トピックス

中国人の日本ビザ申請の流れ

1.ビザ受付地域の確認

【地域別】

・上海管轄区: 上海、安徽、江蘇、江西、浙江
・広州管轄区: 広東、広西、海南、福建
・北京管轄区: 北京、天津、内モンゴル、寧夏、山西、新疆、河北、河南、湖北、湖南、甘粛、チベット、陝西、青海
・重慶管轄区: 雲南、四川、貴州、重慶
・瀋陽管轄区: 吉林、遼寧(大連を除く)、黒龍江
・大連管轄区: 大連
・青島管轄区: 山東

申請者は、自身の常住地または勤務地に基づいて管轄領域を確認し、その領域内で査証(ビザ)申請を行う必要があります。他の管轄領域への申請はできません。

2.必要書類の準備

ビザの種類と管轄区によりますが、基本書類は以下となります。

①パスポート原本(有効期限6か月以上、旧パスポートがあればそれも提出)
②白背景のカラー2インチ(3.5*4.5)証明写真(半年以内)
③身分証明書(表裏)のコピー
④戸籍簿のコピー(表紙+戸主ページ+本人ページ)
⑤ビザ申請書(両面印刷)

各領事区ごとの追加要件

【広州領事区・5年マルチビザ】
上記基本書類 + 下記から5つのうち1つを選択:
 ・年収50万人民元以上
 ・年間納税額7.8万人民元以上
 ・全額支払い済みの不動産(時価200万人民元以上)、かつ直近3か月の各取引後残高が1万人民元以上
 ・直近半年の普通預金口座の各取引後残高が50万人民元以上
 ・半年前に預けた定期預金が50万人民元以上

【上海領事区・5年マルチビザ】
上記基本書類 + 下記から4つのうち1つを選択:
 ・直近1年の納税額8万人民元以上
 ・直近1年の銀行取引履歴50万人民元+50万人民元の預金証明
 ・直近1年の月給の銀行取引履歴が毎月4.5万人民元以上
 ・預金証明100万人民元

【北京領事区・5年マルチビザ】
上記基本書類 + 下記から2つのうち1つを選択:
 ・直近1年の納税額8万人民元以上
 ・100万人民元の預金証明

3.申請の提出

旅行社を通じてビザ申請書類を提出します。ビザ審査には通常4~7営業日かかるため、余裕を持って申請してください。香港領域を除き、他の全ての領域では旅行社を通じて申請を行う必要があり、個人での直接申請はできません。

4.結果を待つ

結果が出るまでに7~10営業日かかります。



(著者:ミン)