Q:「化粧品」の名称は自由に決めることができますか?
投稿日:2012年6月4日
A:「化粧品」の名称は自由に決めることができるわけではありません。
原則「化粧品」の名称ルールに従って、「化粧品」の名称を決める必要があります。
「化粧品」の名称として、使用できない名称があらかじめ決められていると言われています。
使用できない名称は以下の通りです。
※参照:化粧品・医薬部外品製造販売ガイドブック2006(薬事日報社刊)
1.異なった処方の製品と同一の販売名
2.虚偽・誇大あるいは誤解を招くおそれのある販売名
3.配合されている成分のうち、特定の成分名称を用いた販売名
4.特定成分の配合成分を標ぼうする販売名
5.剤型と異なる販売名
6.他社が商標権を有することが明白な販売名
7.既存の医薬品及び医薬部外品と同一の販売名
8.化粧品の表示に関する公正競争規約に抵触する販売名
9.ローマ字のみの販売名
(アルファベット、数字、記号はできるだけ少なくすること)
10.医薬品または医薬部外品とまぎらわしい販売名
「化粧品」の名称は、上記のルールに従って決めることをおすすめ致します。
「化粧品」を購入するとき、まず「化粧品」の名前が目につきませんか?
「化粧品」の名称は、その商品をイメージする大切なものです。
ルールをしっかり守った上で、「化粧品」の名称を決めましょう。