コンセプト(今週Ver.)
投稿日:2010年12月1日
新工場は住商と共同で建設し、中南米向けに当初は年間10万台規模で小型車を生産する方向で今後、具体的な投資金額などを詰めていくようです。
もちろんブラジルは新興国市場として多数の欧米勢で、ひしめいておりますが、出遅れた日本勢の進出で巻き返を狙い、今後さらに市場争奪戦が加速しそうです。
最近、小関さんの朝MTGで社訓をみんなで考えようということになりました。
各々、色々な意見がありました。
・楽しむ
・前へ進め
・創造
・昨日の自分を超えていく
・問題は我にある
・オリジナリティ、個性
・変化を喜ぶ、変化を楽しむ
・自らを律する、コンプライアンス
・行政書士の存在価値をあげる
・法律界のプロフェッショナルの基準となる、牽引していく、パイオニア
・オールスターチーム、個々、社員1人1人
案はでるもののこれを集約するのは非常に難しいです。
先週もコンセプトに関する皆さんのブログ内容をみて、思い出したことがありました。
私は、以前飲食店で働いており、家庭料理店から高級店まで、色々見てきましたが、
やはり、コンセプトや方向性が絞れているお店は、成功しているように思いました。
以前働いていたとことで、今でも実家に帰った時は顔を出しに立ち寄るお店があります。
スタッフ間の仲が良く店長も気さくで、とても居心地の良い地元のイタリアンという感じの店でした。
味も王道イタリアンというよりは、日本人の口にあった味付けで、ファミリーにも受け入れ易く
かつ、ちょっと大人の雰囲気を演出したような店でした。
家族連れでも楽しめ
昼のマダム達にも
大盛り無料で男性にも
気合の入ったデートにも使える
いわゆる、みんなターゲットという感じです。
メニュー試作の際、店のコンセプトを聞いたところ、「なし」ということでした。
あえて作らないというのがコンセプトというと、一瞬かっこいいようにも聞こえますが
何でもありで、決まった方向性がないということです。
店自体は、決して悪くないですし、ファンの方もいました。
けれど、どういう店か掴みきれず、どうもパッしきらない感じでした。
あれもこれもというのが、根源となる軸がぶれてしまい、ぼんやりとした印象になっていたんだと思います。
例えば、高級というところで勝負するのであれば、素材や味はもちろん、サービス
その反面、若者や家族連れは、なかなか足が遠のいてしまいます。
逆に、家族で楽しめる店ということであれば、もちろん誰でも気軽に来れますが、
がやがや賑わっている店内ですので、ゆっくり食事をしたい方や、勝負どころのカップルには不向きですね。
メリット・デメリットがあって初めてそのものの特性になるのだと思います。
SGならではの個性のあるコンセプトに基づいた社訓にしたいですね。