鈴木 徹司

質問から理解する人柄


弊社の採用面接は少し変わっています。


応募者が質問して、面接官の私がそれに答えるという時間が冒頭に設定され、その時間が圧倒的に長いのです。

応募者は、ミスマッチを防ぐために、いろいろなことを聞きたいだろうし、

その時間を十分に確保したいというのがひとつ。

もうひとつは、応募者の質問にこそ、その人の人間性や価値観が表れるという点です。

社風を聞く人、

待遇を聞く人、

各オフィスの社員数を聞く人

離職率を聞く人、

やりがいを聞く人、

入社前の準備を聞く人、

私の考え方を聞く人、

経営ビジョンを聞く人、

本当に人それぞれです。

応募者が何を重点に会社を選んでいるのか、(または重点がないのか)

どういう価値観の人なのかを理解することができます。

面接官からの質問に対する答えなら、似通った回答が多いのに対して、

自らする質問は、千差万別で興味深いです。