【世田谷区】住居専用地域での営業を制限する条例案検討中
投稿日:2018年2月13日
住宅地が大半を占める世田谷区では、良好な住環境を維持するため、住居専用地域での営業を土日、祝日のみに制限する方針です。
一方で、観光客の誘致に取り組むべきとの意見も少なからずあることから、住民と観光の視点をどのように調和させるかに注目です。
3回にわたる検討会やパブリックコメントの結果を踏まえ、2月に区議会へ条例案を提案する予定です。
<規制のポイント>
① 住宅専用地域での営業は土曜日の正午から月曜日の正午まで
区面積の78.4%を占める住居専用地域では、世田谷区は月曜日の正午から土曜日の正午までの営業を禁止します方針です。(祝日の正午から翌日の正午までの期間を除く)
② 保健所に苦情受付を設置し、関係機関と共有
世田谷保健所では届出の受付ではなく、苦情受付も行う体制を整える予定です。
届出や苦情に関する情報は、世田谷区関係所管、警察署、消防署と国が設置するシステムなどの活用し情報を共有していきます。
また、住宅宿泊事業の適切な運営に向けて、世田谷区独自の事業者向けテキストの作成や世田谷区ガイドラインの策定に取り組む方針です。