブ型の足場構造のものもある。 |
膣用ステント | 拡張して膣の内側に留まる支持構造で、膣の開存性を維持するために用いるステントをいう。ステンレス、ポリマー又は他の物質を原材料とする。一定の長さの連続チューブ状のものもあれば、チューブ型の足場構造のものもある。 |
気管用ステント | 拡張して気管の内側に留まる支持構造で、気管の開存性を維持するために用いるステントをいう。例えば、ステントは拡張又はバルーン、カテーテルによって閉塞部に送達することができる。バルーンカテーテルを膨張させ、ステントを拡張して内腔を支持する。バルーンカテーテルを収縮させて抜去すると、ステントは永久インプラントとしてその位置に留まる。ステンレス、ポリマ又は他の物質を原材料とする。一定の長さの連続チューブ状のものもあれば、チューブ型の足場構造のものもある。 |
血管用ステント | 拡張して冠血管及び腸骨動脈以外の血管の内側に留まる支持構造で、その開存性を維持するために用いるステントをいう。例えば、ステントはカテーテルによって閉塞部に送達することができる。バルーンカテーテルの膨張、又は自己拡張により、ステントは拡張して血管を支持する。カテーテルを抜去すると、ステントは永久インプラントとしてその位置に留まる。金属、ポリマー又は他の物質を原材料とする。一定の長さの連続チューブ状のものもあれば、チューブ型の足場構造のものもある。 |
薬剤溶出型大腿動脈用ステント | 拡張して大腿動脈の内側に留まる指示構造で、その開存性を維持するために用いる薬剤溶出型ステントをいう。例えば、ステントはカテーテルによって閉塞部に送達することができる。バルーンカテーテルの膨張、又は自己拡張により、ステントは拡張して血管を指示する。カテーテルを抜去すると、ステントは永久にインプラントとしてその位置に留まる。金属、ポリマー又は他の物質を原材料とする。一定の長さの連続チューブ状のものもあれば、チューブ型の足場構造のものもある。 |
冠動脈ステント | 拡張して冠血管の内側に留まる支持構造で、その開存性を維持するために用いるステントをいう。例えば、ステントはカテーテルによって閉塞部に送達することができる。バルーンカテーテルの膨張、又は自己拡張により、ステントは拡張して血管を支持する。カテーテルを抜去すると、ステントは永久インプラントとしてその位置に留まる。金属、ポリマー又は他の物質を原材料とする。一定の長さの連続チューブ状のものもあれば、チューブ型の足場構造のものもある。 |
吸収性冠動脈ステント | 拡張して冠血管の内側に留まる吸収性の支持構造で、その開存性を維持するために用いるステント等をいう。本器具はカテーテルによって閉塞部に送達することができる。バルーンカテーテルの膨張又は自己拡張により、本器具は拡張して血管を支持する。 |
膵臓用ステント | 膵管の内側に留まる支持構造で、膵管の開存性の維持に用いるステントをいう。ステントはデリバリシステムによって閉塞部に送達することができる。例えば、バルーンカテーテルを膨張させ、ステントを拡張して膵管を支持する。バルーンカテーテルを収縮させて抜去すると、ステントはその位置に留まる。ステンレス、樹脂等を原材料とする。一定の長さのチューブもあれば、チューブ型の足場構造のものもある。 |
尿道用ステント | 拡張して尿道の内側に留まる支持構造で、尿道の開存性を維持するために用いるステントをいう。例えば、ステントは拡張又はバルーン、カテーテルによって閉塞部に送達することができる。バルーンカテーテルを膨張させ、ステントを拡張して内腔を支持する。バルーンカテーテルを収縮させて抜去すると、ステントは永久インプラントとしてその位置に留まる。ステンレス、ポリマー又は他の物質を原材料とする。一定の長さの連続チューブ状のものもあれば、チューブ型の足場構造のものもある。 |
食道用ステント | 拡張して管腔の内側に留まる支持構造で、食道又は胃食道閉鎖の治療、このような経路の開存性の維持に用いる。たとえば、ステントは拡張又はバルーンカテーテルによって閉塞部に送達することができる。バルーンカテーテルを膨張させ、ステントを拡張して管腔を支持する。バルーンカテーテルを収縮させて抜去すると、ステントは永久インプラントとしてその位置に留まる。ステンレス、ポリマ又は他の物質を原材料とする。一定の長さの連続チューブ状のものもあれば、チューブ型の足場構造のものもある。 |
脳動脈ステント | 拡張して脳動脈の内側に留まる支持構造で、その開存性を維持するために用いるステントをいう。例えば、ステントはカテーテルによって閉塞部に送達することができる。バルーンカテーテルの膨張又は自己拡張により、ステントは拡張して血管を支持する。バルーンカテーテルを収縮させて抜去すると、ステントは永久インプラントとしてその位置に留まる。ステンレス、ポリマ又は他の物質を原材料とする。一定の長さの連続チューブ状のものもあれば、チューブ型の足場構造のものもある。 |
大腸用ステント | 拡張して大腸管腔の内側に留まる支持構造で、結腸又は結腸直腸閉塞の治療、このような経路の開存性の維持に用いるステントをいう。例えば、ステントは拡張又はバルーンカテーテルによって閉塞部に送達することができる。バルーンカテーテルを膨張させ、ステントを拡張して内腔を支持する。バルーンカテーテルを収縮させて抜去すると、ステントは永久インプラントとしてその位置に留まる。ステンレス、ポリマ又は他の物質を原材料とする。一定の長さの連続チューブ状のものもあれば、チューブ型の足場構造のものもある。 |
胃十二指腸用ステント | 拡張して十二指腸管腔の内側に留まる支持構造で、十二指腸又は胃十二指腸閉塞の治療、このような経路の開存性の維持に用いるステントをいう。例えば、ステントは拡張又はバルーンカテーテルによって閉塞部に送達することができる。バルーンカテーテルを膨張させ、ステントを拡張して内腔を支持する。バルーンカテーテルを収縮させて抜去すると、ステントは永久インプラントとしてその位置に留まる。ステンレス、ポリマ又は他の物質を原材料とする。一定の長さの連続チューブ状のものもあれば、チューブ型の足場構造のものもある。 |
頸動脈用ステント | 拡張して頸部頸動脈の内側に留まる支持構造で、その開存性を維持するステントをいう。例えば、ステントはカテーテルによって閉塞部に送達することができる。バルーンカテーテルの膨張、又は自己拡張により、ステントは拡張して血管を支持する。カテーテルを抜去すると、ステントは永久インプラントとしてその位置に留まる。金属、ポリマー又は他の物質を原材料とする。一定の長さの連続チューブ状のものもあれば、チューブ型の足場構造のものもある。 |
人工骨頭 | 大腿骨骨頭・頸部を置換する人工関節をいう。近位股関節骨折又は関節炎等の症例に使用する。一体型のものと、トラニオン付ステムと骨頭から構成されるものがある。骨頭(球)コンポーネント自体は、単体又は外殻やインナーライナー等からなる。金属、カーボン、ポリマー又はセラミック製等のものがある。セメント固定式のもの又はセメントレスのものがある。 |
表面置換型人工股関節 | 大腿骨骨頭及び寛骨臼の関節面の再建に用いる人工関節をいう。金属、ポリマー、カーボン及びセラミック等を原材料とする。大腿骨コンポーネントには差込部を備えたものもある。 |
人工股関節寛骨臼コンポーネント | 寛骨臼の置換又は修復に用いる人工股関節コンポーネントをいう。一体構造のものもあれば、金属又はセラミック製等の外殻及び金属、ポリマー又はセラミック製等のインナーライナーからなるものもある。また、身体への固定を補強するネジ等の器具を備えたものもある。非拘束式又は拘束式のものがある。 |
人工股関節大腿骨コンポーネント | 大腿骨骨頭の置換に用いる人工股関節コンポーネントをいう。大腿骨頸部の置換に用いるものもある。通常、近位端にトラニオン又は骨頭を備える。本品は、通常、金属、カーボン又はセラミック製で、多くのパーツからなる。また、身体への固定を補強するネジ等の器具を備えたものもある。非拘束式又は拘束式のものがある。セメント固定式のもの又はセメントレスのものがある。 |
全人工股関節 | 股関節の関節部を置換するために用いる人工関節をいう。通常大腿骨及び寛骨臼に適合するコンポーネントからなる。人工股関節のデザインに応じて、ネジ及びボルト、ブロックなどの器具を備えたものもある。通常、金属、ポリマー及びセラミックを原材料とする。植え込み時にセメントを使用する場合もあれば使用しない場合もある。 |
片側型人工膝関節 | 片側の大腿顆及びこれに対応する脛骨顆の支持面を置換する人工関節をいう。 |
片側置換型脛骨用人工膝関節 | 近位脛骨の表面及び欠損を置換する人工関節をいう。大腿顆のみと関節をなすように設計されている。一般に半関節又は人工脛骨プラトーとして知られている。 |
全人工膝関節 | 損傷・変性を来した膝関節の全関節表面を置換する人工関節をいう。拘束式、半拘束式又は非拘束式のものがある。ヒンジ等で結合され、ともに関節を形成するように設計された複数のパーツからなるものもある。本品は、通常、金属、カーボン、セラミック又はポリマー製等で、パーツにはこのような材料のいずれか又はすべてを使用している。セメント固定式のもの又はセメントレスのものがある。 |
人工膝関節大腿骨コンポーネント | 膝の大腿骨関節の修復又は置換に用いる人工関節コンポーネントをいう。脛骨コンポーネントと関節をなし、必要に応じて膝関節の人工膝蓋骨コンポーネントと関節をなすように設計されている。通常、金属、セラミック又はポリマー製で骨セメントを用いて固定するものもある。ステム及び固定機構を備えたものもある。 |
人工膝関節脛骨コンポーネント | 膝関節の脛骨プラトーの修復又は置換に用いる人工関節コンポーネントをいう。人工大腿骨コンポーネントと関節をなすように設計されている。通常、金属、セラミック又はポリマー製で骨セメントを用いて固定するものもある。ステム、固定ネジ及びポリマー差込部を備えた金属トレイを含むものもある。 |
人工膝関節膝蓋骨コンポーネント | 膝蓋骨の置換に用いる人工関節コンポーネントをいう。人工大腿骨コンポーネント遠位と関節をなすように設計され、骨セメントとともに用いるものもある。通常、金属、セラミック、ポリマー又はカーボン製等である。 |
人工肩関節上腕骨コンポーネント | 人工肩関節のコンポーネントをいう。関節面の置換又は修復のために近位上腕骨に取り付ける。通常、金属、セラミック、カーボン又はポリマー又はこのような物質の組合せを原材料とする。セメント固定式のもの又はセメントレスのものがある。 |
全人工肩関節 | 肩の関節面の置換又は修復のために用いる人工関節をいう。通常、金属、セラミック、カーボン又はポリマー又はこのような物質の組合せを原材料とする。非拘束式、拘束式又は半拘束式のものがある。セメント固定式のもの又はセメントレスのものがある。 |
人工肩関節関節窩コンポーネント | 人工肩関節のコンポーネントをいう。関節面の置換又は修復のために関節窩に取り付ける。通常、金属、セラミック、カーボン又はポリマー又はこのような物質の組合せを原材料とする。セメント固定式のもの又はセメントレスのものがある。 |
人工肘関節橈骨コンポーネント | 近位橈骨の関節表面を補強又は置換する金属又はポリマー製等の人工関節をいう。拘束式又は非拘束式人工肘関節の一部をなすものもある。 |
人工肘関節上腕骨コンポーネント | 遠位上腕骨関節表面の一部又は全体を補強又は置換する金属、ポリマー、セラミック製等の上腕骨コンポーネントをいう。セメント固定式のもの又はセメントレスのものがある。拘束式又は非拘束式人工肘関節の一部をなすものもある。 |
人工肘関節尺骨コンポーネント | 近位尺骨間接表面の一部又は全体を補強又は置換する金属又は高分子材料ポリマー製等の尺骨コンポーネント器具をいう。セメント固定式のもの又はセメントレスのものがある。拘束式又は非拘束式人工肘関節の一部をなすものもある。 |
全人工肘関節 | 損傷・変形を来した肘関節の全関節表面を置換又は代用を目的とした人工関節をいう。拘束式、半拘束式又は非拘束式のものがある。ヒンジ等で結合され、ともに関節を形成するように設計された複数のパーツからなるものもある。通常、金属、セラミック、カーボン又はポリマ製等で、(パーツにはこのような材料のいずれか又はすべてを使用している。)又はこのような物質の組合せを原材料とする。セメント固定式のもの又はセメントレスのものがある。 |
人工骨インプラント | 外傷、骨粗鬆症等の病的状態により欠損した骨を置換するために体内に挿入又は移植する骨基質の合成材料製器具をいう。粉体、液状及びペースト状等のものを含む。 |
体内固定用ボルト | 牽引装置など類似の装置に安全性を付与するために、骨に挿入する非吸収性器具をいう。ナットで固定し、ワッシャーを備えたものもある。金属製のものもあればポリマー製のものもある。 |
吸収性体内固定用ボルト | 牽引装置など類似の装置に安全性を付与するために、骨に挿入する吸収性器具をいう。ナットで固定し、ワッシャーを備えたものもある。 |
体内固定用ネジ | 骨固定用の器具で、プレート又は釘を骨に取り付けるか、軟部組織、シート又は不織布を骨に固定するか、又は骨折片を安定化させる非吸収性のものをいう。本品は整形外科及び顎顔面手術等で使用する。皮質骨ネジ、海綿骨ネジ、踝骨ネジ、舟状骨ネジ、部分的にネジ山のあるもの、全体的にネジ山のあるもの等多くの種類がある。ラグネジは骨折片全体を圧縮させるために特別な方法で使用するものをいう。通常、金属製等である。 |
吸収性体内固定用ネジ | 骨固定用の器具で、プレート又は釘を骨に取り付けるか、軟部組織を骨に固定するか、又は骨片を安定化させる吸収性のものをいう。本品は整形外科及び顎顔面手術等で使用する。皮質骨ネジ、海綿骨ネジ、踝骨ネジ、舟状骨ネジ、部分的にネジ山のあるもの、全体的にネジ山のあるもの等多くの種類がある。ラグネジは骨折片全体を圧縮させるために特別な方法で使用するものをいう。 |
体内固定用ステープル | 整形外科的骨折又は下顎骨骨折等の固定・修復のために、骨折した骨に植え込むU型等の非吸収性器具をいう。靭帯・腱等の構造を骨に止め、固定させるために用いる場合もある。通常、金属製である。 |
吸収性体内固定用ステープル | 整形外科的骨折又は下顎骨骨折等の固定・修復のために、骨折した骨に植え込むU型等の吸収性器具をいう。靭帯・腱等の構造を骨に止め、固定させるために用いる場合もある。 |
体内固定用ナット | 骨ネジ又は骨ボルト等の骨固定器具とともに用い、固定力を向上させることを目的とする非吸収性器具をいう。骨孔がネジ径より大きい場合に用いることもある。 |
吸収性体内固定用ナット | 骨ネジ又は骨ボルト等の骨固定器具とともに用い、固定力を向上させることを目的とする吸収性器具をいう。骨孔がネジ径より大きい場合に用いることもある。 |
体内固定用ピン | 内外固定や牽引装置を支持したり、又は骨及び軟部組織や靭帯を骨に固定するため等に用いる非吸収性器具をいう。 |
吸収性体内固定用ピン | 内外固定や牽引装置を支持したり、軟部組織や靭帯を骨に固定するか、又は骨片を安定化させるために用いる吸収性器具をいう。 |
体内固定用大腿骨髄内釘 | 金属製等のロッドをいう。大腿骨の髄内に挿入し、骨折又は病的状態にある骨の両端を正しい位置に保持する固定器具としての役割を果たす。骨の欠損、病的短絡が認められる場合に骨を延長、矯正するために用いる場合もある。多くのコンポーネントを備え、さらに近位及び遠位の骨折の固定を補助するロック型式のものもあればロック型式でないものもある。 |
吸収性体内固定用ボタン | 関節再建術時等の固定材として使用するボタン形状を有する吸収性器具をいう。 |
体内固定用コンプレッションヒッププレート | 大腿骨近位で骨折した大腿骨頭を固定するために用いる器具をいう。通常、プレートからなり、このプレート近位のガイドホールに挿入する部分的にネジ山をもつ大きなネジとともに用いる。皮質骨ネジにより大腿骨に固定する。 |
人工椎間板 | 2つの可動椎体間のプレート様構造を置換又は修復する器具をいう。通常、金属、ポリマー、他の人工材料又は生物学的材料、又はこのような物質の組合せを原材料とする。 |
人工椎体 | 外傷、変形又は変性疾患により1つ又は複数の椎体又は脊椎を欠損した場合に、このうちの1つ又は複数を置換又は修復する器具をいう。通常、金属、ポリマー、他の人工材料、又はこのような物質の組合せを原材料とする。 |
吸収性人工椎体 | 外傷、変形又は変性疾患により1つ又は複数の椎体又は脊椎を欠損した場合に、このうちの1つ又は複数を置換又は修復する器具をいう。吸収性材料製である。 |
人工肋骨 | 肋骨全部又は一部を置換又は修復する器具をいう。通常、金属、ポリマー、他の人工材料又は生物学的材料、又はこのような物質の組合せを原材料とする。 |
体内固定用プレート | 骨奇形や骨折治療時に骨折間隙を埋め、骨折部位を応力から保護するため、骨折片にネジ等で取り付ける非吸収性植込み型固定器具をいう。病的に骨折した骨の骨延長術、及び頭蓋、顎顔面手術時の補強、又は固定術が必要な関節の融合に用いる場合もある。骨プレートは、通常、金属製、カーボン製等である。 |
患者適合型体内固定用プレート | 骨奇形や骨折治療時に骨折間隙を埋め、骨折部位を応力から保護するため、骨折片にネジ等で取り付ける非吸収性植込み型固定器具で、個々の患者に適合するよう設計・製造された器具をいう。病的に骨折した骨の骨延長術、及び頭蓋、顎顔面手術時の補強、又は固定術が必要な関節の融合に用いる場合もある。骨プレートは、通常、金属製、カーボン製等である。 |
吸収性体内固定用プレート | 骨奇形や骨折治療時に骨折間隙を埋め、骨折部位を応力から保護するため、骨折片にネジで取り付ける吸収性植込み型固定器具をいう。病的に骨折した骨の骨延長術、及び頭蓋、顎顔面手術時の補強、又は固定術が必要な関節の融合に用いる場合もある。 |
吸収性体内固定用タック | 骨固定用の器具で、骨折治療時等に使用されるプレート等を固定するために用いる吸収性の器具をいう。 |
吸収性体内埋植用シート | 骨欠損部等の被覆又は支持に用いる吸収性の器具をいう。複数の穴を有するものもある。 |
体内固定システム | ケース及び複数のトレイからなる非吸収性器具をいう。多くのインプラント及び専用手術器具を含む。このシステムは骨折手術、脊椎手術、矯正手術又は靭帯再建術等、特定の手術用に設計されている。このシステムを維持するため、インプラントを使用した場合は補充する。 |
頭蓋骨固定用クランプ | 閉頭術後に頭蓋骨を閉鎖するため、または頭蓋骨片の複雑骨折による転位の整復のため、頭蓋骨片を挟み込んで固定する非吸収性植込み型固定器具をいう。プレートやディスクとそれに付属するピンなどにより固定を行う。通常、金属製、ステンレススチール製、チタン製等である。 |
吸収性頭蓋骨固定用クランプ | 閉頭術後に頭蓋骨を閉鎖するため、または頭蓋骨片の複雑骨折による転位の整復のため、頭蓋骨片を挟み込んで固定する吸収性植込み型固定器具をいう。プレートやディスクとそれに付属するピンなのにより固定を行う。 |
吸収性体内固定システム | ケース及び複数のトレイからなる吸収性器具をいう。多くのインプラント及び専用手術器具を含む。このシステムは骨折手術、脊椎手術、矯正手術又は靭帯再建術等、特定の手術用に設計されている。このシステムを維持するため、インプラントを使用した場合は補充する。 |
体外固定システム | ケース及び複数のトレイからなる器具をいう。多くのインプラント(ピン、ネジ、ワイヤ等)及び専用手術器具を含む。このシステムは骨折手術、脊椎手術又は矯正手術等、特定の手術用に設計されている。このシステムを維持するため、インプラントを使用した場合は補充する。このシステムの外固定具は、指示された方法に基づき再使用することができる。 |
体内固定用ワイヤ | 骨固定に用いる非吸収性植込み型器具をいう。例えば、骨固定を補助する締結ワイヤとして、肘頭、脛骨結節又は大転子等を再接合するための8字ループとして、骨ネジ及び骨プレート固定の補強として、足指又は手指を補強(関節固定)するためのキルシュナー鋼線として、様々な用途で用いる。通常、金属製である。素材は展性があり、長くしたり、コイル状にしたりするものもあれば、硬直・剛性のものもある。 |
吸収性体内固定用ワイヤ | 骨固定に用いる吸収性植込み型器具をいう。例えば、骨固定を補助する締結ワイヤとして、肘頭、脛骨結節又は大転子等を再接合するための8字ループとして、骨ネジ及び骨プレート固定の補強として、足指又は手指を補強(関節固定)するためのキルシュナー鋼線として、様々な用途で用いる。素材は展性があり、長くしたり、コイル状にしたりするものもあれば、硬直・剛性のものもある。 |
人工顎関節 | 顎関節の下顎骨部の再建に用いる植込み型人工関節をいう。通常、金属又はポリマー等の人工材料で作られる。 |
靱帯固定具 | 靭帯、腱又は人工靭帯の片端又は両端を骨に結合するために用いる非吸収性植込み型器具をいう。通常、金属製、セラミック製等である。 |
吸収性靱帯固定具 | 靭帯、腱又は人工靭帯の片端又は両端を骨に結合するために用いる吸収性植込み型器具をいう。 |
体内固定用ワッシャ | 固定力の向上又は軟部組織の損傷防止のために、骨ネジ又は骨ボルト等の骨固定器具と共に用いる非吸収性器具をいう。通常、金属、ポリマー又は強化ポリマー製である。 |
吸収性体内固定用ワッシャ | 固定力の向上又は軟部組織の損傷防止のために、骨ネジ又は骨ボルト等の骨固定器具と共に用いる吸収性器具をいう。 |
脊椎内固定器具 | ロッド・プレート・フック・スクリュー(椎弓根スクリューを含む)・コネクタ・ワイヤ・ケーブル等からなる器具をいう。脊椎の固定、支持又はアライメント補正に用いる。通常、金属製、ポリマー製又は他の材料製である。骨折固定、変性又は先天性異常に用いる場合もある。 |
吸収性脊椎内固定器具 | ロッド・プレート・フック・スクリュー(椎弓根スクリューを含む)・コネクタ・ワイヤ・ケーブル等からなる器具をいう。脊椎の固定、支持又はアライメント補正に用いる。通常、金属製、ポリマー製又は他の材料製であり、吸収性の材料を含んでいる。骨折固定、変性又は先天性異常に用いる場合もある。 |
単回使用棘間留置器具 | 腰背部痛及び下肢痛の緩和のため、棘間に留置することにより、腰椎を屈曲位に保ち、伸展位となることを制限するために用いる器具をいう。 |
体内固定用脛骨髄内釘 | 金属製等のロッドをいう。脛骨の髄内に挿入し、骨折又は病的状態にある骨の両端を正しい位置に保持するための固定器具としての役割を果たす。骨の欠損、病的短絡が認められる場合に骨を延長、矯正するために用いる場合もある。多くのコンポーネントを備え、さらに近位及び遠位の骨折の固定を補助するロック型式のものもあればロック型式でないものもある。 |
体内固定用上肢髄内釘 | 金属製等のロッドをいう。上腕骨又は前腕骨の髄内に挿入し、骨折した又は病的状態にある骨の両端を正しい位置に保持する固定器具としての役割を果たす。骨の欠損、病的短絡が認められる場合に骨を延長、矯正するために用いる場合もある。さらに近位及び遠位の骨折の固定を補助するために多くのコンポーネントを有するロック型式のものもあればロック型式でないものもある。 |
体内固定器具セット | 特定の患者のために特別に製造した器具をいう。寸法、設計又は材料が通常のものとは異なる。膝関節を補強するための特別に長い髄内ロッドで近位は大腿骨から遠位は脛骨まで及ぶもの等1個限定の特注器具がその典型であり、現行の規制に従って製造される。本品は、カスタムメイド人工関節セットには該当しない。 |
歯科矯正用アンカースクリュー | 歯科矯正治療において矯正力付与の固定源として使用する金属製の小さなねじである。口腔内の顎骨に植立・固定し、スクリューの頭部に矯正用器具を接続し、歯の移動のための矯正力をふよするときの固定源として用いる。セルフタップ型とセルフドリリング型があり、歯科矯正治療後は撤去される。単回使用である。 |
脊椎ケージ | 椎間板又は脊椎の一部の代わりに脊柱構造の高さを置換、矯正又は修復するために用いる器具をいう。通常、金属、ポリマー、吸収性材料、他の人工材料、生物学的材料、又はこのような物質の組合せを原材料とする。 |
吸収性脊椎ケージ | 椎間板又は脊椎の一部の代わりに脊柱構造の高さを置換、矯正又は修復するために用いる器具をいう。通常、吸収性材料を原材料とする。 |
骨固定バンド | 骨と軟部組織の締結・縫合、骨とインプラントの固定、骨と骨の固定などに用いるワイヤ、ケーブル、バンド等をいう。金属製又はポリマー製である。 |
吸収性骨固定バンド | 骨と軟部組織の締結・縫合、骨とインプラントの固定、骨と骨の固定などに用いる吸収性のワイヤ、ケーブル、バンド等をいう。通常、高分子材料製である。 |
頭部プロテーゼ固定用材料 | 義眼・義鼻・義耳等の頭部プロテーゼ(顔面補綴物)を顔面に固定するために用いる材料をいう。頭蓋骨に固定するプレート、スクリュー等と、固定用の支柱(アンカー)等から構成される。 |
体内固定用ケーブル | 骨固定に用いる非吸収性ケーブル(撚り線構造又は編み線構造)をいう。体内固定器具として使用する。肘頭、膝蓋骨、足関節内果又は大転子等の骨折又は骨切り部を再結合したり、脊椎を固定したりするために、原則として締結噐を用いて締結するものである。ケーブルと併用するインプラント等も含む。素材は、通常、金属製又はポリマー製である。 |
吸収性体内固定用ケーブル | 骨固定に用いる吸収性ケーブル(撚り線構造)をいう。体内固定器具として使用する。肘頭、膝蓋骨、足関節内果又は大転子等の骨折又は骨切り部を再結合したり、脊椎を固定したりするために、原則として締結器を用いて締結するものである。ケーブルと併用するインプラント等も含む。素材は、通常、高分子材料製である。 |
仙骨止血ピン | 仙骨前血管の多量出血をコントロールするために用いる埋め込み型器具をいう。画鋲様の形状で金属製(主にチタン)である。 |
頭蓋用レジン様化合物 | 脳神経外科手術後、頭蓋骨を再構築するために用いるレジン様物質をいう。 |
整形外科用骨セメント | 整形外科用(骨)セメント又は人工骨インプラントを練和又は混和する器具をいう。錬成用スパチュラ、脱気チューブ等の周辺器具を含む。本品は単回使用である。 |
関節全置換術用セメントスペーサ | 通常全関節の外科的修復後に骨と骨との接触及び軟組織の収縮を回避するため、関節腔に一時的に設置するセメント製の器具をいう。 |
ヒト骨移植片 | 形成術又は再建術時に補強するか骨形成又は機械的支持を得るために提供者から被移植者に移植する骨をいう。同一患者の別の部位由来のものもあれば、他の患者由来の処理を施したものもある。 |
人工骨キャップ | 若年切断患者の骨過成長を抑制するために上腕骨又は脛骨などの骨の切断端を覆うために用いる植込み型器具をいう。 |
コラーゲン使用人工骨 | 外傷、骨粗鬆症又は病的状態により欠損した骨を置換するために体内に挿入又は移植するコラーゲン使用材料をいう。 |
全人工足関節 | 足関節の主要関節面を置換するために用いる人工関節をいう。通常、金属、セラミック、カーボン、ポリマー又はこのような物質の組合せを原材料とする。非拘束式、拘束式又は半拘束式のものがある。セメント固定式のもの又はセメントレスのものがある。 |
非吸収性人工腱 | 欠損又は損傷した腱の機能を回復するために置換又は修復することを目的とした植込み型器具をいう。本品は非吸収性材料製である。 |
吸収性人工腱 | 欠損又は損傷した腱の機能を回復するために置換又は修復することを目的とした植込み型器具をいう。本品は吸収性材料製である。 |
人工上顎骨 | 上顎骨の修復又は置換に用いる器具をいう。通常、金属製であるが、ポリマ製のものもある。 |
人工股関節寛骨臼サポートコンポーネント | 寛骨臼サポートリング、シート又はメッシュ等の形状の器具をいう。寛骨臼を損傷した場合に人工寛骨臼コンポーネントを支持するために用いる。通常、金属又はポリマ製である。 |
人工股関節骨セメントレストリクタ | 骨セメントの流出を制限するために大腿骨腔の遠位に用いるか、寛骨臼コンポーネントとともに用いる器具をいう。通常、ポリメチルメタクリレート(PMMA)を含有するポリマから作られる。 |
全人工手関節 | 手関節の関節表面の置換又は代用のために用いる人工関節をいう。非拘束式、拘束式又は半拘束式のものがある。通常、金属、セラミック、カーボン又はポリマ又はこのような物質の組合せを原材料とする。セメント固定式のもの又はセメントレスのものがある。 |
骨スペーサ | 埋入された人工関節等と骨との間の骨セメント(例えば、ポリメチルメタクリレート(PMMA))の厚さを確保するために用いる非吸収性器具をいう。通常、ポリマー又は骨セメント材料(PMMA)で成形されている。 |
吸収性骨スペーサ | 埋入された人工関節等と骨との間の骨セメント(例えば、ポリメチルメタクリレート(PMMA))の厚さを確保するために用いる吸収性器具をいう。 |
骨プラグ | 骨セメントの通路を限定するために、髄腔を密封する閉塞物として用いる非吸収性器具をいう(セメントリストリクタとして使用)。ポリメチルメタクリレート(PMMA)及びポリエチレン(UHMWPE)等を原料とする。金属マーカを導入する場合もある。 |
吸収性骨プラグ | 骨セメントの通路を限定するために、髄腔を密封する閉塞物として用いる吸収性器具をいう(セメントリストリクタとして使用)。吸収性材料を原料とする。 |
人工足関節距骨コンポーネント | 関節面の置換又は修復のために距骨に取り付ける人工足関節コンポーネントをいう。通常、金属、セラミック、カーボン、ポリマ又はこのような物質の組合せを原材料とする。セメント固定式のもの又はセメントレスのものがある。 |
人工下顎骨 | 下顎の変形の矯正又は容貌の改善のために下顎の軟部組織に植え込む器具をいう。通常、ポリマ製である。 |
人工足関節脛骨コンポーネント | 関節面の置換又は修復のために脛骨遠位に取り付ける人工足関節コンポーネントをいう。通常、金属、セラミック、カーボン、ポリマ又はこのような物質の組合せを原材料とする。セメント固定式のもの又はセメントレスのものがある。 |
人工手関節手根骨コンポーネント | 手根骨支持面を置換し、人工橈骨・尺骨との関節を造る人工関節コンポーネントをいう。通常、金属、セラミック、カーボン、ポリマ又はこのような物質の組合せを原材料とする。セメント固定式のもの又はセメントレスのものがある。 |
腱鞘スペーサ | 組織を分離し、物理的接触を回避するために用いる非吸収性器具をいう。これにより、腱を隣接組織に癒着させずに遊離の状態にする。 |
吸収性腱鞘スペーサ | 組織を分離し、物理的接触を回避するために用いる吸収性器具をいう。これにより、腱を隣接組織に癒着させずに遊離の状態にする。 |
人工全耳小骨 | 聴力の矯正又は回復のために耳小骨の置換を目的とした器具又は複数の器具から成るシステムをいう。通常、生物学的材料又は合成材料製である。 |
人工眼窩縁 | 眼窩底又は眼窩縁の再建に用いる器具をいう。通常、ステンレス、チタン又はチタン合金製である。他の物質を原材料とするものもある。 |
人工頬骨 | 頬骨の置換又は修復に用いる器具をいう。通常、金属製で、ポリマ製のものもある。 |
局所人工耳小骨 | 中耳等の小骨の置換のために用いる生物学的器具又は人工合成器具をいう。 |
人工橈骨手根関節橈骨・尺骨コンポーネント | 手根骨支持面を置換し、遠位橈骨及び尺骨と手根骨との関節支持面を置換する人工関節コンポーネントをいう。通常、金属、セラミック、カーボン又はポリマ又はこのような物質の組合せを原材料とする。セメント固定式のもの又はセメントレスのものがある。 |
橈骨頭用補綴材 | 近位橈骨(橈骨小頭)の全置換又は部分置換のために用いる器具をいう。骨セメント固定式のもの又は骨セメントレスのものがある。通常、金属、セラミック、カーボン、ポリマ又はこれらの物質の組合せを原材料とする。 |
医薬品組合せ橈骨頭用補綴材 | 近位橈骨(橈骨小頭)の全置換又は部分置換のために用いる器具をいう。骨セメント固定式のもの又は骨セメントレスのものがある。通常、金属、セラミック、カーボン、ポリマ又はこれらの物質の組合せを原材料とする。部分的に吸収される場合もある。本品は医薬品も含有する。 |
全人工側頭下顎関節 | 全側頭下顎関節の再建に用いる植込み型人工関節をいう。通常、金属及びポリマー等の人工材料製である。 |
人工側頭下顎関節円板 | 側頭下顎関節の下顎頭と関節窩との間に接点を形成することを目的とした中間挿入用インプラント又は関節円板をいう。通常、金属及びポリマ等の人工材料製である。 |
人工指関節 | 手指、母指又は足指関節を置換するために用いる人工関節をいう。通常、金属、セラミック、カーボン、ポリマ又はこのような物質の組合せを原材料とする。非拘束式、半拘束式又は拘束式のものがあり、セメント固定式のもの又はセメントレスのものがある。 |
人工関節セット | 特定の患者のために特別に製造した人工関節器具をいう。寸法、設計又は材料が通常のものとは異なる。 |
下肢再建用人工材料 | 悪性腫瘍等の疾患により広範囲な骨切除を行ったとき、骨欠損部を補綴したり下肢機能を再建するために用いるインプラントをいう。人工関節及びその連結部品、付属品を含む。 |
上肢再建用人工材料 | 悪性腫瘍等の疾患により広範囲な骨切除を行ったとき、骨欠損部を補綴したり上肢機能を再建するために用いるインプラントをいう。人工関節及びその連結部品、付属品を含む。 |
前房レンズ | 前方を角膜及び強膜の一部に接し、後方を毛様体の一部及び虹彩のほか、瞳孔の端から端までの水晶体の一部に接する眼腔に永久的に埋植することを目的とした器具をいう。ヒト白内障水晶体の置換を目的としている。通常、プラスチック製レンズで、白内障水晶体除去後に眼の前房に挿入する。 |
後房レンズ | ヒト白内障水晶体の置換及び視力回復のため、眼の後房に永久的に埋植することを目的とした器具をいう。通常、プラスチック製レンズで、白内障水晶体除去後に眼の後房に挿入する。 |
ヘパリン使用後房レンズ | ヒト白内障水晶体の置換及び視力回復のため、眼の後房に永久的に埋植することを目的としたヘパリン使用器具をいう。通常、プラスチック製レンズで、白内障水晶体除去後に眼の後房に挿入する。 |
多焦点後房レンズ | ヒト白内障水晶体の置換及び視力回復のため、眼の後房に永久的に埋植することを目的とした器具をいう。通常、プラスチック製レンズで、白内障水晶体除去後に眼の後房に挿入するものであり、多焦点機構を有する。 |
挿入器付後房レンズ | 単回使用眼内レンズ挿入器に予め装填された後房レンズ及び多焦点後房レンズをいう。 |
有水晶体後房レンズ | 屈折以上眼の視力補正のため、眼の後房内に永久的に埋植することを目的とした器具をいう。有水晶体眼の後房に挿入する。一般に、プラスチック/合成樹脂製レンズである。 |
中耳腔換気用チューブ | 耳の鼓膜の機能の置換又は修復に用いる器具をいう。 |
人工鼓膜 | 中耳の鼓膜の修復又は置換のために用いる器具をいう。合成材料製のものもある。 |
人工内耳 | 高音急墜型感音難聴又は重度聴覚障害者の聴覚の一部回復のために用いる機器をいう。電極アレー(片側の蝸牛に挿入する)、受信・刺激装置(頭蓋の耳付近に植え込む)、スピーチプロセッサ(体外に装着し、音を電気信号に変換して受信・刺激装置に送るもの)から構成される。音響刺激機能のある機器は、音響ユニット(音を増幅・音質調整してイヤモールドへ伝達する)が含まれる。 |
気管食道用スピーチバルブ | 外科的に形成した気管食道瘻に挿入する双フランジ付き器具をいう。本品の食道面には直径に沿ってスリットが入っている。喉頭摘出後の発話機能回復訓練に用いる。 |
強膜バックリング用器具 | 強膜に挿入する吸収性の器具で、網膜復位を補助するために用いるものをいう。 |
液状組織再生材料 | 美容又は再建の目的で空隙を埋めるために注射又は注入する合成の液状物質をいう。 |
中耳腔換気用半透膜チューブ | 中耳の換気又はドレナージのほか、中耳腔への液体流入を防ぐために植え込む小型の中空円筒型器具をいう。鼓膜から挿入し、外耳と中耳との間を空気が自由に行き交うようにする。チューブ部分はシリコンエラストマー製又は多孔性ポリエチレン製で、膜部分はポリテトラフルオロエチレン製である。 |
植込み型神経刺激電極及びリード | 電極部分を除き、非導電材料で絶縁されたリードで、神経組織に植え込むものをいう。刺激装置と組織との間に電気接続を確立するために用いる。 |
植込み型迷走神経刺激電極及びリード | 電極部分を除き、非導電材料で絶縁されたリードで、神経組織に植え込むものをいう。刺激装置と迷走神経との間に電気接続を確立するために用いる。 |
植込み型心筋補助用刺激電極及びリード | 電極部分を除き、非導電材料で絶縁されたリードで、心臓に取り付けるものをいう。心臓のポンプ機能を補助するため、刺激装置と心筋との間に電気接続を確立するために用いる。 |
植込み型失禁用刺激電極及びリード | 括約筋に植え込む非導電材料で絶縁されたリードをいう。電極部分は絶縁されない。刺激装置と括約筋との間に電気接続を確立するために用いる。 |
人工皮膚 | 修復、再建又は治療の目的で皮膚欠損の治療に用いるグラフトをいう。 |
コラーゲン使用人工皮膚 | 修復、再建又は治療の目的で皮膚欠損の治療に用いるコラーゲン使用グラフトをいう。 |
植込み型眼瞼ウェイト | 上眼瞼の機能回復のため、瞼に錘りを負わせたり、又は瞼を圧迫する眼科用機器をいう。上眼瞼内に植え込むことを目的としている。 |
鼻用補綴材 | 鼻の美容性又は機能性を回復させるために(鼻)顔面組織に挿入する器具をいう。通常、高分子材料製である。 |
心臓内パッチ | 心臓の損傷膜の補強又は修復に用いる合成材料製の器具をいう。プレジェットとして用いる場合もある。 |
中心循環系非吸収性局所止血剤 | 中心循環系血管の止血のために、外科切開口、皮膚創傷又は内部構造に適用する、非吸収性の器具をいう。 |
リンパ管用チューブ補綴材 | 内リンパ管の一部の修復又は置換に用いる器具をいう。物質を一方向に送るための弁を備えたものもある。 |
中耳用植込みモールド | 鼓膜修復時に埋め込んで中耳腔を再建することを目的としたモールドとしての役割を果たす器具をいう。中耳に空気を十分に満たした腔を維持し、中耳腔粘膜の再生を促進することができる。ポリアミド、ポリテトラフルオロエチレン、シリコンエラストマ又はポリエチレン製である。 |
機械式・水圧式植込み失禁器具 | 尿道を閉塞するために連続的又は間欠的に圧力を加えることにより尿失禁を治療するために用いる埋め込み型器具をいう。完全植込み器具は静圧力パッドからなるものもあれば、腹部に埋め込んだ放射線不透過性液の容器及び皮膚表面下に埋め込み、チューブにより調節式圧力パッド又は尿道を囲むカフに接続した手動ポンプ及びバルブを備えたシステムからなるものもある。放射線不透過性液を必要に応じて容器から送り込み、パッド又はカフを膨張させて尿道を圧迫する。 |
輸精管用補綴材 | 副睾丸から尿道に精子を輸送する管の損傷部又は閉塞部の修復に用いる器具をいう。短期的使用は含まない。 |
尿管膀胱用補綴材 | 尿管壁に植え込む体内器具をいう。尿管壁の量及び張力を増大させて括約筋の機能を支持する。通常、シリコンゴム又はテフロン等の非吸収性ポリマ製で、カテーテルを用いて適用することがきる。 |
人工耳・鼻・喉用補綴材 | 耳鼻咽喉(ENT)の外科手術で、軟部組織の置換又は修復に用いる非吸収性器具をいう。本品は多孔性ポリエチレン、シリコンエラストマー、ポリウレタン又はポリアミド等のポリマ製である。 |
人工耳・鼻・喉用吸収性補綴材 | 耳鼻咽喉(ENT)の外科手術で、軟部組織の置換又は修復に用いる吸収性器具をいう。コラーゲン又は天然吸収性ゼラチン物質等を原材料とするものもある。 |
体内用合成・炭素繊維補綴材 | 炭素繊維で補強したポリテトラフルオロエチレン(PTFE)から成り、非吸収性インプラント用複合材料を作製するためのものをいう。美容外科で顎、鼻又は眼周囲の骨及び組織の形状の修復に用いることができる。これまで人工移植器具のコーティーングに用いられてきた。この材料で製造した器具はProplasと呼ばれていたが(CharlesHomseyが発明)、現在では外科手術に用いることは稀である。 |
体内用吸収性合成・炭素繊維補綴材 | 炭素繊維で補強したポリテトラフルオロエチレン(PTFE)から成り、吸収性インプラント用複合材料を作製するためのものをいう。美容外科で顎、鼻又は眼周囲の骨及び組織の形状の修復に用いることができる。これまで人工移植器具のコーティーングに用いられてきた。この材料で製造した器具はProplasと呼ばれていたが(CharlesHomseyが発明)、現在では外科手術に用いることは稀である。 |
腸管スプリンティングチューブ補綴材 | 腸管の一部を原位置に保持するか又は腸管の損傷部を原位置に保持し、保護するために用いる硬性又は軟性の器具をいう。 |
眼強膜補綴材 | 強膜欠損部の補強又は修復に用いる器具をいう。 |
人工肛門括約筋補綴材 | 糞便失禁の再コントロールにより機能を回復するために用いる器具をいう。 |
体内用失禁補綴材 | 排便又は排尿などの排泄機能が制御不能の場合に矯正又は制御に用いる植込み型器具をいう。 |
コラーゲン使用体内用失禁補綴材 | 排便又は排尿などの排泄機能が制御不能の場合に矯正又は制御に用いるコラーゲンを用いた植込み型器具をいう。膀胱尿管逆流症の治療又はスキンテストを目的として使用される場合もある。 |
膀胱尿管逆流症治療用注入材 | 主成分の膨隆形成物質としてデキストラノマービーズ等を含有している注入材で、膀胱尿管逆流症の治療を目的として、膀胱鏡下で経尿道的に、膀胱内の尿管口近傍又は壁内尿管の粘膜下に注入するものをいう。 |
胆管用補綴材 | 機能回復を目的として、胆嚢から胆汁を運ぶ管の置換又は修復のために用いる器具をいう。 |
膀胱用メッシュ補綴材 | 膀胱又は他の置換組織の壁を支持するために用いる器具をいう。高分子材料製で解剖学的構造に適合するように蝶形のものもあればV字型のものもある。 |
子宮頸管縫縮用補綴材 | 子宮頸部の支持及び機能回復のために用いる器具をいう。 |
耳用補綴材 | 通常、美容上の理由により、外耳を再建する組織に埋め込むことを目的とした器具をいう。聴覚機構の補強に用いる場合もある。外部コンポーネントは、通常、高分子材料製である。内部コンポーネントにはネジで固定するものもある。 |
人工食道用補綴材 | 食道が機能するように置換又は修復するために挿入する管状器具をいう。 |
卵管用チューブ補綴材 | 卵管の機能を置換又は修復する器具をいう。 |
喉頭用補綴材 | 喉頭機能の置換・修復、又は喉頭の開存性維持のために用いる器具をいう。ステンレス、ポリマー等を原材料とする。 |
筋肉用補綴材 | 補綴、治療又は実験の目的で、筋肉組織を置換するために体内に一部又は全体を挿入する器具をいう。 |
人工精巣 | 睾丸の形状をした器具をいう。睾丸の美容的外見を与えるために陰嚢に植え込む。審美的役割を果たし、心因性続発症を予防する。すべてがシリコンゴム等のポリマで作られているものもあれば、シリコンオイルを充填したシリコン被膜で作られているものもある。金属材料製のものもある。 |
気管支用補綴材 | 機能回復のために気管・気管支全体又は一部を置換するために用いる器具をいう。 |
尿道用チューブ補綴材 | 尿道の置換又は修復のために用いる器具をいう。 |
尿道括約筋用補綴材 | 失禁に適用される体内器具をいう。天然尿道括約筋の支持又は置換を目的としている。通常、尿道を囲むシングルカフ又はダブルカフ、生理食塩液等の圧媒液(放射線不透明化剤を含有するものもある)を含むリザーバ及び手動ポンプからなる。主に非吸収性ポリマ材料から作られる。 |
気管用補綴材 | 気道再建術で天然気管を置換するために用いる管状器具をいう。 |
気管支用充填材 | エアリークの停止又は瘻孔の閉鎖を目的に、気管支に充填し、閉鎖を維持するために用いる樹脂製の閉塞線栓をいう。通常、充填材は気管支鏡下に把持鉗子で把持してエアリーク又は瘻孔の確認された気管支に留置する。 |
耳管用チューブ補綴材 | 中耳から咽頭までの耳管を置換又は修復するために用いる器具をいう。 |
髄膜用補綴材 | 髄膜の修復に用いる生物学的器具又は人工器具をいう。 |
人工髄鞘 | 神経鞘が機能するように置換又は修復するために用いる器具をいう。 |
乳頭用補綴材 | 手術により欠損又は切除した天然乳頭を置換又は修復する器具をいう。本品は「外」表面を有するが、組織に包埋し結合させるためインプラントであると考えられる。 |
消化管用逆流防止補綴材 | 重度の胃食道逆流症の治療に用いる器具をいう。 |
医薬品投与用植込み型避妊具 | ゴム製の小型中空ロッド等の器具をいう。レボノルゲストレルのような避妊ホルモン等の避妊薬を充填し、上腕の皮下に埋め込み避妊薬を定常的に全身に放出することを目的としている。 |
ヒト硬膜移植片 | 死体硬膜を原材料とする同種移植片をいう。通常、処理及び滅菌を行い、被移植者の硬膜再建又は置換に用いる。硬膜は脊髄の完全性を維持するために不可欠であることから、本品はその完全性を獲得するために用いる場合に有用である。脊髄は損傷又は過度の圧迫から常に保護されていることが重要である。 |
眼内ドレーン | 眼内に植え込み、眼圧上昇を緩和するために用いる人工ドレーンをいう。 |
ヘパリン使用眼内ドレーン | 眼内に植え込み、眼圧上昇を緩和するために用いるヘパリン使用人工ドレーンをいう。 |
人工心膜用補綴材 | 心膜欠損部の補填のために、シート材料(心臓及び大血管根部を包む円錐形の二重膜線維漿膜性サック)や塞栓形成インプラントを心膜欠損部に導入する組み合わせ機器をいう。シート材料や塞栓形成インプラントは生物学的材料又は人工材料製である。 シート材料や塞栓形成インプラント、挿入器などからなり、手術に必要な他の用品が含まれるキットの場合もある。 |
人工乳房 | 乳房再建又は豊胸のために用いる植込み型器具をいう。無菌液で膨張させる。 |
ゲル充填人工乳房 | 乳房再建又は豊胸のために用いる植込み型器具をいう。シェルにはシリコンゲルを予め充填したもの、一部充填したもの又は術中に充填するものがある。 |
人工陰茎 | 勃起陰萎に適用される体内器具をいう。陰茎の膨張性及び硬直性を得るために用いる。本品は油圧式で、シリコンゴム又は他のポリマーを原材料とする。陰茎に植え込み、腹部に植え込む生理食塩液(放射線不透明化剤を添加したものもある)等の液体を含むリザーバ及び陰嚢皮下に植え込む手動式ポンプに接続した1つ又は複数の膨張式のシリンダからなる。 |
ロッド型人工陰茎 | 勃起陰萎に適用される体内器具をいう。永久的な膨張性及び硬直性を得るために用いる。シリコンゴム又は他のポリマーを原材料とし、1つ又は複数のロッドの形状をもつ。金属で補強したものもあり、硬質又は半硬質のものがある。 |
角膜内リング | 角膜に挿入することにより角膜曲率を扁平化して近視などの屈折異常を矯正するリング状の機器をいう。 |
異種移植片グラフト | 異種動物間(ヒトを含む)で移植する組織のグラフトをいう。 |
人工角膜 | 角膜の置換及び視覚の回復のために用いる機器をいう。 |
眼弁補綴材 | ヒト眼の弁の置換を目的とした膜様の人工器具をいう。 |
ヒト合成人工硬膜 | 解放性頭部外傷や外傷性髄液瘻に続発して硬膜の欠損が生じた場合、あるいは開頭手術で硬膜の一部を切除する必要が生じた場合、硬膜補填もしくは硬膜代用のために使用する人工膜をいう。吸収性と非吸収性とがある。非吸収性膜は、脳表面と硬膜との癒着防止を目的として使用されることもある。 |
植込み型病変識別マーカ | フィルム又はデジタル画像上で確認することができる識別マークを作成するために体内に一時的又は永久的に植え込むことを目的としたワイヤ、針、クリップ又はビーズ状の器具をいう。腫瘍、病変などの関心領域の位置決定及び描出に用いる。磁気共鳴画像診断法(MRI)、X線又は核医学など、使用する撮像システムと互換性のある材料から作られる。 |
合成人工硬膜 | 解放性頭部外傷や外傷性髄液瘻に続発して硬膜の欠損が生じた場合、あるいは開頭手術で硬膜の一部を切除する必要の生じた場合の硬膜補填もしくは硬膜代用する人工膜をいう。吸収性と非吸収性とがある。非吸収性膜は脳表面と硬膜との癒着防止を目的としても使用されることもある。 |
非中心循環系塞栓形成インプラントキット | 非中心循環系の動脈又は血管に永続的又は一時的な塞栓を形成する(血流を停止させる)塞栓形成インプラントを植え込むために組み合わせて用いる器具及び用品を集めたものをいう。通常、塞栓形成インプラント、挿入器、専用注射筒からなり、手術に必要な他の用品が含まれる場合もある。本品は単回使用である。 |
網膜復位用人工補綴材 | 剥離した網膜を脈絡膜上に復位させるため、眼球を局部的に変形・固定させるための眼科用滅菌済みインプラント機器をいう。 |
コラーゲン使用吸収性神経再生誘導材 | 外傷等による末梢神経断裂・欠損部に導入して両断端にれんぞくせいを持たせ、神経の再生の誘導と機能再建を目的とした、身体に吸収されるコラーゲン使用器具をいう。 |
除細動機能付植込み型両心室ペーシングパルスジェネレータ | 左右それぞれの心室を電気的に刺激する機能をもつ、主目的が心不全治療用の植込み型パルスジェネレータをいう。シールドケースに密封され、電池と電気パルス発生回路を内蔵しており、心臓活動を感知する回路も備えている。頻拍が検出された場合には必要に応じて適切な除細動パルスを心筋に供給して、心拍数を正常まで低下させ、徐脈が検出された場合にはペースメーカパルスを供給して心拍数を正常まで上昇させる機器をいう。 |
除細動機能なし植込み型両心室ペーシングパルスジェネレータ | 左右それぞれの心室を電気的に刺激する機能をもつ、主目的が心不全治療用の植込み型パルスジェネレータをいう。シールドケースに密封され、電池と電気パルス発生回路を内蔵しており、心臓活動を感知する回路も備えている。徐脈が検出された場合にはペースメーカパルスを供給して心拍数を正常まで上昇させる機器をいう。 |
人工腎臓装置 | 透析器を用いて血液透析を行うために使用する装置をいう。 |
透析用監視装置 | 人工腎臓により血液透析を行う場合に、透析液流量、温度及び静脈圧等をモニタする装置をいう。 |
多人数用透析液供給装置 | 人工腎臓により血液透析を行うために透析液を作製し、2人以上の患者に供給する装置をいう。 |
個人用透析装置 | 一人の患者の血液透析を行うために必要な機能を備えた装置をいう。吸着剤を用いた透析液再循環型の装置を含む。 |
多用途透析装置 | 血液透析または血液透析濾過または血液濾過または持続緩徐式血液濾過等を行うことができる透析用監視装置または個人用透析装置をいう。 |
透析装置用透析液流量計 | 透析装置に不可欠なコンポーネントで、透析装置内の透析液の流量を測定し、適切であることを確認するためものをいう。 |
透析装置用透析液量検知器 | 透析装置に不可欠なユニットで、透析装置内の透析液の量を検知し、量が不適切な場合に警告音を発するものをいう。 |
透析装置用血液量検知器 | 透析装置に不可欠なユニットで、透析治療中に体外循環回路の動脈チャンバ及び静脈チャンバ内の血液量を検知し、血液量が不適切な場合に警告音を発するものをいう。 |
透析装置用血液漏出検知器 | 透析装置に不可欠なユニットで、透析装置内の排出側の透析液への血液漏出を検知し、排出側に血液を検知した場合に警告音を発するものをいう。 |
透析装置用透析液温度モニタ | 透析装置に不可欠なユニットで、体外循環回路内の透析液の温度を監視し、不適切な温度を感知した場合に警告音を発するものをいう。 |
血液透析装置用ピロー圧力アラーム | 血液透析装置に接続した動脈血チューブセットから、血流速度の低下により、動脈血液の低下が検出された場合に警告音・視覚信号が発生する装置をいう。血流速度の低下による血圧低下を感知する小型の圧力ピローからなる。本装置群は既存の技術を応用できる。 |
透析液導電率測定装置 | 透析装置に供給される透析液の濃度を、透析液の電気伝導度測定によって決定するために用いる装置をいう(通常、電子式)。透析装置のコンポーネントであるもの、又は独立型の装置がある。 |
透析用血液ラインクランプユニット | 透析時の血液ラインクランプの操作に用いるユニットをいう。通常、完全な透析システムは本ユニットを内蔵している。 |
透析用血液循環ユニット | 透析時の血液循環の操作に用いるユニットをいう。通常、完全な透析システムは本ユニットを内蔵している。 |
透析用気泡防止ユニット | 透析装置とともに機能し、患者に戻す前の血液中に気泡が検出された場合、接続されたポンプメカニズムを停止させる警告を発することを目的とした専用の装置をいう。 |
補液ポンプ | 血液透析濾過または血液濾過または持続緩徐式血液濾過等を行う場合に補充液を注入する装置をいう。 |
体外循環用ヘマトクリットモニタ | 血液透析や開心術時の体外循環時に観血的に血液中のヘマトクリット(赤血球の割合)を測定する装置をいう。 |
血液透析濾過用装置 | 血液透析濾過器で血液を浄化するために用いる装置をいう。通常の血液透析装置に限外濾過量と補液量を制御する機能を組み込んだものである。 |
中空糸型透析器 | 血液から腎機能の異常や腎不全のために蓄積した不要物質を取り除くために用いる医療機器をいう。不要物質の除去は、血液と透析液を個別のコンパートメントに循環させることができる半透膜を介して、血液中の不要物質を透析液に移動することによって行なわれる。膜は中空糸により構成される。血液は中空糸の内腔を通り、透析液は中空糸の外側を通り、不要物質を除去する。 |
積層型透析器 | 血液から腎機能の異常や腎不全のために蓄積した不要物質を取り除くために用いる医療機器をいう。不要物質の除去は、血液と透析液を個別のコンパートメントに循環させることができる半透膜を介して、血液中の不要物質を透析液に移動することによって行なわれる。膜は平膜により構成される。これによって、血液と透析液が平膜の両側を通り、血液中の不要物質を除去する。 |
人工心肺用システム | 開心術時に機械的循環補助を行い、心臓をバイパスすることによって心臓の手術を容易にする装置一式をいう。基礎的な機能は、静脈血に酸素を供給し、この酸素加血をポンプによって動脈側回路に戻すことである。通常、心臓内吸引、濾過、温度管理等のいくつかの機能を備えている。本装置の重要なモジュール及びコンポーネントは、ポンプ、温度調整器、各種モニタ等である。単一の装置として製作されたものや、モジュールから構成されるものがある。 |
人工心肺用ローラポンプ | 人工心肺用システムの構成品の1つで、ガス交換及び再注入のため、人工肺及び人工心肺用システムの他の部品に接続された体外チューブセットに血液を圧入するローラのような機構を介して、体外の血流を注入(循環)する装置をいう。 |
人工心肺用コンソール | 人工心肺用システムのモジュールの1つで、基礎マウンティングユニットをいう。本品に他のユニットを取り付け、完全なシステムを構築する。本品は、全ての機能を制御・監視できる基本ワークステーションとなる。 |
補助循環装置用遠心ポンプ | 心不全時の血液循環の維持に用いる特製の遠心ポンプをいう。心機能の維持を人工補助に依存している患者の循環補助(心不全時の血液循環の補助)を行う。人工補助への依存は、正常な心機能が損なわれているためである。本品は開心術時及び術後に短期間心臓の機能回復を補助するために用いる。 |
ヘパリン使用補助循環装置用遠心ポンプ | 心不全時の血液循環の維持に用いる特製のヘパリン使用遠心ポンプをいう。心機能の維持を人工補助に依存している患者の循環補助(心不全時の血液循環の補助)を行う。人工補助への依存は、正常な心機能が損なわれているためである。本品は開心術時及び術後に短期間心臓の機能回復を補助するために用いる。 |
補助循環装置用スパイラルポンプ | 心不全時の血液循環の維持のため左心室に設置する特製のスパイラルポンプをいう。心機能の維持を人工補助に依存している患者の循環補助(心不全時の血液循環の補助)を行う。人工補助への依存は、正常な心機能が損なわれているためである(通常、開胸心手術後)。 |
補助循環装置用手動クランクポンプ | 主電源の停止時に電気作動ポンプの代用とするため、有資格者又は術者が手動で回転させる遠心力ポンプをいう。心機能の維持を人工補助に依存している患者の循環補助(心不全時の血液循環の補助)を行うために用いる特製のポンプである。 |
単回使用遠心ポンプ | 開心術時及び術後に短期間心臓の機能回復を補助するために遠心力を利用して血液を送るポンプをいう。本品は単回使用である。専用の駆動装置と共に用いる。 |
ヘパリン使用単回使用遠心ポンプ | 開心術時及び術後に短期間心臓の機能回復を補助するために遠心力を利用して血液を送るヘパリン使用ポンプである。本品は単回使用である。専用の駆動装置と共に用いる。 |
体外設置式補助人工心臓ポンプ | 体外設置式の補助人工心臓ポンプをいう。 |
体外循環装置用遠心ポンプ駆動装置 | 心不全時の血液循環の維持に用いる特製の遠心ポンプをいう。心機能の維持を人工補助に依存している患者の循環補助(心不全時の血液循環の補助)を行う。人工補助への依存は、正常な心機能が損なわれているためである。本品は開心術時及び術後に短期間心臓の機能回復を補助するために用いる。各種モニタ機能を持つものもある。 |
ヘパリン使用人工心肺用熱交換器 | 体外循環中に用いる熱交換システムから成るヘパリン使用機器をいう。心肺バイパス術又は治療を目的として血液又は灌流液を加温又は冷却するものである。 |
ヘパリン使用人工心肺用貯血槽 | 人工心肺装置の一部として使用したり、又は短期体外循環中に他の装置と共に使用するヘパリン使用機器をいう。体外循環用の予備血液を維持するものである。フィルタ機能を有するものもある。本品は単回使用である。 |
ヘパリン使用人工心肺用除泡器 | 心肺バイパス手術時に血液から気泡を取り除くために用いるヘパリン使用機器をいう。血液を患者に戻す前に血液に必要な酸素を添加する人工肺とともに用いる。 |
人工心肺用ガスコントロールユニット | 人工心肺用システムのモジュールの1つで、人工肺に供給されるガス流量を制御・測定する装置をいう。特定のガスについてキャリブレートされており、低流量で高い精度を示す。フローメータとなるものもある。 |
ヘパリン使用人工心肺回路用血液フィルタ | 粒子又は血塊が血流に入り、体外循環の妨げになるのを防ぐために用いるヘパリン使用フィルタをいう。気泡の捕捉に用いることもある。 |
人工心肺用血液濃縮フィルタ | 人工心肺用システムにおいて、プライミング溶液から結晶性粒子を除去し、患者から心肺バイパス装置を取り外す前に患者の血液を濃縮するために用いるフィルタをいう。 |
人工心肺用圧力計 | 人工心肺用システムの構成品の1つで、チューブ回路等の圧力を電子的又は機械的に測定する装置をいう。 |
人工心肺用温度コントロールユニット | 心肺バイパス装置のモジュールの1つで、様々なポイントで液体及び血液の温度を監視するために装置に接続された様々な温度プローブで液体や血液の温度を測定・表示する装置をいう。温度(熱交換器に流入・流出する液体の温度等)を制御するものもある。 |
人工心肺用回路システム | パックになった滅菌済みのセットで、心肺バイパス術及び循環補助のために用いる人工心肺用回路システムをいう。通常、チューブ、除泡器、静脈血・心内血貯血槽、人工肺、血液フィルタ、プライミング溶液フィルタ、ライン内血液ガスセンサ、熱交換器、安全弁、遠心力ポンプ、カテーテル等から構成される。 |
ヘパリン使用人工心肺用回路システム | パックになった滅菌済みのヘパリン使用セットで、心肺バイパス術及び循環補助のために用いる人工心肺用回路システムをいう。通常、チューブ、除泡器、静脈血・心内血貯血槽、人工肺、血液フィルタ、プライミング溶液フィルタ、ライン内血液ガスセンサ、熱交換器、安全弁、遠心力ポンプ、カテーテル等から構成される。 |
ヘパリン使用単回使用人工心肺用除泡器 | 心肺バイパス手術時に血液から気泡を取り除くために用いるヘパリン使用機器をいう。血液を患者に戻す前に血液に必要な酸素を添加する人工肺とともに用いる。本品は単回使用である。 |
ヘパリン使用単回使用人工心肺用熱交換器 | 体外循環中に用いる熱交換システムから成るヘパリン使用機器をいう。心肺バイパス術又は治療を目的として血液又は灌流液を加温又は冷却するものである。本品は単回使用である。 |
人工心肺用ライン内血液ガスモニタ | 人工心肺用システムのモジュールの1つで、循環血中のガス濃度の測定及び監視に用いるものをいう。適切なセンサーとともに用いる。 |
ヘパリン使用人工心肺用ライン内血液ガスモニタ | 人工心肺用システムのヘパリン使用モジュールの1つで、循環血中のガス濃度の測定及び監視に用いるものをいう。適切なセンサとともに用いる。 |
人工心肺用ライン内血液ガスセンサ | ある測定可能な信号の感知と供給を目的として人工心肺用システムとともに用いる機器をいう。信号は親機に表示され、血中に存在するガス量を示す。 |
ヘパリン使用人工心肺用ライン内血液ガスセンサ | ある測定可能な信号の感知と供給を目的として人工心肺用システムとともに用いるヘパリン使用機器をいう。信号は親機に表示され、血中に存在するガス量を示す。 |
人工心肺用拍動圧ジェネレータ | 人工心肺用システムの構成品の1つで、人工心肺用システムのローラポンプに電気を供給し、これを制御する電子機器をいう。ローラ-ポンプは拍動方式で機能するため、心臓の自然の活動を模式する。 |
人工心肺用空気・液体レベル検出器 | 灌流ラインに空気(気泡等)が検出された場合又は人工心肺用システムリザーバの液面が低すぎる場合に警告を発したり、接続したローラ-ポンプを停止させる装置をいう。 |
体外循環用血液学的パラメータモニタ | 開心術時の体外循環時に血液中の物質、温度などを測定する装置をいう。 |
体外循環用血液学的パラメータモニタ測定セル | 血液透析や開心術時の体外循環時に血液中の物質、温度などを測定するセルで、通常、体外循環回路に取り付けて使用するものをいう。体外循環用血液学的パラメータモニタの装置と合わせて使用される。 |
ヘパリン使用体外循環用血液学的パラメータモニタ向け測定セル | 血液透析や開心術時の体外循環時に血液中の物質、温度などを測定するヘパリン使用セルで、通常、体外循環回路に取り付けて使用するものをいう。体外循環用血液学的パラメータモニタの装置と合わせて使用される。 |
体外気泡型人工肺 | 患者のガス交換要件を満たすために血液とガス環境とのガス交換に用いる装置をいう。通常、開心術時に用いる。 |
体外式膜型人工肺 | 開心術時、呼吸不全及び心肺不全の治療(成人)又は従来の呼吸・医学的管理が無効であるハイリスクな新生児のために用いる機器をいう。体外での血液への酸素添加は、特殊な膜型肺で行われ、末梢血管へのカテーテル挿入を必要とする。 |
ヘパリン使用体外式膜型人工肺 | 開心術時、呼吸不全及び心肺不全の治療(成人)又は従来の呼吸・医学的管理が無効であるハイリスクな新生児のために用いるヘパリン使用機器をいう。体外での血液への酸素添加は、特殊な膜型肺で行われ、末梢血管へのカテーテル挿入を必要とする。 |
血管内膜型人工肺 | 膜型人工肺の1種で、長時間にわたり体内でのガス交換を支援するよう設計されたものをいう。 |
血液濾過器 | 主に限外濾過原理により半透膜を用いて血液中から過剰な代謝産物や水を除去する器具で、透析液を使用しないものをいう。本品は単回使用である。 |
吸着型血液浄化器 | 患者の血液から毒素などを除去する専用装置とともに用いる器具をいう。本品はカラムであり、通常、特定の毒素など又は一連の毒素などの除去専用である。吸収又は吸着性材料からなる。本品は単回使用である。 |
膜型血漿分離器 | 膜を用いて全血から血漿を分離するもので、血球を透過しない器具をいう。本品は単回使用である。 |
膜型血漿成分分離器 | 膜を用いて血漿中の成分を分離する器具をいう。本品は単回使用である。 |
吸着型血漿浄化器 | 予め分離された血漿中から吸着剤を用いて病因物質等を除去する器具をいう。本品は単回使用である。 |
血液濃縮器 | 体液過負荷の治療又は体外循環を利用する心臓手術において、通常、水及び電解質の除去によって血液成分を濃縮するものをいう。 |
血球洗浄バッグ | 血液の洗浄、又は血球の混合物からひとつの細胞成分の分離などに用いるバッグをいう。本品は単回使用である。適切な親装置に入れて使用する。 |
自己血球洗浄セット | 自己血を再注入する前に、自己血回収装置で血液を処理するために用いるディスポーザブルのセットをいう。本品は単回使用である。 |
血液成分分離用フィルタ | 血液成分を分離して封じ込めるために用いるフィルタをいう。本品は単回使用である。 |
選択式血漿成分吸着器 | 予め患者の血液から分離された血漿から、選択的に病因物質を吸着除去する器具をいう。通常、体外循環により膜型血漿分離器と併せて使用する。病因物質を吸着除去後、残りの血漿を患者に戻す。本品は単回使用である。 |
持続緩徐式血液濾過器 | 通常の血液透析治療よりも長時間、持続緩徐的に血液濾過、血液透析又は血液透析濾過を行う器具をいう。本品は単回使用である。 |
エンドトキシン除去向け吸着型血液浄化用浄化器 | 血液から血中エンドトキシンを選択的に吸着除去する器具をいう。本品は単回使用である。 |
血液透析濾過器 | 限外濾過と、灌流液を用いた拡散の両方の原理により、半透膜を用いて血液中から体液及び不要物質を除去する器具をいう。限外濾過で失う水分を補液によって補う。本品は単回使用である。 |
血球細胞除去用浄化器 | 患者の血液から血球細胞を除去する器具をいう。本品は単回使用である。 |
血液濾過用装置 | 血液濾過器を用いて血液浄化を行うために使用する装置をいう。 |
吸着型血液浄化用装置 | 特定の毒素又は一連の毒素を吸収(又は吸着)する材料(吸着型血液浄化器)に血液を通過させることによって、血液中から毒素を除去するために使用する装置をいう。 |
エンドトキシン除去向け吸着型血液浄化用装置 | エンドトキシン除去向け吸着型血液浄化用浄化器を用いて血液浄化を行うために使用する装置をいう。 |
膜型血漿分離用装置 | 膜型血漿分離器、膜型血漿成分分離器又は選択的血漿成分吸着器等を用いて血液浄化を行うために使用する装置をいう。 |
アルブミン使用細胞分離ユニット | 献血者又は患者から採取した血液を各種成分に分離するために用いる装置をいう。採取した血液と抗凝固剤を混合し、血漿、血小板、赤血球、白血球に分離する等の処理を行うものである。この処理は、通常、献血者・患者に本品を接続した状態で行われ、未処理の成分は患者に戻される。 |
遠心型血液成分分離装置 | ヒトの全血を採取し、遠心方式により特定の血液成分の分離を行い、残りの血液を再びヒトに返血する装置をいう。採血・分離・返血を行う。 |
遠心型血液浄化装置 | 血液成分等について、洗浄、濃縮等の処理を行う遠心方式の血液浄化装置をいう。 |
遠心型血液成分採取装置 | 採取したヒトの全血から遠心方式により特定の血液成分の分離を行う装置をいう。この処理では、通常、未処理の成分は廃棄され、当人には戻されない。 |
持続緩徐式血液濾過用装置 | 持続緩徐式血液濾過器を用いて体外循環により血液浄化を行うために使用する装置をいう。 |
血球細胞除去用装置 | 血球細胞除去用浄化器を用いて血球細胞除去を行うために使用する装置をいう。 |
腹水濾過濃縮用装置 | 予め患者の腹水又は胸水を体外に取り出し、腹水濾過器、腹水濃縮器を用いて濃縮・濾過し、血液中に戻すために体液を体外循環させる装置をいう。 |
多用途血液処理用装置 | 膜型血漿分離器や持続緩徐式血液濾過器、血球細胞除去浄化器又は腹水濾過器などを用いて血液浄化や血球細胞除去を行うなど、多用途の血液又は体液の処理に使用する装置をいう。 |
血液成分分離キット | 血液成分分離用装置を用いて特定の血液成分の分離・採取・投与を行うための血液成分処理器及びその回収バッグ、噴霧器等から成るキットをいう。本品は単回使用である。 |
ヘパリン使用透析用血液回路セット | 血液透析の実施を目的とした単回使用のヘパリン使用滅菌セットをいう。通常、血液又は他の溶液を血管アクセス器具から適切な透析器・人工腎臓装置に導入し、循環させるために必要なチューブ部分一式(コネクタ、クランプ等)からなる。 |
ヘパリン使用チューブ接続用コネクタ | 2つのチューブ等を相互に連結して接続するために用いる器具をいう。ヘパリンコート済みのコネクタである。 |
補助循環用バルーンポンプ駆動装置 | 下行大動脈に挿入する膨張式バルーンを制御する特製のポンプ装置をいう。本品が心リズムと正確に同期化されると、冠血流量の増大と、これによるいわゆる「後負荷」の軽減によって心機能を支援する。心機能の維持を人工補助に依存している患者の循環補助(心不全時の血液循環の補助)を行う。人工補助への依存は、正常な心機能が損なわれているためである(通常、開心術後)。 |
補助人工心臓駆動装置 | 重症心不全患者に循環補助を行うため、体外設置型拍動流補助人工心臓血液ポンプを駆動・制御する体外設置型装置をいう。 |
単回使用体外設置式補助人工心臓ポンプ | 体外設置式の補助人工心臓ポンプをいう。本品は単回使用である。 |
透析用血液成分分離ユニット | 透析時に透析器と接続して、血液を濾過して血漿を分離しながら、血漿中の特定の物質(LDL-コレステロール等)を抽出する装置をいう。次いで、血漿が装置内の濾過カラムを通過し、特定の物質が各種基質と結合を形成することによって抽出される。 |
ガス式肺人工蘇生器 | 無呼吸又は不十分な呼吸を呈する患者の換気又は補助換気に用いる携帯型の装置をいう。通常、救急車又は救命救急部門で使用される。圧縮酸素供給装置に接続する。圧縮ガスチューブ、呼吸回路及びマスク又は気管内チューブアタッチメント用のコネクタを備える。ガス式モデルは手動又は自動の圧力循環機能を備えるものもある。 |
汎用人工呼吸器 | 呼吸気道に適量のガスを供給することによって、肺胞換気を支援・管理するために用いる自動循環機能を備えた装置をいう。呼吸ガスはマウスピース、マスク、気管内チューブを経て患者の気道に供給される。多数の異なる用途(麻酔、集中治療、新生児、搬送、高周波、特定の疾患に関連する特殊用途等)において、呼吸支持を行うことができる。呼吸回路と共に用いる。 |
高頻度人工呼吸器 | 生理学的呼吸数よりもかなり高い頻度と解剖学的死腔以下の1回換気量を利用して肺胞換気を支援又は管理するために用いる自動循環器をいう。通常、独立して機能する。正常換気頻度の上に本品の高頻度を重ね合わせるため、集中治療用人工呼吸器とともに用いるものがある。換気合併症のある患者に用いるものもある。 |
手動式ジェット人工呼吸器 | 気道の完全閉塞又は部分閉塞がみられる救急時、又は硬性気管支鏡使用時の換気に用いる手持型の装置をいう。空気・酸素は、特殊なカテーテルカニューレを介してジェット換気(少量ずつ急速かつ連続して排出される)される。本品は圧縮空気によって作動させることができる。 |
陰圧人工呼吸器 | 肺胞呼吸を支援又は管理するために用いる自動循環器で、胸壁の外表面を陰圧にして胸部を拡張させ、肺に空気を流入させるものをいう。本品には次の2種類の形式がある:1.患者の首から下の全身を収容できる硬性容器(すなわち、人工肺)2.胸腹部のみを収容するもの(胸甲呼吸器)。いずれも容器内部の圧力を患者の口腔又は鼻腔の大気圧に対して低圧にする。 |
成人用人工呼吸器 | 様々な呼吸要求に従って長期の呼吸支持を行うのに十分な機能を備えた、肺胞換気を管理及び支援する自動循環器をいう。本品は成人患者に用いるものであるが、小児に用いることもできる。また極端な用途の例であるが、新生児の換気の支援に用いことができるものもある。通常、本品は圧力・容量循環モードを備えており、患者が無呼吸の場合に最低分時拍出量を供給しながら、患者が自発呼吸することが可能である。集中治療室で使用するため特別に設計されたモニタ及びアラームを備える。 |
再使用可能な手動式肺人工蘇生器 | 無呼吸又は不十分な呼吸を呈する患者の換気又は補助換気に用いる再使用可能な手動式装置をいう。通常、救急車、救急室、病院内の集中治療部門で使用される。酸素リザーバ、チューブ及びマスク又は気管内チューブアタッチメント用のコネクタを備える。 |
手動式心臓ポンプ人工蘇生器 | 心肺蘇生(CPR)時に胸部のリズミカルな圧迫(心臓圧迫)を行うために用いる手動式ポンプ(空気圧で作動・制御する)をいう。各圧迫時に同じ圧迫力が得られ、肋骨及び内臓の損傷を防ぐため、圧迫力は予め設定した負荷値に調節できる。 |
単回使用手動式肺人工蘇生器 | 無呼吸又は不十分な呼吸を呈する患者の換気又は補助換気に用いる単回使用の手動式装置をいう。通常、救急車、救急室、病院内の集中治療部門で使用される。酸素リザーバ、チューブ及びマスク又は気管内チューブアタッチメント用のコネクタを備える。 |
再使用可能な能動型機器接続呼吸回路用コネクタ | 呼吸回路と気管内チューブ、フェースマスク、他の呼吸回路のコンポーネントを接続するために用いる再使用可能な器具をいう。外寸及び内寸がISOによって22mm及び15mmに標準化されているため、小児用~成人用の呼吸チューブを適合させるために用いるものもある。プラスチック製又は金属製である。ある設計は、接続点で部分的回転を可能にする。この器具は能動型機器に接続して使用する。洗浄プロセスが正しく適用された場合、再使用できる。 |
新生児・小児用人工呼吸器 | 可変的な呼吸要求にある新生児/小児患者に対して長期的な呼吸支援をするために十分な機能をもつ肺胞換気の制御、支持に使用する専用自動サイクル器具をいう。その器具の設計は、子供と成人には適さないが、未熟児の呼吸には特に適したものにしている。通常、圧サイクルモードを有し、患者が無呼吸状態になった場合、最小限の毎分量を与えながら、自然呼吸ができるようにする。この器具は、濃厚治療室のために設計したモニタ、警報を有している。 |
呼気肺人工蘇生器 | 気道は開存しているが、浅薄呼吸又は無呼吸の患者の呼吸補助に用いる装置をいう。通常、マウスピース、非再呼吸式弁又はフィルタ、マスクから構成される。非再呼吸式弁又は一方向弁は、医療従事者と患者との液体、液滴、呼気との接触を防止するよう設計されている。 |
麻酔用人工呼吸器 | 全身麻酔時に肺胞換気を支援及び管理するために用いる独立型の自動循環装置をいう。本品は吸入麻酔薬に適している。集中治療用人工呼吸器に比べて機能が少なく、操作が単純であるが、正常な血液ガス濃度を維持するため、酸素と二酸化炭素の交換の必要性に適切に対処する。本品は制御下で患者に呼吸ガスを供給するための機械的手段となる。呼吸の変化又は危険な動作条件の発生について警告するためアラームを備えている。 |
可搬型人工呼吸器 | 肺胞換気を支援又は管理するために用いる装置で、移動時に作動するよう設計された自給式ガス供給機構を備えるものをいう。通常、可搬型で、電池電源式又は空気圧式のものがある。ただし、長時間の使用には外部電源が必要なものもある。主な用途は、代替地での治療及び搬送中又は病院外での救急時の治療である。 |
持続的気道陽圧ユニット | しばしばCPAP(持続的気道陽圧)といわれる。予め設定した圧力で一定量の酸素・空気を患者に供給し、これによって肺を軽度の過圧状態にし、ガス交換を支援する装置をいう。医師の指導の下、通常、気道閉塞による睡眠時無呼吸症の成人患者に用いる。 |
家庭治療用人工呼吸器 | 肺胞換気を支援又は管理する自動循環装置をいう。長期又は永続的な呼吸支持に依存する患者が医師の指導の下で在宅で使用するものである。患者又は患者の家族が操作することができる。ガス式又は電気式のものがある。 |
二相式気道陽圧ユニット | しばしばBIPAP(二段階気道陽圧)といわれる。一定の流量の酸素・空気を患者に供給し、自発呼吸時に最高及び最低の気道圧をもたらす装置をいう。 |
人工呼吸器用コンバータ | ある種類の電動式人工呼吸器(装置の種類)を、ある種類の呼吸回路システムと接続し、互換性をもたせるために用いる装置をいう。本品を使用することによって、製造元が異なる人工呼吸器と呼吸回路を従来とは異なる組み合わせで用いることができる。病院等での呼吸回路又はシステムの柔軟な選択に役立ち、同じ人工呼吸器を使用しながら新しい種類の呼吸回路又はシステムを導入することが可能となる。 |
持続的自動気道陽圧ユニット | 自発呼吸時に持続気道陽圧をもたらし、肺胞換気を支援するために用いる装置をいう。しばしば自動CPAP(持続的気道陽圧)といわれる。医師の指導の下、通常、気道閉塞による睡眠時無呼吸症の成人患者に用いる。センサーを利用して気道圧が自動的に調節され、適切なCPAP圧となる。 |
麻酔システム | 酸素、笑気、その他の医用ガス用の完全統合された一般麻酔供給装置をいう。主要コンポーネントは、高、中、低圧のガス供給システム、呼吸回路(人工呼吸器あり、なし)、ガススカベンジシステムである。アラーム、分析装置、モニタ(集積回路とディスプレイを備える)を内蔵する。 |
閉鎖循環式麻酔システム | 患者の気道に持続的に接触するガス用に特別に設計された麻酔システムをいう。本品は二酸化炭素吸収剤を通過した患者の呼気ガスを再利用して患者に戻す。平衡を維持するため、非常に少量の新鮮ガスが必要である。この方法は閉鎖循環として知られている。ただし、少量の使用済みガスが閉回路から排気される。 |
麻酔システム用人工呼吸器 | 麻酔システムのモジュールの1種で、全身麻酔時に肺胞換気を支援又は管理するために用いるものをいう。本品は吸入麻酔薬に適している。正確な量の麻酔薬を投与しながら、正常な血液ガス濃度を維持するため、酸素と二酸化炭素の交換の必要性に適切に対処する。本品は、制御下で患者に呼吸ガスを供給するための機械的手段となる。患者の呼吸の変化又は危険な動作条件の発生について警告するためアラームを備えている。 |
歯科用麻酔ガス送入ユニット | 歯科手術時の酸素と笑気又は空気の投与を目的とした、新鮮ガス供給モジュールと保護モジュールから構成されるユニットをいう。 |
混合ガス麻酔器 | 無痛分娩、歯科手術時または術後痛の鎮痛、和通のために、亜酸化窒素と酸素の混合ガスを、非再呼吸法(デマンドバルブ-マスク等を使用)によって投与する装置をいう。 |
医用ガス調整器 | 患者に供給するため、複数種類の医療用ガスを一定濃度に調整する装置をいう。通常の混合ガスは、酸素(O2)と空気、又は酸素(O2)と亜酸化窒素(笑気ガス)である。特殊な場合、一酸化窒素(NO)や窒素(N2)が混合されることがある。混合ガスのひとつ(通常、酸素)の既定濃度に合わせて、ガスが精密に混合される。混合ガスは、様々な呼吸回路/チューブを通じて患者に供給される。 |
エトラン用麻酔薬気化器 | 麻酔薬エトランを気化させ、手術の前処置を受ける患者にエトランを制御して投与するために用いる装置をいう。通常、麻酔システム又は人工呼吸器に取り付ける。 |
イソフルラン用麻酔薬気化器 | 麻酔薬イソフルランを気化させ、手術の前処置を受ける患者にイソフルランを制御して投与するために用いる装置をいう。通常、麻酔システム又は人工呼吸器に取り付ける。 |
エーテル用麻酔薬気化器 | 麻酔薬エーテルを気化させ、手術の前処置を受ける患者にエーテルを制御して投与するために用いる装置をいう。通常、麻酔システム又は人工呼吸器に取り付けるが、独立型の装置として用いるものもある。 |
デスフルラン用麻酔薬気化器 | 麻酔薬デスフルランを気化させ、手術の前処置を受ける患者にデスフルランを制御して投与するために用いる装置をいう。通常、麻酔システム又は人工呼吸器に取り付ける。 |
セボフルラン用麻酔薬気化器 | 麻酔薬セボフルランを気化させ、手術の前処置を受ける患者にセボフルランを制御して投与するために用いる装置をいう。通常、麻酔システム又は人工呼吸器に取り付ける。 |
ポータブル麻酔ガス送入ユニット | 適切な麻酔レベルの維持を支援するため、連続的又は間欠的に混合ガス(酸素、笑気、揮発性吸入麻酔薬)の投与及び監視を行う持ち運び可能な独立型のユニットをいう。通常、軍隊又は非通常時の手術で使用する。 |
吸入無痛法ユニット | 主として麻酔ガスを患者に投与したり、吸入用の麻酔蒸気を発生させることを目的とした装置をいう。通常、ディマンドバルブを内蔵する。吸入麻酔薬の麻酔濃度の管理のためにキャリブレートされた気化器に接続するものもある。 |
電気麻酔用刺激装置 | 神経組織に電流を流すことによって(患者の頭部に設置した電極等)、患者の麻酔を誘導・維持する装置をいう。小手術時に用いることがある。 |
麻酔ガス送入ユニット | 適切な麻酔レベルの維持を支援するため、連続的又は間欠的に混合ガス(酸素、笑気、揮発性吸入麻酔薬)の投与及び監視を行う独立型のユニットをいう。 |
高圧酸素患者治療装置 | 空気・ガス圧が標準気圧よりも高い(例、2-3ATM)収容器具をいう。ガス壊疽、減圧症、嫌気性菌感染症等の治療、又は高濃度酸素が必要とされる状況に用いる。ヒト又は動物での加圧と減圧の影響を検討する場合にも用いられることがある。 |
低圧酸素患者治療装置 | 気圧が標準気圧よりも低い収容器具をいう。 |
酸素治療アクチベータ | 室内の空気と混合した状態で活性酸素(酸素のエネルギー励起種)を生成させる装置をいう。副産物として活性水が生成する。患者がこの混合ガスを吸入すると(必要に応じて水を摂取する)、慢性・重篤疾患(がん(一部)、糖尿病、リウマチ、心血管疾患)の緩和に有用とされている、ある種の生理学的過程が活性化される。 |
一酸化窒素ガス管理システム | 患者に一酸化窒素を供給するために使用する専用のシステムをいう。ガス供給速度・供給量を調節できるモニタ及びアナライザを内臓する。 |
酸素治療送入システム | 様々な方法、濃度、期間、流量によって酸素を投与するために同時に用いるいくつかの装置からなるシステムをいう。酸素供給装置を備えている。フローメータ、マスク、チューブ、バルブ、経鼻カニューレを備えるものもある。 |
能動型機器接続用酸素濃縮器 | 吸着筒又は広い表面積を有する膜を用いて室内空気から窒素を分離する装置をいう。医療ガス配管設備(JIST7101)用のものは除く。本装置のコンポーネントには、コンプレッサ、フィルタ、リザーバが含まれる。酸素濃度は用いる流速に応じて調整する。人工呼吸器等と接続して使用する。 |
定置型保育器 | 定置用として作製された新生児用の保育器をいう。車輪を備えるものもあるが、一般に本用途のために病棟・診療科内に維持する。 |
移動型乳児用放射加温器 | 赤外線発熱体を内蔵し、熱環境の制御を必要とする新生児及び乳児患者向けに、均一に熱を放射するように制御された装置をいう。本品は車輪を備えており、病室、病棟、診療科、フロアの様々な場所に容易に移動することができる。 |
運搬用保育器 | 医療施設内外への新生児の運搬用として特別に作製された新生児用の保育器をいう。 |
一時的使用ペーシング機能付除細動器 | 非侵襲的一時的ペースメーカを内蔵したり、又はオプションのペーシングアタッチメントを後から取付けられる装置をいう。心室細動が発現した心臓の正常調律を確立するため、電気ショックを供給し、心電図(ECG)を表示する。患者の蘇生、不整脈治療、一時的ペーシングのために、心臓全体を同時に刺激する電気インパルスを供給する機能がある。装置に備わっている心電計モニタによって心電図が表示され、不整脈及び治療効果を確認することができる。 |
全自動除細動器 | 心電図(ECG)を解析して、除細動ショックを供給するかどうかを判定できる装置をいう。ECGの監視と除細動放電の両方に機能する粘着性の除細動電極を介して患者に装着される。本品では、操作者の介助なしに、患者にショックが供給される。 |
半自動除細動器 | 心電図(ECG)を解析して、除細動ショックを供給するかどうかを判定できる装置をいう。ECGの監視と除細動放電の両方に機能する粘着性の除細動電極を介して患者に装着される。本品では、ショックを供給すべき時点を操作者に知らせる。 |
手動式除細動器 | 体外又は体内の電極を介して電気パルスショックを供給することによって心臓の除細動を行うことを目的とする医用電気機器をいう。通常、心電図(ECG)モニタを備えたものや、同期機能を備えたものもある。ECGの解析とショックの供給は操作者が手動で行う。 |
非医療従事者向け自動除細動器 | 全自動除細動器、半自動除細動器のうち、容易に手動モードに設定できないものをいう。 |
自動植込み型除細動器 | 心電図(ECG)を監視するために体内に植込み、頻拍が検出された場合に、心筋に除細動パルスを供給して心拍数を正常に低下させる機器をいう。 |
着用型自動除細動器 | 正常な心拍の回復のため、体表に設置した電極により心電図を常時監視し、頻脈が検出された場合に自動で体表の除細動電極から心筋に除細動パルスを供給する着用型の機器をいう。 |
デュアルチャンバ自動植込み型除細動器 | 心電図(ECG)を監視するために体内に植込み、頻拍が検出された場合には、心筋に除細動パルスを供給して心拍数を正常まで低下させ、徐脈が検出された場合にはペースメーカパルスを供給して心拍数を正常まで上昇させる機器をいう。 |
細動誘発器 | 弱い電気ショックを与えることにより細動を誘発するために用いる装置をいう。心臓表面に装着した電極からMF正弦波を適用し、心室細動を引き起こす。開胸心手術時に正常体温(37℃)で心臓の手術を実施したり、又は不整脈の治療のために用いる。 |
体内用除細動電極 | 正常な心拍の回復のため、除細動器から患者に制御された電気ショックを伝達するために用いる導体をいう。除細動器に接続する電極を備えたケーブルセットである。露出させた心筋に体内用電極(スプーン又は小型パドル)を直接用いるもの(通常、開胸心手術時)である。 |
電話操作除細動器 | 電話接続によって、患者から離れた場所で医師が心電図診断と除細動器のコントロールができるシステムをいう。心電計(ECG)の機能を備えたポータブル除細動器、マイクロホン、電池、移動式電話(通常、携帯電話)、コントロールパネルと記録機能付心電計図(ECG)ディスプレイから成るベースステーション(ドクターが在中している基地)から構成される。 |
侵襲式植込み型除細動器システムアナライザ | 植込み時に自動植込み型除細動器の性能を評価又は監視するために用いる機器をいう。 |
人工膵臓 | 糖尿病治療のため、自動的にインシュリンを注入して血糖値を調節する機器をいう。 |
植込み型補助人工心臓システム | 循環血流量維持のため、左心室または右心室を補助する完全な心室バイパスシステムをいう。本品は体内に植え込まれる。通常、心臓移植の待機中に心臓機能の衰弱等のために循環補助が必要な患者に用いる。埋め込み型人工心臓、体外電源供給装置等から構成される。患者は臓器移植手術が可能となる時まで本品を装着して帰宅することも可能である。 |
植込み型補助人工心臓ポンプ | 循環血流量維持のため、左心室または右心室を補助する人工心臓ポンプ型の植込み型装置をいう。通常、心臓移植の待機中に心臓機能の衰弱等のために循環補助が必要な患者に用いる。本品は体外電源供給装置からエネルギーが供給される。 |
植込み型補助人工心臓用電源供給ユニット | 人工心臓ポンプ装置に電源を供給する機器で、適切な循環血流量の維持を補助するため、エネルギー源とともに全身的または局所的に植え込むものをいう。 |
血圧頸動脈洞枝電気刺激装置 | 動脈血圧を低下させるため頸動脈洞枝(へーリング神経)を刺激する末梢神経電気刺激装置をいう。本刺激装置は、通常、完全植込み型であり、高血圧のコントロールに用いる。 |
発作防止用脳電気刺激装置 | 刺激装置の1種で、発作を予防又は緩和するため患者の脳の特定の領域(大脳、小脳等)を刺激するものをいう。受動電子回路(通常、高周波で信号又はエネルギーが体外から誘導結合される)に接続された植込み型リード・電極システム又は全身埋め込み型の自己完結刺激装置(独自のエネルギー源を有し、刺激の活性化又は変更設定を除き外部装置に固有依存がない)のいずれかである。てんかん又は痙攣性障害及び運動障害の治療に用いる(脳性まひ等)。 |
昏睡覚醒用迷走神経電気刺激装置 | 植物状態(重度昏睡等)からの覚醒のため、患者を刺激すること目的として迷走神経を断続的に刺激する電気神経刺激装置をいう。本刺激装置は、パルスジェネレータと、皮下に配置し左迷走神経周囲に植え込まれた電極と接続するリードワイヤから構成される。 |
精神療法用迷走神経電気刺激装置 | 精神療法中に迷走神経の特定の領域を刺激する電気脳刺激装置をいう。本刺激装置は、通常、体外型パルスジェネレータと電極から構成される。 |
植込み型歩行用神経筋電気刺激装置 | 片方または両方の下肢に植え込むことを目的とした電気神経筋歩行刺激装置をいう。本刺激装置は、通常、神経周囲に配置する電極を備えた植込み型受信器と経皮的に植込み型受信器に刺激パルスを送信する体外型送信器から構成される。体外型送信器は通常、靴のヒールにあるスイッチによって作動する。 |
植込み能動型機器用プログラマ | 植込み型のプログラム可能な能動機器本体にあらかじめ設定された範囲で、医師により、又は医師の指導の下で選択された1つ以上の電気作動特性を能動機器本体に非侵襲的に伝達し、変更するのに用いる装置をいう(ただし、治療装置全体を制御するものではなく、一定の範囲の機能についてのみ設定の変更ができるものに限る。)。能動機器に保存されたパラメータを読み出すことができ、患者のステートメントに関する情報が得られる場合もある。 |
自動腹膜灌流用装置 | 自動腹膜灌流を用いる機器であり、透析条件を設定後、自動的に、灌流液を腹腔内に注入及び排出させる装置をいう。 |
腹膜透析用カテーテル | 液体(透析物)を腹腔に注入し、腹膜を透析膜として利用し、代謝廃物・水を血液から拡散させるために用いる器具をいう。本器具を密閉して液の漏出と細菌の侵入を防止するために、通常、細胞増殖を促進するダクロンカフを用いる。永続的使用でも短期的使用でも、通常、経皮的に挿入するが、外科的埋め込みが必要な場合と、一定期間使用される場合とがある。手動(継続的な外来による腹膜透析)又は自動式(継続的な周期性の腹膜透析)での治療、腹膜内化学療法、又は鬱血性心不全の液過負荷の排除に使用する。 |
チタニウムアダプタ | 腹膜透析用カテーテルと腹膜灌流用チューブセットを接続するために用いるチタニウム製のアダプタをいう。腹膜透析用カテーテルの末端を延長するアダプタも含む。 |
腹膜灌流用カテーテルイントロデューサキット | 腹膜灌流用カテーテルの挿入に用いる器具を集めたパッケージをいう。 |
腹膜灌流用チューブセット | 腹膜灌流の実施を目的とした単回使用の滅菌セットをいう。通常、チューブ、オプションのリザーババッグ、適切なコネクタからなる。汚染物質を捕捉及び除去する腹膜灌流液フィルタを含むものもある。 |
腹膜灌流用カテーテルアダプタ | 腹膜灌流用カテーテルを、透析物を管理する外部機器に接続するために用いる接続器具(通常、小型の部品)をいう。本器具は、使用機器の製造メーカーが異なる場合等にそれらを接続するために用いるもので、互換性を持たせることで組み合わせて使用できるようにする。本品は単回使用である。 |
連続ポータブル腹膜灌流用運搬セット | 腹腔への灌流液の注入・排泄を行う連続携行式腹膜灌流(CAPD)に用いるチューブを含む器具類一式をいう。 |
腹膜カテーテル用吸収性カフ | 腹膜透析用カテーテルに取り付ける生分解性の多孔質体から成るカフをいう。腹膜透析用カテーテルの皮膚出口の皮下に埋め込み使用する。皮膚とカテーテルを密着することを助け、出口部からの細菌の侵入を防ぐ。 |
コラーゲン使用腹膜カテーテル用吸収性カフ | 腹膜透析用カテーテルに取り付ける生分解性のコラーゲン使用多孔質体から成るカフをいう。腹膜透析用カテーテルの皮膚出口の皮下に埋め込み使用する。皮膚とカテーテルを密着することを助け、出口部からの細菌の侵入を防ぐ。 |
自動腹膜灌流装置用回路及び関連用具セット | 専用の自動腹膜灌流装置に取り付け、腹膜透析を行うために用いる専用器具をいう。透析条件を設定すると、自動操作と自動制御により透析液の注入、貯留、排液を繰り返す。 |
腹膜灌流液注排用チューブ及び関連用具セット | 腹膜灌流のために用いる単回使用滅菌セットをいう。通常、腹膜透析液注排用トランスファーセット、リザーババッグ、固定用コネクタから成る。 |
腹膜灌流用回路及び関連用具セット | 腹膜灌流のために用いる単回使用滅菌セットをいう。通常、腹膜透析用チューブ、オプションとしてのリザーババッグ、適切なコネクタからなる。 |
電動式心肺人工蘇生器 | 心停止又は無呼吸後に心拍出量及び肺換気量を正常化するために、手動の非開胸胸部圧迫、開胸心マッサージ、人工呼吸を模倣する装置をいう。 |
手動式心臓ポンプ | 心停止後に心拍出量を正常化するために、手動の胸部圧迫による非開胸心マッサージをする装置をいう。 |
機械式心肺人工蘇生器 | 心停止又は無呼吸後に心拍出量及び肺換気量を正常化するために、手動の非開胸胸部圧迫、開胸心マッサージ、人工呼吸を模倣する装置をいう。圧縮酸素、圧縮空気を駆動源とするものもある。 |
腹水濾過濃縮機器セット | 予め患者の腹水又は胸水を体外に取り出し、濃縮濾過して血液中に戻すために用いる機器セットをいう。体外循環により直接患者に接続して使用することがある。本品は単回使用である。 |
腹水濾過器 | 予め患者の腹水又は胸水を体外に取り出し、濾過して血液中に戻す器具をいう。体外循環により直接患者に接続して使用することがある。本品は単回使用である。 |
腹水濃縮器 | 予め患者の腹水又は胸水を体外に取り出し、濃縮して血液中に戻す器具をいう。体外循環により直接患者に接続して使用することがある。本品は単回使用である。 |
自己血回収再注入用装置 | 手術又は外傷のために患者が失った血液を、直後又は後から患者に再注入するために血液回収と洗浄するために用いる装置をいう。再生過程の一部として、遠心力を利用した赤血球の分離、生理食塩液(NaCl)中での赤血球の洗浄等を行う。本装置は血液回収と洗浄後、直接患者に再注入する。 |
自己血輸血ユニット | 大手術を受ける患者から採血を行うために使用する機器をいう。血液を患者に戻す前、又は後の使用に備えて保存する前に、自己血輸血ユニットで血液が洗浄される。 |
失禁用神経筋電気刺激装置 | 尿失禁又は便失禁を治療するために用いる非植込み型神経筋刺激装置をいう。プラグ又はペッサリーに組み込まれ、電池電源パルス供給装置に接続する1対の電極からなる。プラグ又はペッサリーは直腸又は膣に挿入し、骨盤床の筋肉を刺激するために用いる。 |
抗発作用迷走神経電気刺激装置 | 発作のコントロールを目的として迷走神経を断続的に刺激する電気神経刺激装置をいう。通常、前胸壁に植え込むパルスジェネレータと、皮下に配置し左迷走神経周囲に植え込まれた電極と接続するリードワイヤから構成される。迷走神経刺激装置は、植込み後に体外でプログラミングすることができる。本刺激装置は、発作を消失させたり、発作頻度を低下させるため、てんかんの治療に用いる。 |
排尿・排便用神経筋電気刺激装置 | 刺激装置の1種で、通常、脊髄の円錐型の末端(脊髄円錐)を刺激して排尿又は排便を促すために用いるものをいう。通常、電極を備えた植込み型受信器(仙椎神経根周囲に配置する)と外部送信器(経皮的に植込み型受信器に刺激パルスを送る)から構成される。コントローラを調整して、特定の神経根対を刺激することによって男性の勃起を促すことができるものもある。完全に脊髄が変性し、随意反射又はカテーテルによる排尿又は排便が困難な下半身不随患者に用いる。 |
除痛用電気刺激装置 | 刺激装置の1種で、疼痛緩和(除痛)のために脊髄の一部又は全部を刺激するものをいう。植込み型リード・電極システムを内蔵する。植込み型リード・電極システムは硬膜上腔に設置し、受動電子回路(通常、高周波(RF)で信号又はエネルギーが体外から誘導結合される)又は植込み型の刺激装置(独自のエネルギー源を有し、外部装置に固有依存がない)のいずれかに接続する。薬物療法が望ましくないか、又は無効である場合の、急性又は慢性の難治性疼痛の治療に用いる。 |
植込み型失禁用神経筋電気刺激装置 | 尿失禁又は便失禁の治療を目的とした神経筋電気刺激装置をいう。腹部に植え込み、電極を膀胱壁又は骨盤底に設置する。体外型送信器から経皮的に植込み型受信器に刺激パルスが送信される。 |
振せん用脳電気刺激装置 | 振せん等をコントロールするため脳深部の特定の領域(視床等)を刺激する刺激装置をいう。振せんコントロール脳刺激装置は、定位脳手術によって脳に植込む電極、パルスジェネレータと接続するリードから構成される。パルスジェネレータは、通常、鎖骨付近に植え込む。本刺激装置は、様々な種類の振せん(本態性振せん患者の振せん、パーキンソン病に伴う振せん等)、及びパーキンソン症状ののコントロールに用いる。 |
植込み型排尿・排便機能制御用スティミュレータ | 植込型スティミュレータの1種で、通常、脊髄の円錐型の末端(脊髄円錐)を刺激して排尿又は排便を促す等、尿失禁又は便失禁の治療を目的とした神経筋電気刺激装置をいう。通常、スティミュレータを腹部に植え込み、電極を膀胱壁又は骨盤底に設置する。特定の神経根対を刺激することによって男性の勃起を促すことができるものもある。完全に脊髄が変性し、随意反射又はカテーテルによる排尿又は排便が困難な下半身不随患者にも用いられる。 |
植込み型疼痛緩和用スティミュレータ | 植込型スティミュレータの1種で、疼痛緩和(除痛)のため、脳・脊髄の一部又は全部を刺激するシステムをいう。植込型リード・電極を含む。植込型リード・電極は硬膜外腔、又は頭蓋内に設置し、植込型スティミュレータ(独自のエネルギー源を有し、外部装置に固有依存がない)に接続する。薬物療法が望ましくないか、又は無効である場合の、急性又は慢性の難治性疼痛の治療に用いる。 |
ペースメーカ・除細動器リード抜去キット | 植え込まれたペースメーカ又は除細動器リードを除去するために用いる器具を含むキットをいう。キットに含まれる器具は、通常、植え込まれたリードを抜去するために組み合わせて使用する。通常、スタイレット、拡張シース、スネア、回収バスケットが含まれている。 |
人工中耳 | 補聴器の一種で、出力信号を耳小骨等に直接的に振動して伝達する形式のものをいう。 |
遠隔照射式治療用放射性核種システム向け輪郭探知器 | ソフトウェア又は機械構造で制御することができる治療用器具のひとつであり、放射線を照射する身体部分の輪郭を精密に定めるために使用するものをいう。手動式装置であってもよいし、レーザーによる位置決めを用いたり、コンピュータ断層撮影のスライス画像を利用してもよい。本品で得られた情報は、通常、放射線治療計画装置に入力し、治療計画に利用される。 |
遠隔照射式治療用放射性核種システム | 1つの放射線源により生成された単一の外部の放射線ビームから解剖学的領域へ治療放射線量を到達させる装置をいう。標準的な機器構成は以下の通り。1.治療用ヘッド(可動式ハウジングに配置されており、単一の放射線源を内蔵している遮蔽された線源保管庫)。2.一方の末端に治療用ヘッド、もう一方の末端にビーム遮蔽体としても機能するカウンターウェイトを備えた回転式又は固定式ガントリ。3.治療ビームを位置調整するためのガントリに取り付けられたコリメータ装置。4.放射線ビームを照射する患者の体位を調整するための可動式患者台。5.コントロール部を備えたオペレータコンソール。 |
非中心循環系アフターローディング式ブラキセラピー装置 | 非中心循環系の治療部位に放射線源を一時的に留置することにより、対症療法や治療法で必要とする放射線量を単一の線源又は線源連結装置から解剖学的領域に到達させるために遠隔制御された放射性線源移送装置を使用した装置をいう。標準的な装置は以下で構成される。1.様々な形状の単一の放射線源又は線源連結装置。2.使用しないときに線源を貯蔵するための遮蔽された保管庫。3.遠隔操作により線源を治療部位へ導くためのガイドチューブ/カテーテル。4.ガイドチューブ/カテーテル内で線源を移動させるリモートコントロール装置。5.アプリケータ。6.コンピュータ治療計画プログラム。7.オペレータコンソール。 |
中心循環系アフターローディング式ブラキセラピー装置 | 中心循環系の治療部位に放射線源を一時的に留置することにより、対症療法や治療法で必要とする放射線量を単一の線源又は線源連結装置から解剖学的領域に到達させるために遠隔制御された放射性線源移送装置を使用した装置をいう。標準的な装置は以下で構成される。1.様々な形状の単一の放射線源又は線源連結装置。2.使用しないときに線源を貯蔵するための遮蔽された保管庫。3.遠隔操作により線源を治療部位へ導くためのガイドチューブ/カテーテル。4.ガイドチューブ/カテーテル内で線源を移動させるリモートコントロール装置。5.アプリケータ。6.コンピュータ治療計画プログラム。7.オペレータコンソール。 |
非中心循環系手動式放射線ブラキセラピー装置 | 用手的に組み立て、対症療法や治療法で必要とする放射線量を放射線源から解剖学的領域へ到達させるために使用する独立した複数の装置で構成される非中心循環系の治療装置をいう。術者は、局所、組織内、管腔間、又は窩洞間の治療部位に永久的に刺入するか一時的に留置するために、複数の放射線源を器具及びアプリケータに用手的又は自動的に配置する。複数の放射線源又は線源連結アセンブリは、天然又は加速装置や原子炉で生産された線源を内蔵している。線源は、被包、埋め込み、又は密封した線源、ワイヤ型、めっき式、又はホイル型の線源、格納容器に入れた放射性の液体、ジェル、又はガスなどの形態である。 |
中心循環系手動式放射線ブラキセラピー装置 | 用手的に組み立て、対症療法や治療法で必要とする放射線量を放射線源から解剖学的領域へ到達させるために使用する独立した複数の装置で構成される中心循環系の治療装置をいう。術者は、局所、組織内、管腔間、又は窩洞間の治療部位に永久的に刺入するか一時的に留置するために、複数の放射線を器具及びアプリケータに用手的に配置する。複数の放射線源又は線源連結アセンブリは、天然又は加速装置や原子炉で生産された線源を内蔵している。線源は、被包、埋め込み、又は密封した線源、ワイヤ型、めっき式、又はホイル型の線源、格納容器に入れた放射性の液体、ジェル、又はガスなどの形態である。 |
遠隔照射式治療用放射線源 | 原子炉で生産された放射性同位元素であって、治療用放射線ビームを標的とする解剖学的部位に到達させるよう設計された遠隔照射式治療システムの放射線源として使用される器具をいう。遠隔放射線治療装置のコンポーネントの1つとして組み込まれる放射線源は、一般に密封線源である。最も一般に使用されている遠隔放射線治療用線源の放射性同位元素はコバルト60(Co-60)、セシウム137(Cs-137)、イリジウム(Ir-192)である。 |
非中心循環系アフターローディング式ブラキセラピー装置用放射線源 | 天然又は加速装置や原子炉で生産された放射性同位元素であり、治療や対症療法で必要とする放射線治療を行うために設計された高線量率又は低線量率のアフターローディング方式ブラキセラピー装置の放射線源として使用される非中心循環系の装置をいう。アフターローディング方式ブラキセラピー装置に使用される線源は、単一の被包された線源(密封線源)、リボン状線源、めっき式、ホイル、又は埋め込み線源、格納容器に入れた液体又はジェルなどの様々な物理的形状で提供される。アフターローディング装置に備えられた遮蔽された保管庫に格納されており、様々な構造のガイドチューブを経由して治療部位に移送される。 |
中心循環系アフターローディング式ブラキセラピー装置用放射線源 | 天然又は加速装置や原子炉で生産された放射性同位元素であり、治療や対症療法で必要とする放射線治療を行うために設計された高線量率又は低線量率のアフターローディング方式ブラキセラピー装置の放射線源として使用される中心循環系の装置をいう。アフターローディング方式ブラキセラピー装置に使用される線源は、単一の被包された線源(密封線源)、リボン状線源、めっき式、ホイル、又は埋め込み線源、格納容器に入れた液体又はジェルなどの様々な物理的形状で提供される。アフターローディング装置に備えられた遮蔽された保管庫に格納されており、様々な構造のガイドチューブを経由して治療部位に移送される。 |
非中心循環系永久刺入向け手動式ブラキセラピー装置用放射線源 | 天然又は加速装置や原子炉で生産された放射性同位元素であり、治療や対症療法で必要とする放射線療法で永久的に体内に留置するための非中心循環系の装置をいう。一般にX線透視装置又は内視鏡を使用しながらアプリケータを用いて体内に留置される。用手的に永久に留置する線源は、組織適合性が得られるよう設計されている。線源の形状には、低エネルギーの光子、ベータ粒子、又はアルファ粒子を発生させるために、マイクロスフェア、球体、ステント、シード、ワイヤなどが選択される。 |
中心循環系永久刺入向け手動式ブラキセラピー装置用放射線源 | 天然又は加速装置や原子炉で生産された放射性同位元素であり、治療や対症療法で必要とする放射線療法で永久的に体内に留置するための中心循環系の装置をいう。一般にX線透視装置又は内視鏡を使用しながらアプリケータを用いて体内に留置される。用手的に永久に留置する線源は、組織適合性が得られるよう設計されている。線源の形状には、低エネルギーの光子、ベータ粒子、又はアルファ粒子を発生させるために、マイクロスフェア、球体、ステント、シード、ワイヤなどが選択される。 |
非中心循環系一時留置向け手動式ブラキセラピー装置用放射線源 | 天然又は加速装置や原子炉で生産された放射性同位元素であり、一時的に体内に留置して、定められた治療期間後に取り外す非中心循環系の装置をいう。ブラキセラピー治療で使用され、刺入と取り外しは用手的又は内視鏡下で行う。用手的に一時的に刺入する線源は、被包、密封、めっき式、ホイル、又は埋め込みなどの様々な形態の線源で提供される。体内に直接挿入したり、カテーテルやアプリケータを使用して刺入する。線源の形状は、針、球体、オボイド、シード、ワイヤ、又はカテーテルのカフ部分に封入した液体などがある。 |
中心循環系一時留置向け手動式ブラキセラピー装置用放射線源 | 天然又は加速装置や原子炉で生産された放射性同位元素であり、一時的に体内に留置して、定められた治療期間後に取り外す中心循環系の装置をいう。ブラキセラピー治療で使用され、刺入と取り外しは用手的又は内視鏡下で行う。用手的に一時的に刺入する線源は、被包、密封、めっき式、ホイル、又は埋め込みなどの様々な形態の線源で提供される。体内に直接挿入したり、カテーテルやアプリケータを使用して刺入する。線源の形状は、針、球体、オボイド、シード、ワイヤ、又はカテーテルのカフ部分に封入した液体などがある。 |
定位放射線治療用放射性核種システム | 一つの定まった焦点に向かうようにコリメートして配列した複数の放射線源で生成された外部ビームからの治療線量を解剖学的領域へ到達させる装置をいう。標準的な機器構成は以下の通り。1.治療する解剖学的部位の3次元の座標を決めるために患者に取り付ける定位位置決め器具。2.固定直径ヘルメットのセット、コリメータ。3.ヘルメットの穴に取り付けてビーム遮蔽体として機能する高密度プラグ。4.線源を格納し、室内の放射線を減少させる遮蔽された穴。5.すべての線源からのビームが一点で交差するよう精密に配置した線源。6.可動式患者台。 |
定位放射線手術向け治療用放射線源 | 原子炉で生産された放射性同位元素であり、治療や対症療法で必要な焦点を明確に定めた放射線ビームを標的とする解剖学的部位に到達させるよう設計された定位放射線手術用装置に組み込まれた一連の放射線源の1つとして使用される装置をいう。定位放射線手術用装置で使用する線源は一般に被包されている(密封線源)。他の治療用線源と異なり、定位放射線手術用装置では複数の線源が使用され、単一ポイントに焦点を固定した複数の外部放射線ビームが同時に生成される。最も一般に使用されている定位放射線手術用治療用放射性同位元素はコバルト60(Co-60)である。 |
膣用手動式ブラキセラピー装置アプリケータ | 特に膣の放射線治療又は経膣的放射線治療用に設計された手動式のブラキセラピー用アプリケータをいう。治療部位への単一又は複数の治療用放射線源の手動による配置作業(穿刺、局所配置、内視鏡を用いた配置、又は画像診断システムを用いた配置及び取外し)を容易にする目的で設計された単体又はモジュール式のアプリケータである。定型的な形状である場合や固有の線源を取り扱える形状に設計されている場合があり、中空の針、チューブ、カテーテルなどの様々な膣用アプリケータが含まれ、近接照射線源を手動で投与する場合に使用する。 |
膣用アフターローディング式ブラキセラピー装置アプリケータ | 特に膣の放射線治療又は経膣的放射線治療用に設計された遠隔操作式のブラキセラピー用アプリケータをいう。体内への一時的植込みを目的に設計されており、膣における単一又は複数の治療用放射線源のコンピュータ制御による一時的配置及び取外し時のガイドの役割を果たす。本群には、中空の針、チューブ、カテーテルなどの様々なアプリケータ及び関連器具やコネクタが含まれる。 |
子宮頸管・内膜用手動式ブラキセラピー装置アプリケータ | 特に子宮頸部及び/又は子宮内の放射線治療用に設計された手動式のブラキセラピー用アプリケータをいう。治療部位への単一又は複数の治療用放射線源の手動による配置作業(穿刺、内視鏡又は画像診断システムを用いた配置)を容易にする目的で設計された単体又はモジュール式のアプリケータである。定型的な形状である場合や固有の線源を取り扱える形状に設計されている場合があり、中空の針、チューブ、カテーテルなどの様々な子宮頸管・内膜用アプリケータが含まれ、近接照射線源を手動で投与する場合に使用する。 |
子宮頸管・内膜用アフターローディング式ブラキセラピー装置アプリケータ | 特に子宮頚管又は子宮内の放射線治療用に設計された遠隔操作式のブラキセラピー用アプリケータをいう。体内への一時的植込みを目的に設計されており、子宮頚管又は子宮内膜における単一又は複数の治療用放射線源のコンピュータ制御による一時的配置及び取外し時のガイドの役割を果たす。本群には、中空の針、チューブ、カテーテルなどの様々なアプリケータ及び関連器具やコネクタが含まれる。 |
気管支用手動式ブラキセラピー装置アプリケータ | 特に気管支の放射線治療で一時的に使用するために設計された手動式のブラキセラピー用アプリケータをいう。治療部位への単一又は複数の治療用放射線源の手動による配置作業(内視鏡を用いた配置又は画像診断システムを用いた位置決め、配置、及び取外し)を容易にする目的で設計された単体又はモジュール式のアプリケータである。気管支用アプリケータは、定型的な形状である場合や固有の線源を取り扱える形状に設計されている場合があり、中空の針、チューブ、カテーテルなどの様々な気管支用アプリケータが含まれ、近接照射線源を手動で投与する場合に使用する。 |
気管支用アフターローディング式ブラキセラピー装置アプリケータ | 特に気管支の放射線治療用に設計された遠隔操作式のブラキセラピー用アプリケータをいう。体内への一時的配置を目的に設計されており、気管支治療部位への単一又は複数の治療用放射線源のコンピュータ制御による一時的配置及び取外し時のガイドの役割を果たす。本群には、中空の針、チューブ、カテーテルなどの様々なアプリケータ及び関連器具やコネクタが含まれる。 |
脳用手動式ブラキセラピー装置アプリケータ | 特に脳の放射線治療用に設計されたアプリケータをいう。脳内の治療部位への単一又は複数の治療用放射線源の手動による配置作業(穿刺、内視鏡を用いた配置、又は画像診断システムを用いた配置及び取外し)を容易にする目的で設計された単体又はモジュール式のアプリケータである。定型的な形状である場合や固有の線源を取り扱える形状に設計されている場合がある。本群には、中空の針、チューブ、カテーテルなどの近接照射線源を手動で投与する場合に使用する脳用アプリケータ及びポジショナ、テンプレート、カテーテルガイドなどの関連器具が含まれる。 |
脳用アフターローディング式ブラキセラピー装置アプリケータ | 特に脳の放射線治療用に設計された遠隔操作式のブラキセラピー用アプリケータをいう。体内への一時的植込みを目的に設計されており、脳における単一又は複数の治療用放射線源のコンピュータ制御による一時的配置及び取外し時のガイドの役割を果たす。本群には、中空の針、チューブ、カテーテルなどの様々なアプリケータ及び関連器具やコネクタが含まれる。 |
鼻咽頭用手動式ブラキセラピー装置アプリケータ | 特に鼻咽頭の放射線治療用に設計された手動式のブラキセラピー用アプリケータをいう。鼻咽頭内の治療部位への単一又は複数の治療用放射線源の手動による配置作業(穿刺、内視鏡を用いた配置、又は画像診断システムを用いた配置及び取外し)を容易にする目的で設計された単体又はモジュール式のアプリケータである。定型的な形状である場合や固有の線源を取り扱える形状に設計されている場合があり、中空の針、チューブ、カテーテルなどの様々な鼻咽頭用アプリケータが含まれ、近接照射線源を手動で投与する場合に使用する。 |
鼻咽頭用アフターローディング式ブラキセラピー装置アプリケータ | 特に鼻咽頭部の放射線治療用に設計された遠隔操作式のブラキセラピー用アプリケータをいう。体内への一時的植込みを目的に設計されており、鼻咽頭部における単一又は複数の治療用放射線源のコンピュータ制御による一時的配置及び取外し時のガイドの役割を果たす。本群には、中空の針、チューブ、カテーテルなどの様々なアプリケータ及び関連器具やコネクタが含まれる。 |
舌用手動式ブラキセラピー装置アプリケータ | 特に舌の放射線治療用に設計された手動式のブラキセラピー用アプリケータをいう。舌及び舌周囲組織の治療部位への単一又は複数の治療用放射線源の手動による配置作業(穿刺、局所配置、画像診断システムを用いた配置及び取外し)を容易にする目的で設計された単体又はモジュール式のアプリケータである。定型的な形状である場合や固有の線源を取り扱える形状に設計されている場合があり、中空の針、チューブ、カテーテルなどの様々な舌用アプリケータが含まれ、近接照射線源を手動で投与する場合に使用する。 |
舌用アフターローディング式ブラキセラピー装置アプリケータ | 特に舌又は口腔の放射線治療用に設計された遠隔操作式のブラキセラピー用アプリケータをいう。舌及び/又は舌の周辺の組織への一時的植込みを目的に設計されており、単一又は複数の治療用放射線源のコンピュータ制御による一時的配置及び取外し時のガイドの役割を果たす。本群には、中空の針、チューブ、カテーテルなどの様々なアプリケータ及び関連器具やコネクタが含まれる。 |
頸部用手動式ブラキセラピー装置アプリケータ | 特に頸部の放射線治療用に設計された手動式のブラキセラピー用アプリケータをいう。頸部組織の治療部位への単一又は複数の治療用放射線源の手動による配置作業(穿刺、局所配置、画像診断システムを用いた配置及び取外し)を容易にする目的で設計された単体又はモジュール式のアプリケータである。定型的な形状である場合や固有の線源を取り扱える形状に設計されている場合があり、中空の針、チューブ、カテーテルなどの様々な頸部用アプリケータが含まれ、近接照射線源を手動で投与する場合に使用する。 |
頸部用アフターローディング式ブラキセラピー装置アプリケータ | 特に頸部の放射線治療用に設計された遠隔操作式のブラキセラピー用アプリケータをいう。頸部組織への一時的な局所配置又は植込みを目的に設計されており、単一又は複数の治療用放射線源のコンピュータ制御による一時的配置及び取外し時のガイドの役割を果たす。本群には、中空の針、チューブ、カテーテルなどの様々なアプリケータ及び関連器具やコネクタが含まれる。 |
食道用手動式ブラキセラピー装置アプリケータ | 特に食道の放射線治療用に設計された手動式のブラキセラピー用アプリケータをいう。食道の治療部位への単一又は複数の治療用放射線源の手動による配置作業(穿刺、内視鏡又は画像診断システムを用いた配置及び取外し)を容易にする目的で設計された単体又はモジュール式の装置である。定型的な形状である場合や固有の線源を取り扱える形状に設計されている場合があり、中空の針、チューブ、カテーテルなどの様々な食道用アプリケータが含まれ、近接照射線源を手動で投与する場合に使用する。 |
食道用アフターローディング式ブラキセラピー装置アプリケータ | 特に食道の放射線治療用に設計された遠隔操作式のブラキセラピー用アプリケータをいう。食道への一時的植込みを目的に設計されており、単一又は複数の治療用放射線源のコンピュータ制御による一時的配置及び取外し時のガイドの役割を果たす。本群には、中空の針、チューブ、カテーテルなどの様々なアプリケータ及び関連器具やコネクタが含まれる。 |
胆管用手動式ブラキセラピー装置アプリケータ | 特に胆管の放射線治療用に設計された手動式のブラキセラピー用アプリケータをいう。胆管内の治療部位への単一又は複数の治療用放射線源の手動による配置作業(穿刺、内視鏡又は画像診断システムを用いた配置及び取外し)を容易にする目的で設計された形状のアプリケータである。定型的な形状である場合や固有の線源を取り扱える形状に設計されている場合がある。本群には、中空の針、チューブ、カテーテルなどの胆管用アプリケータが含まれ、手動による近接照射線源を投与する場合に使用する。 |
胆管用アフターローディング式ブラキセラピー装置アプリケータ | 特に胆管の放射線治療用に設計された遠隔操作式のブラキセラピー用アプリケータをいう。胆管への一時的な挿入を目的に設計されており、治療部位への単一又は複数の治療用放射線源のコンピュータ制御による一時的配置及び取外し時のガイドの役割を果たす。本群には、中空の針、チューブ、カテーテル及び関連器具やコネクタが含まれる。 |
膵臓用手動式ブラキセラピー装置アプリケータ | 特に膵臓の放射線治療用に設計された手動式のブラキセラピー用アプリケータをいう。膵臓内の治療部位への単一又は複数の治療用放射線源の手動による配置作業(穿刺、内視鏡を用いた配置、又は画像診断システムを用いた配置及び取外し)を容易にする目的で設計された単体又はモジュール式のアプリケータである。定型的な形状である場合や固有の線源を取り扱える形状に設計されている場合があり、中空の針、チューブ、カテーテルなどの様々な膵臓用アプリケータが含まれ、近接照射線源を手動で投与する場合に使用する。 |
膵臓用アフターローディング式ブラキセラピー装置アプリケータ | 特に膵臓の放射線治療用に設計された遠隔操作式のブラキセラピー用アプリケータをいう。膵臓への一時的植込みを目的に設計されており、単一又は複数の治療用放射線源のコンピュータ制御による一時的配置及び取外し時のガイドの役割を果たす。本群には、中空の針、チューブ、カテーテルなどの様々なアプリケータ及び関連器具やコネクタが含まれる。 |
前立腺用手動式ブラキセラピー装置アプリケータ | 特に前立腺の放射線治療用に設計された手動式のブラキセラピー用アプリケータをいう。前立腺内の治療部位への単一又は複数の治療用放射線源の手動による配置作業(穿刺、トリガー装填式装置、内視鏡又は画像診断システムを用いた配置又は取外し)を容易にする目的で設計された単体又はモジュール式のアプリケータである。定型的な形状である場合や固有の線源を取り扱える形状に設計されている場合があり、中空の針、チューブ、カテーテルなどの様々な前立腺用アプリケータが含まれ、近接照射線源を手動で投与する場合に使用する。 |
前立腺用アフターローディング式ブラキセラピー装置アプリケータ | 特に前立腺の放射線治療用に設計された遠隔操作式のブラキセラピー用アプリケータをいう。前立腺への一時的植込みを目的に設計されており、単一又は複数の治療用放射線源のコンピュータ制御による一時的配置及び取外し時のガイドの役割を果たす。本群には、中空の針、チューブ、カテーテルなどの様々なアプリケータ及び関連器具やコネクタが含まれる。 |
膀胱用手動式ブラキセラピー装置アプリケータ | 特に膀胱の放射線治療用に設計された手動式のブラキセラピー用アプリケータをいう。膀胱内の治療部位への単一又は複数の治療用放射線源の手動による配置作業(穿刺、内視鏡又は画像診断システムを用いた配置及び取外し)を容易にする目的で設計された形状のアプリケータである。固定的な形状である場合や固有の線源を取り扱える形状に設計されている場合がある。本群には、中空の針、チューブ、カテーテルなどの膀胱用アプリケータが含まれ、手動による近接照射線源を投与する場合に使用する。 |
膀胱用アフターローディング式ブラキセラピー装置アプリケータ | 特に膀胱の放射線治療用に設計された遠隔操作式のブラキセラピー用アプリケータをいう。膀胱への一時的植込みを目的に設計されており、治療部位への単一又は複数の治療用放射線源のコンピュータ制御による一時的配置及び取外し時のガイドの役割を果たす。本群には、中空の針、チューブ、カテーテルなどの様々なアプリケータ及び関連器具やコネクタが含まれる。 |
直腸・肛門用手動式ブラキセラピー装置アプリケータ | 特に直腸及び/又は肛門の放射線治療用に設計された手動式のブラキセラピー用アプリケータをいう。直腸及び/又は肛門内の治療部位への単一又は複数の治療用放射線源の手動による配置作業(穿刺、内視鏡又は画像診断システムを用いた配置及び取外し)を容易にする目的で設計された単体又はモジュール式のアプリケータである。定型的な形状である場合や固有の線源を取り扱える形状に設計されている場合があり、中空の針、チューブ、カテーテルなどの様々な直腸・肛門用アプリケータが含まれ、近接照射線源を手動で投与する場合に使用する。 |
直腸・肛門用アフターローディング式ブラキセラピー装置アプリケータ | 特に直腸及び/又は肛門の放射線治療用に設計された遠隔操作式のブラキセラピー用アプリケータをいう。直腸及び/又は肛門への一時的植込みを目的に設計されており、単一又は複数の治療用放射線源のコンピュータ制御による一時的配置及び取外し時のガイドの役割を果たす。本群には、中空の針、チューブ、カテーテルなどの様々なアプリケータ及び関連器具やコネクタが含まれる。 |
血管用手動式ブラキセラピー装置アプリケータ | 特に血管の放射線治療用に設計された手動式のブラキセラピー用アプリケータをいう。最も一般的には外科手術後のプラーク形成の削減及び血管の狭窄や再狭窄の防止のために使用される。血管内の治療部位への単一又は複数の治療用放射線源の手動による配置作業(内視鏡又は画像診断システムを用いた配置及び取外し)を容易にする目的で設計された単体又はモジュール式の装置である。定型的な形状である場合や固有の線源を取り扱える形状に設計されている場合がある。 |
血管用アフターローディング式ブラキセラピー装置アプリケータ | 特に血管内腔の放射線治療用に設計された遠隔操作式のブラキセラピー用アプリケータをいう。本治療は外科手術後のプラーク形成の削減及び血管の狭窄の防止のために使用される。血管内への一時的植込みを目的に設計されており、治療部位への単一又は複数の治療用放射線源のコンピュータ制御による一時的配置及び取外し時のガイドの役割を果たす。本群には、中空の針、チューブ、又はカテーテルなどの様々なアプリケータ及び関連器具やコネクタが含まれる。 |
眼用手動式ブラキセラピー装置アプリケータ | 片側が遮蔽され、もう一方の片側には眼の表面に近接照射線源を一時的に手動で配置する場合の位置を示す溝が付けられたテンプレートをいう。 |
非中心循環系汎用手動式ブラキセラピー装置アプリケータ | 放射線治療を容易に行う目的で使用する汎用のブラキセラピー用アプリケータをいう。非中心循環系治療部位への単一又は複数の治療用放射線源の手動による配置作業(穿刺、局所配置、内視鏡を用いた配置、又は画像診断システムを用いた配置及び取外し)を容易にする目的で設計された単体又はモジュール式のアプリケータである。定型的な形状である場合や様々な物理的形状又は固有の線源を取り扱える形状に容易に加工できるよう設計されている場合があり、中空の針、チューブ、カテーテル、オボイド、又はタンデムなどが含まれる。 |
中心循環系汎用手動式ブラキセラピー装置アプリケータ | 放射線治療を容易に行う目的で使用する汎用のブラキセラピー用アプリケータをいう。中心循環系治療部位への単一又は複数の治療用放射線源の手動による配置作業(穿刺、局所配置、内視鏡を用いた配置、又は画像診断システムを用いた配置及び取外し)を容易にする目的で設計された単体又はモジュール式のアプリケータである。定型的な形状である場合や様々な物理的形状又は固有の線源を取り扱える形状に容易に加工できるよう設計されている場合があり、中空の針、チューブ、カテーテル、オボイド、又はタンデムなどが含まれる。 |
非中心循環系汎用アフターローディング式ブラキセラピー装置アプリケータ | 放射線治療を容易に行う目的で使用する汎用の遠隔操作式ブラキセラピー用アプリケータをいう。体内への一時的植込みを目的に設計されており、非中心循環系治療部位への単一又は複数の治療用放射線源のコンピュータ制御による一時的配置及び取外し時のガイドの役割を果たす。本群には、中空の針、チューブ、又はカテーテルなどの様々なアプリケータ及び関連器具やコネクタが含まれる。 |
中心循環系汎用アフターローディング式ブラキセラピー装置アプリケータ | 放射線治療を容易に行う目的で使用する汎用の遠隔操作式ブラキセラピー用アプリケータをいう。体内への一時的植込みを目的に設計されており、中心循環系治療部位への単一又は複数の治療用放射線源のコンピュータ制御による一時的配置及び取外し時のガイドの役割を果たす。本群には、中空の針、チューブ、又はカテーテルなどの様々なアプリケータ及び関連器具やコネクタが含まれる。 |
定位放射線治療用加速器システム | 直線加速器(又はマイクロトロン)を基にした治療用定位放射線治療システムをいう。出力は細い高強度ビームに限られる。ガントリは広範囲の角度及び位置での照射が可能である。リンパ球を不活化するために使用することもある。 |
線形加速器システム | 高エネルギーの電子を生成することにより高エネルギーのX線(又は電子線)を発生することができる治療用システムをいう。明確に定めた寸法のビーム内で強度が均一でエネルギーレベルが予測可能な照射野が得られる。動作原理は電磁マイクロ波による電子の線形加速である。出力は、直接、又は適切なターゲットを通過させた後に、患者への治療ビームとして使用される。がん治療に使用されることが多い。リンパ球を不活化するために使用することもある。 |
X線CT組合せ型線形加速器システム | 線形加速器システムと放射線治療計画用X線CT装置との組合せシステムをいう。 |
非線形加速器システム | 交流電界内で粒子を加速する非線形加速経路を形成する強力な磁場を使用した治療用粒子加速器をいう。大半の加速経路は螺旋形又は円形である。出力は、直接、又は適切なターゲットを通過させた後に、患者への治療ビームとして使用される。 リンパ球を不活化するために使用することもある。 |
粒子線治療装置 | 陽子、中性子、炭素イオン等の粒子からなる高エネルギービームを生成し、この粒子ビームを照射することで治療線量を患部へ付与する装置をいう。主にがん治療に使用する。粒子を高エネルギーに加速する加速器と、その出力となるビームを成形して患者へ照射する照射ノズルと、患部を高精度に位置決めする機器からなる。一般に、イオン源、加速器、回転式又は固定式ガントリ、位置決め装置、可動式治療台、オペレータコンソール等を装備している。 |
生体組織内X線治療装置 | 5~50キロボルトの範囲の軟X線ビームを腫瘍組織の内部より照射して、高線量のX線により近接した腫瘍病変を治療することを目的として設計された低エネルギーX線治療装置をいう。この範囲のX線ビームはグレンツ線式治療用X線システムより高く、治療用常用電圧X線システムより低い。治療用低電圧X線システムの対象疾患である表在性皮膚腫瘍には使用しない。腫瘍の外科的切除後に残存腫瘍に対して施行する術中照射法と、生検による腫瘍組織診断を実施した後に組織内照射を行う定位的局所放射線治療法とがある。 |
X線CT組合せ型粒子線治療装置 | 粒子線治療装置と放射線治療計画用X線CT装置との組合せシステムをいう。 |
放射線治療シミュレータ | 特別な構成の診断用X線システムで、放射線治療計画の場合に使用するX線透視装置、X線撮影装置、及び関連するハードウェアとソフトウェアなどを含むものをいう。生成された一連の治療パラメータにより、治療照射野のサイズと位置を決定するために使用する。信号の分析と表示用の機器及び患者と機器の支持装置が含まれる場合がある。一般に、測定されたパラメータを受信して治療計算に活用するために、放射線治療計画装置にデータが渡される。 |
放射線治療計画用X線CT装置 | 特別な構成の医用X線CT装置で、放射線治療計画の場合に使用するハードウェアとソフトウェアなどを含むものをいう。生成された一連の治療パラメータにより、治療照射野のサイズや位置を決定するために使用する。信号の分析と表示用の機器及び患者と機器の支持装置や移動装置が含まれる場合がある。一般に、測定されたパラメータを受信して治療計算に活用するために、放射線治療計画装置にデータが渡される。 |
モータ付自動絞り加速装置用コリメータ | モーターを備えたビーム制限装置であり、ジョー又はリーフ位置調整機能がコンピュータで制御されているコリメータアセンブリをいう。本品は加速装置ハウジングのビーム射出ポートに配置され、治療目標とする身体部分に到達させる放射線ビームの形状を調整するために使用される。強力な減衰性を有する材質又は鉛やタングステンなどの合金を材料とし、標的としていない身体部分への放射線の到達を抑制又は排除することにより患者を保護している。通常、放射線ビームの位置を表示し、治療を受ける患者の体位調整を助けるために、コリメータの設計には光線照準器が含まれている。 |
放射線治療装置用シンクロナイザ | 放射線治療装置のコンポーネントの1つとして使用され、放射線治療を特定の測定可能な生理学的パラメータ(患者の呼吸情報や心拍情報等)に同期させることを可能にする信号を生成する生理学的モニタリング装置をいう。呼吸同期治療の目的で使用される。一般に、画像診断装置のコンポーネントの1つとして呼吸同期撮影の目的で使用されるものを含む。 |
心理療法用脳向け電気刺激装置 | 刺激装置の1種で、心理療法時に患者の脳の特定の領域(大脳、小脳等)を刺激するものをいう。通常、体外型パルスジェネレータ及び電極から構成される。刺激パルスは、皮質に設置した電極アレー又は小脳核の深部に植込んだリードが非常に細い電極チップを経て供給される。精神疾患(うつ病、不安、躁病、不眠等)の治療に用いる。 |
脳無痛法用電気刺激装置 | 刺激装置の1種で、疼痛緩和のため、患者の脳の内部構造を刺激するものをいう。受動電子回路(通常、高周波(RF)で信号又はエネルギーが体外から誘導結合される)に接続された植込み型リード・電極システム又は全身植え込み型の自己完結刺激装置(独自のエネルギー源を有し、外部装置に固有依存がない)のいずれかである。薬物療法が望ましくないか、又は無効である場合の重度慢性難治性疼痛の治療に用いる。 |
中心静脈留置型経皮的体温調節装置システム | 体温管理を必要とする患者の中心静脈内に留置する環流式カテーテルを介し、血液との熱交換により体温調節を行うシステムをいう。環流液が循環するカテーテルと、環流液の温度管理、循環、体温の監視、警告等を行うコントロールユニットからなる。 |
中心静脈留置型経皮的体温調節装置コントロールユニット | 中心静脈留置型経皮的体温調節装置システムの環流式カテーテル内を循環する環流液の温度管理、循環、体温の監視、警告等を行うコントロールユニットをいう。 |
植込み型骨電気刺激癒合推進装置 | 骨の形成(骨形成)を電気的に刺激する装置をいう。難治性骨折(骨折した骨の末端が結合していない状態)での骨移植の代替療法及び脊椎固定術の補助療法として用いられる。本品は、骨折又は固定部位周辺に弱い電流を流すか、又は電磁場(随伴する誘導電圧効果)を発生させる。骨形成刺激装置ともいう。 |
痙攣療法用脳向け電気刺激装置 | 体外に配置した電極を用いて脳に電流を流して痙攣(発作)を誘発することによって、うつ病を治療する装置をいう。 |
交流電場腫瘍治療システム | 体外に配置した電極を用いて身体の特定の部位に交流電場を供給する可搬型機器であり、細胞分裂を阻害することによって、悪性腫瘍等を治療する装置をいう。 |
横隔神経電気刺激装置 | 刺激装置の1種で、横隔膜をリズミカルに収縮させ、換気過小患者において呼吸を誘発するため、患者の横隔神経に電気刺激を供給するものをいう。電極を備えた植込み型受信器(患者の横隔神経周囲に配置する)と外部送信器(患者の皮膚を介して植込み型受信器に刺激パルスを送る)から構成される。 |
植込み型末梢神経無痛法用電気刺激装置 | 刺激装置の1種で、末梢神経周囲に配置した電極から刺激を供給するものをいう。通常、受動電子回路(エネルギーが体外から誘導結合される)に接続された植込み型リード・電極システム又は全身植え込み型の自己完結刺激装置(独自のエネルギー源を有し、外部装置に固有依存がない)のいずれかである。薬物療法が望ましくないか、又は無効である場合の重度慢性難治性疼痛の治療に用いる。 |
体外衝撃波疼痛治療装置 | 体外から衝撃波を照射し、疼痛の除去・緩和治療を行う装置をいう。体外式結石破砕装置を除く。 |
ヘリウム・ネオンレーザ | 外科処置等に用いるガスレーザで、基質としてヘリウム(He)とネオン(Ne)の混合ガスを利用するものをいう。ビームの可視化が容易であるため、標的の照準又は位置決めビーム(パイロット・リードビーム)として用いることもある。 |
ヘリウム・ネオンレーザ治療器 | 筋肉・関節の慢性非感染性の炎症による疼痛緩解や、知覚過敏の治療に用いるガスレーザをいう。基質としてヘリウムとネオンの混合ガスを利用する。 |
半導体レーザ治療器 | 特定の波長によって励起される光感受性物質と組み合わせ実施される光線力学的治療や疼痛緩解治療に用いる半導体レーザをいう。基質として半導体(アルミニウム/ガリウム/インジウム/リン等)を利用する。 疼痛緩解治療や特定の波長によって励起される光感受性物質と組み合わせ実施される光線力学的治療に用いる半導体レーザをいう。基質として半導体(アルミニウム/ガリウム/インジウム/リン等)を利用する。 |
PDTエキシマレーザ | 特定の波長によって励起される光感受性物質と組み合わせ実施される光線力学的治療に用いるエキシマレーザで、活性物質として励起ダイマを利用するものをいう。 |
アレキサンドライトレーザ | 外科処置等に用いるレーザで、基質としてアレキサンドライトを利用するものをいう。 |
PDT半導体レーザ | 特定の波長によって励起される光感受性物質と組み合わせ実施される光線力学的治療に用いる半導体レーザで、基質として半導体(アルミニウム/ガリウム/インジウム/リン等)を利用するものをいう。 |
炭酸ガスレーザ | 外科処置等に用いるガスレーザで、基質として炭酸ガスを利用するものをいう。いくつかの臨床分野(婦人科学、神経科学、皮膚科学等)において幅広い用途がある。 |
ネオジミウム・ヤグレーザ | 外科処置等に用いるレーザで、基質としてネオジミウム(Nd)とイットリウム・アルミニウム・ガーネット(YAG)からなる結晶を利用するものをいう。腹腔鏡及び内視鏡的処置に幅広く用いる。特殊な形式のものが眼科において使用される。 |
ネオジミウム・ヤグ倍周波数レーザ | 倍周波数レーザの1種で、通常、連続モード又はパルスモードで作動し、周辺組織の損傷を最小限にしながら正確な切除、気化、光凝固を必要とする外科処置等に用いるものいう。基質としてネオジミウム(Nd)及びイットリウム・アルミニウム・ガーネット(YAG)からなる結晶を利用する。特定用途のために選定した出力密度によって、手術部位の組織相互作用が決まる。 |
エルビウム・ヤグレーザ | 外科処置等に用いるレーザで、基質としてエルビウム/イットリウム・アルミニウム・ガーネット(YAG)を利用するものをいう。 |
ホルミウム・ヤグレーザ | 外科処置等に用いるレーザで、基質としてホルミウム/イットリウム・アルミニウム・ガーネット(YAG)を利用するものをいう。腹腔鏡及び内視鏡的処置に用いる。 |
パルスホルミウム・ヤグレーザ | 外科処置等に用いるレーザで、基質としてホルミウム(Ho)とイットリウム・アルミニウム・ガーネット(YAG)からなる結晶を利用するものをいう。 |
ツリウム・ヤグレーザ | 外科処置等に用いるレーザで、基質としてツリウム(Tm)/イットリウム・アルミニウム・ガーネット(YAG)からなる結晶を利用するものをいう。 |
アルゴンレーザ | 外科処置等に用いるガスレーザで、基質としてアルゴンガスを利用するものをいう。いくつかの臨床分野(神経科学、耳科学、眼科学等)において用いられる。 |
ダイオードレーザ | 外科処置等に用いるレーザで、基質として固体(ガリウムヒ素等)を利用するものをいう。眼科等に用いられるものもある。 |
単回使用レーザガイド用プローブ | レーザ出力エネルギーを最終的な標的部(手術野等)に供給するために用いる単回使用のレーザ専用器具をいう。柔軟な光ファイバ製で、術者による移動及び誘導が容易である。通常、レーザ供給装置に接続する。 |
エキシマレーザ | 外科処置等に用いるガスレーザで、活性基質として励起ダイマー(EXCIteddiMER)を利用するものをいう。最もよく利用される基質は希ガスハロゲン化物(フッ化アルゴン、塩化キセノン等)である。 |
色素レーザ | 外科処置等に用いる液体レーザで、強力な吸収帯をもつ有機化合物(色素)を活性媒体として用いるものをいう。発光時、色素は別の光源(別のレーザ、フラッシュランプ等)で光学的に励起させる必要がある。 |
一酸化炭素レーザ | 外科処置等に用いるガスレーザで、基質として一酸化炭素を利用するものをいう。 |
アルゴン・クリプトンレーザ | 外科処置等に用いるガスレーザで、基質としてアルゴン・クリプトンガスを利用するものをいう。眼科等で用いる。 |
ルビーレーザ | 基質としてルビーを利用するレーザをいう。皮膚科等において用いられる。 |
レーザ供給装置用導波管 | 自由に屈曲できるよう複数の接続部がある硬性中空チューブから構成される器具をいう。本品を通してレーザ出力源から生じるレーザエネルギーを、標的部近くに伝達する。通常、赤外線レーザとともに使用する。標的部への最終的なレーザビームの供給のため、単回使用レーザファイバ探触子を連結することができる。本品を通してレーザビームを屈折させるため、ジョイントはレフラクタシステムを有している。 |
銅蒸気レーザ | 外科処置等に用いるガスレーザで、基質として銅蒸気を利用するものをいう。皮膚血管病変(ポートワイン母斑、毛細血管拡張症等)の治療のため皮膚科等で用いる。 |
内視鏡用レーザガイド | 内視鏡治療時に内視鏡とともに用いる専用の装置をいう。内視鏡レーザ治療時にレーザビームをガイドしたり、方向付けするために用いる。通常、石英ファイバ製である。通常、レーザ供給アームに接続する。 |
色素・アレキサンドライトレーザ | 外科処置等に用いる液体レーザで、基質として色素・アレキサンドライトを利用するものをいう。 |
クリプトンレーザ | 基質としてクリプトン(Kr)を利用するガスレーザをいう。 |
ヘリウム・カドミウムレーザ | 外科処置等に用いるガスレーザで、基質としてヘリウム(He)とカドミウム(Cd)の混合ガスを利用するものをいう。 |
KTPレーザ | 外科処置等に用いるレーザで、基質としてカリウム・チタン・リン酸(KTP)結晶を利用するものをいう。ネオジミウム/イットリウム・アルミニウム・ガーネット源から発生する(YAG)赤外線ビームがKTP結晶内を通過し、一部の赤外光がスペクトルの緑色域の可視光に変換される。いくつかの臨床分野(神経科学、耳科学、眼科学、皮膚科学等)において用いられる。 |
眼科用PDTレーザ装置 | 光感受性物質と併用し、光線力学的療法に使用する眼科用レーザ機器をいう。例えば、加齢黄斑変性症の治療に用いる。 |
眼科用レーザ光凝固装置 | レーザの熱作用を利用して、眼疾患の治療に用いる機器をいう。例えば、網膜・虹彩・毛様体・隅角光凝固術等に使用される。 |
眼科用パルスレーザ手術装置 | パルスレーザによる衝撃波による破壊作用又は/及び熱作用を利用して、眼疾患の治療に用いる機器をいう。例えば、後発切開術、虹彩・隅角光凝固術等に使用される。 |
眼科用レーザ光凝固・パルスレーザ手術装置 | 眼科用レーザ光凝固装置と眼科用パルスレーザ手術装置の複合機器をいう。 |
エキシマレーザ血管形成器 | 経皮的血管形成術に用いるガスレーザで、活性基質として励起ダイマー(EXCIteddiMER)を利用するものをいう。最もよく利用される基質は希ガスハロゲン化物(フッ化アルゴン、塩化キセノン等)である。 |
眼科用レーザ角膜手術装置 | レーザのアブレーション作用を利用して、角膜の切除に用いる機器をいう。例えば、角膜表層切除術、角膜屈折矯正術等に使用される。 |
眼科用レーザ光凝固装置プローブ | 眼科用レーザ光凝固装置に接続して用いるプローブ状のデリバリシステムをいう。照明機能、吸引機能を備えたものもある。本品は単回使用のものと反復使用のものがある。 |
眼科用レーザ光凝固装置滅菌済みプローブ | 眼科用レーザ光凝固装置に接続して用いるプローブ状のデリバリシステムをいう。照明機能、吸引機能を備えたものもある。本品は滅菌済みで単回使用である。 |
レーザ供給装置用光ファイバ | 可視及び近赤外波長のレーザエネルギーの供給に用いる軟性光ファイバケーブルをいう。本品によって、レーザ出力を標的部の近くに伝達できる。標的部への最終的なレーザビームの供給のため、単回使用レーザファイバ探触子を連結することができる。 |
皮膚レーザスキャナ | 適当なレーザから発生するレーザビームが、広い範囲に均一にスキャンする装置をいう。レーザビームは、一度に非常に小さい病巣に強く集中するため、広い領域を治療するには標的領域全体にビームを往復させて走査するスキャナを用いる必要がある。本品は母斑、色素沈着、刺青等の除去に用いる。 |
レーザ供給装置用ホルダ | レーザ供給装置とともに用い、レーザ操作時にレーザ供給装置を支持する装置をいう。本品は、最終レーザビーム出力の位置決めを支援し、望ましくない偶発的な移動を防止し、安全性を向上させるものである。 |
罹患象牙質除去機能付レーザ | 炭酸ガスレーザ又はEr:YAGレーザ部と、炭化した歯質を除去する歯面清掃器との機能を併せもつ歯科用機器で、口腔内軟組織の蒸散・切除及び罹患象牙質(C2のみ)の凝固・炭化のために用いるものをいう。 |
レーザ用コンタクトチップ | 再使用可能な固体のチップで、レーザはその中を透過して組織上で熱に変換される。通常、チップは組織に接触して使用される。 |
レーザ供給装置用ハンドピース | レーザ供給装置用光ファイバ又はレーザ供給装置用導波管に接続して使用する再使用可能なハンドピース。通常、手に把持して使用される。 |
汎用電気手術ユニット | 高周波を用いて組織を切除/焼灼したり、切開/創傷部を凝固させるために用いるユニットをいう。その高周波は、アクティブとニュートラルな電極の間か、又はアクティブな電極の双方の間で患者の体に向けられる。組織の破壊に伴う電気手術の熱効果は、電気焼灼機器と同じように、熱よりも高周波又は高密度波に対する組織の抵抗によってもたらされる。通常、外科的ジアテルミーとして知られている。 |
心臓用電気手術ユニット | 高周波を用いて直接接触により心筋組織を焼灼/凝固させるために用いるユニットをいう。ジェネレータ、プローブ等から構成される。 |
リターンアラーム付対極板 | 電気手術器ジェネレータの出力端末と電気手術効果を得る患者との間の電気接続を確立するための導体をいう(ケーブルとともに用いることもある)。患者の身体に固定する(通常、全面の接触が特定の処置に最適である部位)。 |
治療用対極板 | 高周波電流の帰路を生体組織に熱傷などを生じない程度の低い電流密度にするために使用する、比較的大きな面積の電極をいう。患者の体に密着させて使用する。処置用対極板より比較的大きな面積を持つ。電極、導電コード類とその関連付属品をいう。治療用電気手術器、治療用能動器具とともに用いる。 |
対極板断線アラーム付電気手術器 | 電気手術器と対極板(電流漏れの疑いがある電極)の間の対極板ケーブルの遮断の検出のため、電気手術器とともに用いる装置をいう。本品は、特殊な形式の患者回路安全性モニタとして機能し、設定した安全性の限度を超えた場合に警告を発する。最新の電気手術器にはこの機能が内蔵されているため、旧来の技術を反映していることがある。 |
アルゴンガス供給電気手術器 | 電気手術器にアルゴンガスを供給するユニットをいう。接続した電気メスのアクティブ電極を経て供給されるアルゴンガスは、切開凝固時の術部周囲の酸化を防止する保護層を形成し、また、これにより清浄な組織表面が得られる。本品は、架台に組み込み、電気手術器と接続することによって、両システムの一体化した作動が可能となる。 |
アルゴン強化電気手術器 | アルゴンガスの供給のために、あるシステム(通常、個別の運搬台車に収納されているか、ESUジェネレータの筐体に内蔵されている)を備える単極(モノポーラ)の電気手術器(ESU)をいう。電気手術電流によって、組織の炭化を減少させ、大きな出血面(毛細血管床等)を迅速かつ均一に凝固させる、アルゴン供給用のイオン化チャンネル(アーク)が形成される。外科的ジアテルミーともいう。 |
機械振動電気手術器 | 高周波電流を流すことによって手術時に身体の軟組織の切断及び凝固に用いる電気手術器をいう。高周波エネルギーは、切断器具の先端にたる2つの刃先の機械振動に変換される。この刃先は極めて高い周波数の機械運動で振動し、組織のコラーゲン分子を切断・崩壊させる。このためコラーゲンの振動及び変性が生じ、凝塊が生成する。この機械運動は超音波をエネルギー源として発生させることもできる。 |
ラジオ波焼灼システム | ラジオ波エネルギーを利用して、悪性、良性腫瘍等の疾患、その他を加熱焼灼するシステムをいう。 |
経皮心筋焼灼術用電気手術ユニット | 高周波を用いて経皮的に心筋・組織を焼灼/凝固させるために用いるユニットをいい、カテーテル電極とともに用いられる。高周波は、アクティブとニュートラルな電極の間に出力される。 |
焼灼術用電気手術ユニット | 高周波を用いて組織を焼灼/凝固させるために用いるユニットをいい、プローブとともに用いられる。高周波は、アクティブとニュートラルな電極の間に出力される。組織の破壊に伴う電気手術の熱効果は、熱よりも高周波又は高密度波に対する組織の抵抗によってもたらされる。 |
焼灼術用プローブ | 焼灼術用電気手術ユニットに接続し、組織を焼灼/凝固させるためのプローブをいう。 |
非目視下非鏡視下処置用電気手術器 | 高周波電流を用いて非目視下、非鏡視下で組織の切開・凝固を行う装置本体とその関連付属品をいう。 |
物質併用電気手術器 | 高周波電流を用い、アルゴンガスプラズマ等の特定の作用を持つ物質を併用して組織の切開・凝固を行う装置本体とその関連付属品をいう。 |
電池電源式焼灼器 | 止血、表層皮膚病変の治療、小手術(いぼの除去等)に用いる電池電源式の装置をいう。電気を利用するが、患者に電流が流れるのではなく、切断器具の先端又はワイヤループが加熱される。先端の温度制御のため、サーモカプラが内蔵されているものもある。 |
ライン電源式焼灼器 | 電気で加熱されるプローブ又は刃を利用して、組織を切断又は凝固するために設計されたライン電源式装置をいう。患者に電流が流れるのではなく、切断器具の先端が加熱される。患者の体液喪失を防止し、手術野が観察しやすくなる。いぼ又は表層皮膚病変の除去等に用いる。適切な内視鏡を介した消化器ポリープの除去、避妊術時の卵管結紮等のため内視鏡治療装置とともに用いることもある。 |
眼科用電気手術器 | 眼科領域の手術時に眼組織とその周辺組織の切断と凝固に用いる専用の電気手術器をいう。例えば、高周波電流を利用するものがある。高度の安全性を確保するため、エネルギー源はこの用途に適した強度に制限されている。 |
水晶体乳化術白内障摘出ユニット | 白内障手術において、超音波乳化吸引術により水晶体を除去するために、接続するプローブに超音波エネルギーを送達することを目的とした眼科用器具をいう。 |
マイクロ波メス | マイクロ波を利用して、生体組織を切除(部分切除)、止血、凝固させるために用いる装置をいう。通常、一般的な外科処置(外科、IR、婦人科、泌尿器科、肛門科等)に用いる。 |
超音波ナイフハンドピース | 通常、超音波エネルギーを利用して腫瘍等の繊細な組織を切断するために用いる手持型の手術器具をいう。必要な超音波エネルギーを生成する装置に接続する。 |
超音波ナイフ | 超音波エネルギーを利用して腫瘍などの軟部組織を切開する手術器具をいう。切開部に水洗及び吸引用の液体を供給することにより手術領域を清潔に保ち、破片を除去することができる。 |
超音波吸引器 | 機械的超音波振動を利用し、灌流と吸引を組み合わせることによって身体の様々な部分から含水率の高い軟組織及び腫瘍を粉砕・除去する装置をいう。神経手術、一般手術、婦人科及び整形外科処置の間に用いる。 |
超音波手術器 | 機械的超音波振動によって生体組織の凝固切開及び破砕を行う超音波手術装置本体およびその付属品をいう。高周波エネルギーを機械的振動に変換し、刃先の振動で生体組織を構成する分子を振動させる。この振動によりたんぱく質の変性が生じ、生体組織の凝固切開及び破砕を行う。吸引機能を持つものもある。 |
集束超音波治療器 | 超音波エネルギーを集束させて加熱することで、標的組織を焼灼/凝固させるシステムをいう。超音波エネルギーは、体外に設置した、又は局所に挿入したトランスデューサから供給する。トランスデューサの制御機構に加え、標的組織の温度モニタ、画像モニタの機能を持つ場合もある。 |
白内障・硝子体手術装置 | 白内障手術及び/または硝子体手術に用いる眼内手術用複合機器をいう。 灌流、吸引、水晶体破砕、硝子体切除、眼内照明、眼内空気置換、ジアテルミー、眼内剪刀、粘弾性物質注入・抜去等の複数または全ての機能を備える。また各機能に対応する付属品も含む。 |
汎用冷凍手術ユニット | 凍結剤の直接供給か、又は凍結剤で冷却したプローブとの間接的接触によって、標的組織の熱放散のため、気体又は液体の冷媒を供給するユニットをいう。通常、一般的な外科処置(皮膚科、口腔手術、婦人科、泌尿器科、耳鼻咽喉科、肛門科等)に用いる。 |
眼科用冷凍手術ユニット | 凍結剤を直接適用するか極低温プローブと間接的に接触させることにより標的組織を冷却するために、ガス又は液体冷媒を適用し水晶体摘出などの眼科手術に用いる眼科機器をいう。 |
心臓用冷凍手術ユニット | 冷却したプローブと直接接触させることにより、心臓組織を冷凍凝固させるために用いるユニットをいう。ジェネレータ、プローブ等から構成される。 |
開頭手術用ドリル | 頭蓋円蓋(頭蓋冠)に孔を開けるために用いる穿孔器具をいう。内板が貫通するとクラッチシステムがドリルビットを外すため、脳表面の損傷が回避される。通常、脳に確実に到達するため頭蓋骨片を除去する際に用いる。(参照:自動穿頭器)。 |
開頭手術用ドリルアタッチメント | ハンドピースに接続するか、モータとともに使用し、ドリルを接続して頭蓋円蓋(頭蓋冠)に孔を開けるために用いる器具をいう。内板が貫通するとクラッチシステムがドリルビットを外すため、脳表面の損傷が回避される。空気、窒素、電池又は電源を動力源とする。ガイドワイヤを使用することができるように挿管する場合もある。ミクロ設計のものとマクロ設計のものがある(参照:自動穿頭器)。 |
単回使用ハンドコントロール式電気手術器用アクティブ電極 | 電気手術器ジェネレータの出力端末と電気手術効果を得る患者との間の電気接続を確立するための導体をいう(ケーブルとともに用いることもある)。本品の電源スイッチは電極の主要部であり、術者の手で操作することができる。通常、ペン型又は鉛筆型で、これらのいずれかで呼ばれることが多い。本品は単回使用である。 |
単回使用フットコントロール式電気手術器用アクティブ電極 | 電気手術器ジェネレータの出力端末と電気手術効果を得る患者との間の電気接続を確立するための導体をいう(ケーブルとともに用いることもある)。本品の電源スイッチはフットペダルに組み込まれており、足でペダルを踏むことによって電気手術器による切断機構を調節することができる。通常、ペン型、鉛筆型、はさみ型、ナイフ型又は鑷子型で、これらのいずれかで呼ばれることが多い。本品は単回使用である。 |
再使用可能なハンドコントロール式電気手術器用アクティブ電極 | 電気手術器ジェネレータの出力端末と電気手術効果を得る患者との間の電気接続を確立するための導体をいう(ケーブルとともに用いることもある)。本品の電源スイッチは電極の主要部であり、術者の手で操作することができる。通常、ペン型又は鉛筆型で、これらのいずれかで呼ばれることが多い。本品は再使用可能である。 |
再使用可能なフットコントロール式電気手術器用アクティブ電極 | 電気手術器ジェネレータの出力端末と電気手術効果を得る患者との間の電気接続を確立するための導体をいう(ケーブルとともに用いることもある)。本品の電源スイッチはフットペダルに組み込まれており、足でペダルを踏むことによって電気手術器による切断機構を調節することができる。通常、ペン型、鉛筆型、はさみ型、ナイフ型又は鑷子型で、これらのいずれかで呼ばれることが多い。本品は再使用可能である。 |
アテローム切除アブレーション式血管形成術用カテーテル駆動装置 | 硬く石灰化したアテローム硬化斑を動脈壁から経皮経内腔的に除去するために使用する(ローターブレータ)駆動装置をいう。 |
毛根電気分解器 | 電気分解により毛根を破壊する機器をいう。例えば、睫毛反転の治療に用いる。 |
ジアテルミーユニット | 眼科用電気手術器と毛根電気分解器の複合機をいう。 |
レーザー処置用能動器具 | レーザーを用いて組織の切開、凝固を行うプロ-ブ、導光ファイバ、導電コード類とその関連付属品をいう。 |
超音波処置用能動器具 | 超音波を用いて組織の切開、凝固、破砕を行うプローブ、導電コード類とその関連付属品をいう。 |
非目視下非鏡視下処置用能動器具 | 高周波電流を用いて非目視下、非鏡視下で組織の切開・凝固を行うアクティブ電極、導電コード類とその関連付属品をいう。 |
治療用能動器具 | 高周波電流を用いて特定の治療を行うために用いるアクティブ電極、導電コード類とその関連付属品をいう。 |
複数エネルギー処置用能動器具 | 高周波電流、電磁気、超音波、レーザ、その他のエネルギー源等のエネルギーを複数用いて組織の切開・凝固を行うアクティブ電極、導電コード類とその関連付属品をいう。 |
物質併用処置用能動器具 | 高周波電流を用い、アルゴンガスプラズマ等の特定の作用を持つ物質を併用して組織の切開・凝固を行うアクティブ電極、導電コード類とその関連付属品をいう。 |
自動機能付き高周波処置用能動器具 | 高周波電流を用いて組織の切開、凝固を行うアクティブ電極、導電コード類とその関連付属品で、自動制御モード(インピーダンス検知モード)に切り替えるスイッチ及び表示器を持たずに自動的に出力を開始(on)、または自動増する機能を持つものをいう。 |
自動機能付き電気手術器 | 高周波電流を用いて組織の切開、凝固を行う装置本体とその関連付属品で、自動制御モード(インピーダンス検知モード)に切り替えるスイッチ及び表示器を持たずに自動的に出力を開始(on)、または自動増する機能を持つものをいう。 |
治療用電気手術器 | 高周波電流を用いて特定の治療を行うために用いる装置本体とその関連付属品をいう。 |
気管支サーモプラスティ用カテーテルシステム | 気管支領域に接触するカテーテルを介し、高周波通電を行うカテーテルシステムをいう。カテーテル、高周波電流を発生する装置本体及びその関連付属品からなる。 |
高周波病変プローブ | 高周波(RF)病変ジェネレータに接続し、治療用病変を発生させたい神経系内の特定の部位にRFエネルギーを供給する器具をいう。 |
高周波病変ジェネレータ | 治療用病変を発生させることを目的として、制御された方法で温度を上昇させるため、体内の神経に高周波電流(無線周波数)を供給する装置をいう。本品に先端に電極及び温度感知素子を備えた専用のプローブを接続し、処置部にエネルギーを供給する。脳等の敏感な部分に用いることもある。 |
マイクロ波ハイパサーミアシステム | 悪性腫瘍、良性腫瘍、その他の疾患の治療のため、高温を発生させ、身体への供給を制御するために用いるシステムをいう。通常、コンピュータ制御されており、マイクロ波エネルギー源を利用して全身、組織又は臓器内の局所の加熱を行う。患者に与えるエネルギーは、体外に取り付けられたコンポーネント、又は単独で局所に内視鏡的、外科的な手法で挿入したカテーテル型・プローブ型のアプリケータから供給する。 |
高周波式ハイパサーミアシステム | 悪性腫瘍、良性腫瘍、又は他の疾患の治療のため、高温を発生させ、身体への供給を制御するために用いるシステムをいう。通常、コンピュータにより制御されており、高周波(RF)エネルギー源を使用することにより全身、組織又は臓器内の局所の加熱を行う。患者に与えるエネルギーは、体外に取り付けられたコンポーネント、又は単独で局所に内視鏡的、外科的な手法で挿入したカテーテル型・プローブ型のアプリケータから供給する。 |
超音波式ハイパサーミアシステム | 悪性腫瘍、良性腫瘍、又はその他の疾患の治療のため、高温(43℃を超える温度)を発生させ、身体への供給を制御するために用いるシステムをいう。通常、コンピュータ制御されており、超音波エネルギー源を使用して全身、組織又は臓器内の局所の加熱を行う。患者に与えるエネルギーは、体外に取り付けられたコンポーネント、又は内視鏡的、外科的な手法で局所に挿入された変換器付きカテーテルやプローブから供給する。USジアテルミーシステムと異なり、超音波式ハイパサーミアシステムは理学療法では使用されない。 |
液体加温ハイパサーミアシステム | 悪性腫瘍、良性腫瘍、又は他の疾患の治療として、全身又は局所の加熱効果を得ることを目的として、高温の液体を発生させ、ベスト、マットレス、ジャケット、バンド、パッド、ボディラップ、カテーテル、プローブ、その他の装置内での循環を制御するシステムをいう。通常、コンピュータ制御されており、非標的組織に対する作用を制限しながら、制御された方法で全身、局所組織又は臓器の温度を43℃以上に上昇させることによって根治療法又は緩和療法等を行うために用いる。 |
レーザハイパサーミアシステム | 悪性腫瘍、良性腫瘍、その他の疾患の治療のため、対象とする生体組織を高温にするシステムをいう。本システムではレーザ光エネルギーを利用して全身、組織又は臓器内の局所の加熱を行う。患者に与えるエネルギーは、体外に取り付けられたコンポーネント、又は単独で局所に内視鏡的、外科的な手法で挿入したカテーテル型・プローブ型のアプリケータから供給する。 |
コンビネーション型ハイパサーミアシステム | 悪性腫瘍、良性腫瘍、又は他の疾患の治療のため、高温(43℃を超える温度)を発生させ、身体への供給を制御するために用いるシステムをいう。通常、コンピュータにより制御されており、超音波、高周波(RF)、マイクロ波、加熱された循環流体などの2つ以上のエネルギー源を(又は個別に)使用することにより、全身、局所組織又は臓器内の局所の加熱を行う。患者に与えるエネルギーは、体外に取り付けられたコンポーネント、又は内視鏡的、外科的な手法で局所に挿入したカテーテル型・プローブ型のアプリケータから供給する。 |
体内式衝撃波結石破砕装置 | 腎盂鏡または、尿管鏡等と組み合わせて使用する鋼製プローブを用いた結石破砕装置をいう。ハンドピースは、衝撃波発生源と、鋼製プローブからなる。衝撃波発生源は、エネルギー源(圧搾空気、電磁コイル等)により加速された発射体からなる。この発射体を鋼製プローブに衝突させることにより衝撃波を鋼製プローブに伝播し、その機械振動によって結石が破砕される。ただし「体内挿入式レーザ結石破砕装置」、「体内挿入式超音波結石破砕装置」および「体内挿入式電気水圧衝撃波結石破砕装置」に該当するものを除く。 |
体内挿入式レーザ結石破砕装置 | 特殊な尿管鏡、レーザ抵抗性カテーテル、専用レーザ(現在、色素媒体の緑色光)等から成るシステムをいう。尿管結石の破砕に用いる。レーザエネルギーを結石に照射して結石を破砕する。破砕した結石は、後に強制的に除去されたり、自然に排泄される。 |
体内挿入式超音波結石破砕装置 | オペレーティングシース、腎盂鏡又は尿管腎臓鏡、超音波結石破砕プローブからなる硬性の管状器具から構成されるシステムをいう。結石破砕プローブは、超音波トランスデューサと鋼製プローブからなる。超音波トランスデューサは、音波を水平及び垂直方向の振動に変換する。この振動は、結石に接触させた中空プローブに沿って伝播し、機械振動によって結石が破砕される。プローブは吸引ポンプに接続することができ、結石片はプローブの管腔を経て吸引される。 |
体内挿入式電気水圧衝撃波結石破砕装置 | プラズマ誘導衝撃波を利用して腎臓、尿管、膀胱、胆管にみられる結石を粉砕する装置をいう。通常、プローブに生理食塩水を灌流しながら、エネルギーパルスを結石を中心部に発射する、ジェネレータ駆動プローブからなる。発生するプラズマバブルによって水圧衝撃(気泡が割れるときに生じる衝撃波)が生じ、結石がいくつかの破片に破砕される。この破片は、手術器具(把持器、ストーンバケット等)を用いて除去することができる。 |
圧縮波結石破砕装置 | 空気圧縮した先端部を連続的に稼働させることにより衝撃波を発生させ、対象の結石を破砕する装置をいう。 |
微小火薬挿入式結石破砕装置 | 装置の体内挿入部の先端に結石破砕用ピンハンマーを装備し、その後部にある微小火薬を爆発させることによってピンハンマーを作動させ、結石を破砕する装置をいう。 |
体内式結石破砕治療用単回使用超音波トランスデューサアセンブリ | 局所的な砕石治療(結石の破壊)を行うために血管経由、外科手術、又は内視鏡で体内に挿入するように設計されたカテーテル内封入型トランスデューサアセンブリをいう。単一のトランスデューサ素子又は複数のトランスデューサ素子のアレイ(圧電素子、能動素子、又はクリスタルとも称される)、減衰材、裏装材、及び整合材で構成されている。 |
腎臓ウォータージェットカテーテルシステム | カテーテルから加圧下で水を注入するによって腎盂の深部から結石を取り除くために用いるシステムをいう。腎結石の外科的除去に用いる。 |
体内挿入式結石穿孔破砕装置 | 装置先端部に結石破砕用ドリルを装備し、このドリルで結石に穴を開けて結石を穿孔破砕する装置をいう。通常、体内に挿入した硬性内視鏡に装置の破砕用ドリル部を通して、膀胱結石や腎尿管結石に誘導し、ドリル部を回転させ結石を穿孔破砕する。ドリル部は細く長いが、回転による振れがない。結石の形状、硬さに応じてドリルの交換が可能である。破片は強制的に除去するか、後で自然に排泄される。 |
X線透視型体内挿入式結石機械破砕装置 | 装置の体内挿入部先端に結石破砕用ピンハンマーを装備し、このピンハンマーの突出衝撃により結石を破砕する装置をいう。通常、腰椎麻酔下で装置のピンハンマー型作動部を、尿道より挿入した硬性内視鏡を通して尿管内の結石に誘導し、ピンハンマー型作動部の作動によりピンハンマーが突出し結石を破砕する。ピンハンマー型作動部の結石への誘導及び作動はX線透視下で行う。ピンハンマー型作動部は内部に微量の火薬類が充填されているので、この火薬類の発破によりピンハンマーは突出し、その衝撃により結石は破砕される。破砕された結石は排尿と共に |
体外式結石破砕装置 | 体内で形成された結石を断片化・粉砕するため、体外から非侵襲的衝撃波を送る装置をいう。この技術は体外衝撃波砕石術(ESWL)という。水中電極(焦点(結石部)に向けて衝撃波を発射する)や、加圧水入りシリンダ等と衝撃波ジェネレータ(結石を崩壊させるため集束する衝撃波を用いる)を用いる方法等の手法が用いられることもある。通常、シリンダが患者の皮膚に接触するクッション付きの処置台から突出するよう構成されている。生成する砂状の破片は、自然排泄時に体内から消失する。 |
蒸気焼灼器 | 血管に過熱蒸気を直接供給することによって止血に用いる装置をいう。通常、非悪性の子宮病変に用いる。 |
水圧式ナイフ | 身体組織を切開するための高圧水噴射技術を利用した手術器具をいう。硬い弾性の構造を損傷することなく低圧で軟部組織を切開する等、きわめて繊細かつ正確に切断することができる。手術部位をはっきり見えるようにし、構造を水洗することができる。熱傷皮膚又は悪性組織の治療、腫瘍又は静脈瘤の切除など用途が多く、標準内視鏡とともに用いる場合もある。 |
水圧式ナイフハンドピース | ウォータージェット切開器の切断用ハンドピースとして用いる専用の手術器具をいう。外科医が持ち、切断用器具として用いる。 |
手術用ロボット手術ユニット | 縫合、剥離、切断等の組織に対する処置や人工装具の装着等を行う、手術支援装置をいう。直視下あるいは内視鏡下の手術で使用される。制御システムはコンピュータ技術に基づいており、通常、術者用コンソール、器具操作用のアーム等の一連のシステムから構成される。外科医の訓練補助装置として用いる場合もある。 |
手術用ロボットナビゲーションユニット | ナビゲーション(例えば、脊椎手術における椎弓根スクリューの配置等)のために、手術時に用いる装置をいう。本品はコンピュータ技術に基づいており、術者用コンソール、画像処理解析装置等から構成される。また手術器械の追跡に用いる位置検出装置も接続されている。コンピュータに入力される情報には、通常、CT又はMRI、超音波、透視X線、解剖学的ランドマークが用いられるが、術前画像を用いない場合もある。それらの情報から得られた空間座標をテンプレートとして用い、手術器械とその角度がわかる正確な三次元像を得るため、ロケーションポイントを読み取ることによって器具使用を追跡する。外科医の訓練補助装置としても用いる。 |
脳神経外科手術用ナビゲーションユニット | 脳神経外科手術又は脳神経外科手術及び整形外科手術その他の外科手術において、手術時に器具の位置情報を表示する装置をいう。本品はコンピュータ技術に基づいており、通常、術者用コンソール及び器具の位置検出器で構成される。コンピュータへの画像入力には、通常、術前のCT又はMRIスキャンが用いられ、プローブや他の器具の位置情報を正確に把握するために、位置検出器からの情報を術者用コンソールの画像上に表示する。 |
医薬品含有歯科用歯面清掃補助材 | 機械的歯面清掃後の着色歯面に用いる、医薬品を含有する清掃補助材をいう。 |
歯科用多目的超音波治療・汎用電気手術組合せ機器 | 歯科の治療で使用する超音波治療器と電気手術器を組み合わせた機器をいう。 |
医薬品含有歯科用りん酸亜鉛セメント | 酸化物粉末(主材は酸化亜鉛)とりん酸水溶液(金属イオンを含むことがある)との反応に基づく材料で、医薬品成分を含むものをいう。歯科修復物を口腔内硬組織又は他の装置に密着させるための合着材、修復物の裏層及び暫間修復材として用いる。 |
医薬品含有歯科用ポリカルボキシレートセメント | 酸化亜鉛と、ポリアクリル酸又は類似のポリカルボン酸化合物の水溶液との反応、又は酸化亜鉛・ポリカルボン酸粉末と水との混合による反応に基づくセメントで、医薬品成分を含むものをいう。修復物を口腔内硬組織又は他の装置に密着させるための合着材として、又は修復材の裏層、暫間修復材として用いる。 |
医薬品含有歯科接着用レジンセメント | レジン又は無機質粉末を含むレジンを主体とし、医薬品成分を含有する材料で、補綴物等の接着に用いるものをいう。歯科用象牙質接着材料、歯科用エッチング材等を含むことがある。 |
医薬品含有歯科用コンポジットレジンセメント | レジン又は無機質粉末を含むレジンを主体とする補綴物等の合着用材料で、医薬品成分を含み、歯質に対する接着性を有しないものをいう。 |
医薬品含有歯科用酸化亜鉛ユージノールセメント | 酸化亜鉛と反応するユージノール、促進剤、ゴム、樹脂及び不活性な無機フィラーを含有する疎水性材料で、医薬品成分を含むものをいう。保存修復において暫間修復、裏層及び窩洞裏装材として用いる。 |
医薬品含有歯科用酸化亜鉛非ユージノールセメント | 酸化亜鉛及び脂肪酸を主体とする補綴物の合着用材料で、医薬品成分を含むものをいう。ユージノールを含有しないため非ユージノールと称する。 |
医薬品含有歯科合着用グラスポリアルケノエートセメント | 医薬品成分を含む補綴物の合着用セメントをいう。アルミノシリケートガラス粉末とアルケノ酸水溶液との反応、又はアルミノシリケートガラス・ポリ酸粉末混合物と、水又は有機酸水溶液との反応に基づくものである。 |
医薬品含有歯科合着用グラスポリアルケノエート系レジンセメント | 歯科修復物及び矯正器材等の合着・接着用材料をいう。レジン成分と、歯科合着用グラスポリアルケノートセメント成分とを組み合わせたもので、医薬品成分を含有する。 |
医薬品含有歯科充填用コンポジットレジン | レジン及び無機質フィラ又は複合フィラを主体とする練和又は重合(外部エネルギーによる)材料で、医薬品成分を含むものをいう。主として歯牙窩洞の充填修復又は人工歯冠の補修に用いる。 |
医薬品含有高分子系ブラケット接着材及び歯面調整材 | ブラケット接着レジン・歯面調整材とは、歯列矯正用ブラケットを歯面へ合着するために用いる、ポリメチルメタクリレート等からなる接着材料で、医薬品成分を含有するものをいう。 |
医薬品含有歯科用象牙質接着材 | 主にコンポジット充填材、修復物又は合着材の象牙質接着を促進するために用いる、医薬品成分を含有する材料をいう。エナメル質に対する接着材として用いることもできる。 |
医薬品含有歯科充填用グラスポリアルケノエートセメント | アルミノシリケートガラス粉末とアルケノ酸水溶液との反応、又はアルミノシリケートガラス・ポリ酸粉末混合物と、水又は有機酸水溶液との反応に基づくセメントで、医薬品成分を含むものをいう。歯牙の充填修復に用いる。 |
医薬品含有歯科支台築造用グラスポリアルケノエートセメント | アルミノシリケートガラス粉末又はガラスと金属を溶融させた粉末と、アルケノ酸水溶液との反応、又はアルミノシリケートガラス・ポリ酸粉末混合物と、水又は有機酸水溶液との反応に基づくセメントで、医薬品成分を含有するものをいう。金属粉末を含むことがある。支台築造に用いる。 |
医薬品含有歯科支台築造用グラスポリアルケノエート系レジンセメント | レジン成分と歯科支台築造用グラスポリアルケノエートセメント成分とを組み合わせた支台築造用材料をいう。医薬品を含むものをいう。 |
医薬品含有歯科裏層用グラスポリアルケノエートセメント | アルミノシリケートガラス粉末とアルケノ酸水溶液との反応、又はアルミノシリケートガラス・ポリ酸粉末混合物と、水又は有機酸水溶液との反応に基づくセメントで、医薬品成分を含むものをいう。裏層又は裏装に用いる。 |
医薬品含有高分子系歯科小窩裂溝封鎖材 | 歯牙の小窩裂溝の封鎖に適したレジン材料で医薬品成分を含有するものをいう。本材は化学的又は外部エネルギーにより重合硬化する。 |
医薬品含有歯科小窩裂溝封鎖用グラスポリアルケノエート系セメント | アルミノシリケートガラス粉末とアルケノ酸水溶液との反応、又はアルミノシリケートガラス・ポリ酸粉末混合物と、水又は有機酸水溶液との反応に基づくセメントで、医薬品成分を含有するものをいう。小窩裂溝封鎖に用いる。 |
医薬品含有歯科小窩裂溝封鎖用グラスポリアルケノエート系レジンセメント | レジン成分と歯科小窩裂溝封鎖用グラスポリアルケノエートセメント成分とを組み合わせた歯科小窩裂溝封鎖用材料で、医薬品を含むものをいう。 |
水酸化カルシウム系窩洞裏装材 | 主に覆罩に使用する水酸化カルシウムを含む材料をいう。 |
医薬品含有歯科用覆髄材料 | 深い窩洞の覆髄に用いる材料で、医薬品を含むものをいう。覆髄用酸化亜鉛ユージノールセメントを含む。 |
医薬品含有歯科用充填材料キット | 歯科充填用コンポジットレジン、エッチング材、接着材等から成る歯科修復用キットで、医薬品成分を含有するものをいう。 |
医薬品含有歯科充填用グラスポリアルケノエート系レジンセメント | レジン成分と歯科充填用グラスポリアルケノートセメント成分とを組み合わせた歯科充填材料で、医薬品成分を含有するものをいう。 |
医薬品含有歯科間接修復用コンポジットレジン | レジンと無機質フィラー又は複合フィラーを主体とする外部エネルギーにより重合する材料で、医薬品成分を含有するものをいう。窩洞形成の歯牙又はその模型上にクラウン、インレー等を成型し、重合することによって修復物を作製するものである。 |
医薬品含有歯面コーティング材 | 歯牙の表面をコーティングするために用いる、医薬品成分を含む低粘度レジン系材料をいう。他の材料とのキットを含む。 |
医薬品含有歯面処理材 | 窩洞又は根管形成後、歯面を処理するために用いる材料をいう。医薬品を含有する。 |
医薬品含有歯科裏層用高分子系材料 | グラスポリアルケノエート系レジンセメント等の高分子系裏層材料で、医薬品を含有するものをいう。 |
医薬品含有歯科間接修復用コンポジットレジンキット | 歯科間接修復用コンポジットレジン及び併用する歯科用セメント、エッチング材等の関連器材から成るキットをいう。医薬品を含有する構成品を含む。 |
医薬品含有歯科用支台築造材料キット | 歯科支台築造材料、歯科用エッチング材、象牙質接着材等から成る歯科修復用キットをいう。医薬品を含有する構成品を含む。 |
医薬品含有歯科用象牙質接着材キット | 歯科用象牙質接着材及び歯科用エッチング材から成るキットをいう。その他の関連器材を含むものもある。医薬品を含有する構成品を含む。 |
医薬品含有歯科用高分子系仮封材料 | 高分子材料を主成分とする仮封用材料で、医薬品成分を含むものをいう。 |
医薬品含有歯科用仮封材 | 仮封に用いる材料で、医薬品成分を含有するものをいう。 |
医薬品含有歯科用歯周保護材料 | 手術後の歯周組織を被覆・保護するために用いる材料をいう。医薬品を含有する。 |
医薬品含有歯科用根管充填シーラ | 歯根管の永久的な封鎖のために用いる材料で、医薬品を含有するものをいう。水分の補助なしで硬化するものもある。根管充填ポイントを併用することがある。正根充、即ち歯冠側からの根管充填に用いる。 |
水酸化カルシウム系歯科根管充填材料 | 水酸化カルシウムを含む根管充填用材料をいう。 |
ヨードホルム系歯科根管充填材料 | ヨードホルムを含む根管充填用材料をいう。 |
医薬品含有歯科用多目的グラスポリアルケノエートセメント | アルミノシリケートガラス粉末とアルケノ酸水溶液との反応、又はアルミノシリケートガラス・ポリ酸粉末混合物と、水又は有機酸水溶液との反応に基づくセメントで、医薬品成分を含むものをいう。修復、合着・接着、裏装、支台築造等に用いる。 |
医薬品含有歯肉圧排糸 | 支台歯形成の間、歯肉を圧排するために一時的に用いる薬剤含有の木綿糸をいう。 |
医薬品含有歯肉圧排材料 | 支台歯形成、印象採得などの際に、歯肉を圧排するために一時的に用いる、医薬品成分を含有する材料をいう。医薬品成分含有歯肉圧排糸を除く。印象採得時に歯肉を収れん・圧排し、印象を明確にするために一時的に用いる薬剤含有の液若しくはペーストをいう。塗布用シリンジ、チップ等を含め、キットになったものもある。 |
医薬品含有歯面研磨材 | 粉末、ペースト、クリーム又はゲル状の半固形状の研磨材で、歯科衛生士、歯科医師等が歯面の清掃及び研磨に用いるものをいう。予防治療ブラシ、歯磨カップ等を用いて歯面を研磨する。医薬品を含有する。 |
歯科用骨再建インプラント材 | 歯科治療で顎骨内の欠損部の充填や顎骨の築盛(補強)のために用いる吸収性又は非吸収性の生体材料をいう。ただし「非吸収性歯科用骨再建インプラント材」及び「吸収性歯科用骨再建インプラント材」を除く。 |
非吸収性歯科用骨再建インプラント材 | 顎骨内の欠損部を満たしたり(充填)、顎骨の築盛(補強)のための歯科治療に用いる非吸収性の生体材料をいう。 |
吸収性歯科用骨再建インプラント材 | 顎骨内の欠損部を満たしたり(充填)、顎骨の築盛(補強)のための歯科治療に用いる吸収性の生体材料をいう。 |
歯科用骨内インプラント材 | 部分的又は全体的に顎骨内に埋植する歯科用インプラントをいう。 |
歯科用インプラントフィクスチャ | 外科的に骨内に埋植する歯科用インプラントの一部をいう。 |
歯科用粘膜下埋植型インプラント材 | 歯肉又は粘膜に完全に覆われる歯科用インプラントをいう。 |
歯科用粘膜内インプラント材 | 口腔の軟組織に埋植する歯科用インプラントをいう。 |
歯科用骨膜下インプラント材 | 骨膜と骨表面との間に埋植する歯科用インプラントをいう。 |
歯科用経根管及び経歯根インプラント材 | 歯根管又は歯根を経由して骨に挿入するために用いるロッド型インプラントをいう。 |
歯科用経歯肉インプラント材 | 歯科補綴物の脱離を防止するために、粘膜を経由して口腔内へ伸びる支台構造をもった歯科用インプラントをいう。 |
歯科用インプラントシステム | 歯科用インプラント、インプラント埋植手術用器材、上部構造の作製に用いる技工用器具から成るシステムをいう。 |
歯科用インプラントアバットメント | 歯科用インプラントフィクスチャに固定して上部構造体の支台となるもの又は歯肉が治癒するまで暫間的に使用するものをいう。 |
歯科用う蝕除去液 | 罹患した歯牙の組織で、う蝕を検出し、除去するために使用する液体をいう。 |
歯科用漂白材 | 治療又は美容目的で歯を白くするために用いる歯科用の液剤又はペーストをいう。 |
医薬品含有歯科用知覚過敏抑制材料 | 象牙質(形成されたものも含む)の知覚過敏を抑制するために歯質表面に用いる材料をいう。医薬品を含有する。 |
医薬品含有歯科用接着材料キット | 通常の歯科用接着操作に用いる器材を集めたキットで、医薬品成分を含有するものをいう。他に名称を定めるものを除く。 |
医薬品含有歯科根管切削補助材 | 窩洞・根管壁の歯牙硬組織を脱灰・軟化させ、リーマ又はファイルによる根管拡大形成を補助し、さらに発泡により切削屑を浮遊させ根管壁を清掃するのに用いる医薬品成分含有の材料をいう。各材料を適用するための器具を含め、キットになったものもある。 |
心内膜心筋用生検鉗子 | 生検(組織学的・病理学的診断)用の心筋・腫瘍標本又は他の組織を、採取又は除去するために用いるカテーテルをいう。通常、先端に一組のかん子が付いたカテーテルと操作用ハンドル部からなる。 |
脊椎手術用注入器 | 手術部位(脊椎を含む)への整形外科用(骨)セメント、人工骨等の注入に用いる手動式の注射器様の器具をいう。手動式のものに限る。 |
整形外科用脊椎外固定システム | 特定の手術用に設計された整形外科用システムで、アライメント不良の脊椎骨を正しい位置に固定し、体外的に調整して治癒を促進するためのものをいう。通常、ケース・トレイ、外部コンポーネント及び多数のインプラント(ステイマンピン、シャンツスクリュー又はキルシュナー鋼線など)のほかに適切な計測器が含まれる。このシステムを維持するため、インプラントを使用した場合は補充する。このシステムに含まれる体外固定器具は製造業者の指示に基づいて再使用することができる。 |
再使用可能な視力補正用色付コンタクトレンズ | 眼の前面に直接装着する視力補正用眼科用レンズをいう。放射線を吸収又は反射により減衰させることを目的としている。通常、医師の指示により使用する。本品は再使用可能である。 |
再使用可能な視力補正用コンタクトレンズ | 眼の前面に直接装着する視力補正用眼科用レンズをいう。通常、医師の指示により使用する。本品は再使用可能である。 |
再使用可能な非視力補正用色付きコンタクトレンズ | 眼の前面に直接装着する非視力補正用眼科用レンズをいう。視力補正の目的を有するものは含まない。装用時に、虹彩又は瞳孔の外観(色、模様、形)を変えることを目的とするレンズを含む。通常、医師の指示により使用する。本品は再使用可能である。 |
単回使用視力補正用コンタクトレンズ | 眼の前面に直接装着する視力補正用眼科用レンズをいう。通常、医師の指示により使用する。本品は単回使用である。 |
単回使用非視力補正用色付きコンタクトレンズ | 眼の前面に直接装着する非視力補正用眼科用レンズをいう。視力補正の目的を有するものは含まない。装用時に、虹彩又は瞳孔の外観(色、模様、形)を変えることを目的とするレンズを含む。通常、医師の指示により使用する。本品は単回使用である。 |
単回使用視力補正用色付コンタクトレンズ | 眼の前面に直接装着する視力補正用眼科用レンズをいう。放射線を吸収又は反射により減衰させることを目的としている。通常、医師の指示により使用する。本品は単回使用である。 |
治療用コンタクトレンズ | 眼の前面に装着する器具をいう。眼の保護、前房の封鎖、薬剤の送達、角膜曲率の変更又は網膜の特別な治療での使用を目的としている。 |
角膜矯正用コンタクトレンズ | 眼の前面に直接装着し、角膜形状を変化させることで、脱着後の裸眼視力を矯正する角膜矯正用酸素透過性ハードコンタクトレンズをいう。通常、医師の指示により使用する。本品は再使用可能である。 |
輪部支持型角膜形状異常眼用コンタクトレンズ | 眼の前面に直接装着し、レンズが角膜輪部から結膜の部分で支持され、かつ涙液交換が可能な特殊形状を有する、角膜形状異常眼の視力補正が可能なコンタクトレンズである。通常、医師の指示により使用する。本品は再使用可能である。 |
コラーゲン使用眼防護具 | 角膜を保護するために眼にのせるコラーゲン製の機械的なアイシールド(角膜シールド)をいう。例えば、角膜上皮の再生中に臨床観察が可能であり、患者は部分的な視野を得ることができる場合がある。 |
子宮内避妊用具 | 性交中の妊娠を回避するために用いる器具をいう。子宮底の高部に配置し、本器具から伸ばした紐を子宮頸口経由で膣に挿入する。 |
避妊用卵管閉鎖インサート | 卵管に適用し、卵管を結紮して卵子の通過を防ぐために用いる植込み型器具をいう。本品は卵管の内側に挿入する栓又は弁で、避妊器具であると考えられている。 |
骨固定型補聴器 | 出力がトランスデューサを介した骨導出力で、振動部品が直接頭蓋骨に取り付けられる補聴器をいう。 |
ハイリスク薬物動態解析プログラム | 投与に際し注意を要する薬剤に関し、患者の薬物血中濃度を測定した結果等から薬物動態学的な解析等を行い、医薬品の投与量及び投与法の決定を支援する医療機器プログラム。当該プログラムを記録した記録媒体を含む場合もある。 |
腹膜透析用治療計画プログラム | 腹膜機能試験(PFT)、腹膜平衡試験(PET)、体成分分析装置から得られた結果等を基に、腹膜透析の処方シミュレーションを行い、透析治療の計画作成を支援する医療機器プログラム。シミュレーションに基づき決定した透析条件を自動腹膜灌流用装置に設定することができる。当該プログラムを記録した記録媒体を含む場合もある。 |
放射線治療計画プログラム | CT装置等から得られた結果を基に、放射線治療を行う治療領域や体内の線量分布を計算及び表示し、放射線治療計画を支援する医療機器プログラム。当該プログラムを記録した記録媒体を含む場合もある。線量分布計算を行わないものもある。 |
放射線治療用QAQCプログラム | 放射線治療計画装置及び放射線治療計画装置プログラムにより計算された線量及びMU値の再計算を行うことで、治療計画の妥当性を検証する医療機器プログラム。当該プログラムを記録した記録媒体を含む場合もある。 |
眼科手術用治療計画プログラム | 眼科手術において、術眼の術前の検査結果等を基に、治療結果のシミュレーションを行い、治療計画を支援する医療機器プログラム。当該プログラムを記録した記録媒体を含む場合もある。 |
電気刺激治療装置用パラメータ選択プログラム | 植込み型又は体外式の電気刺激治療装置本体にあらかじめ設定された範囲で、医師により、又は医師の指導の下で選択された電気作動特性を治療装置本体に非侵襲的に伝達し、変更する医療機器プログラム(ただし、治療装置全体を制御するものではなく、一定の範囲の機能についてのみ設定の変更ができるものに限る。)。電気刺激治療装置に保存された患者情報を得ることができる場合もある。当該プログラムを記録した記録媒体を含む場合もある。 |
単回使用PDT半導体レーザ用プローブ | PDT半導体レーザ装置に接続し、特定波長のレーザを光感受性物質が集積した腫瘍組織に供給するために用いる単回使用のPDT半導体レーザ専用器具をいう。 |