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永住の審査は家族にも・・・

こんにちは、大阪オフィス 永住ビザ担当の芳村です。

在留資格の審査では外国人登録証明証の提示したり、
登録原票記載事項証明書を提出したりしますが、通常、申請者についてのみです。
 
しかし、永住許可の審査では、例え、家族は申請しなくても、
世帯全員の登録原票記載事項証明書が求められています。
つまり、永住許可の審査では、家族についても審査されるのです。
 
申請者自身の素行要件に問題がなくても、
家族の素行要件に問題があれば、永住許可されないことは充分あります。
 
例えば、申請者が扶養している家族が、
資格外活動許可で認められた範囲を超えてアルバイトを行っていた場合、
申請者自身が違法なわけではないですが、
扶養者としてしっかり監督できていないという判断で、永住許可がもらえないのです。
 
永住許可は、通常の在留資格より審査の対象が広がりますし、
通常の在留資格より厳しく判断されることがあります。
年数要件などの要件だけに意識がいき易いですが、
普段から気をつけて暮らすことが大切ですね。