鈴木 徹司

価値観の相違の「解消」

鈴木です。
日常生活を送っていると、
価値観の相違によく出くわします。

例えば、時間の厳守。
遊びに行くのに、時間を守る人と守らない人がいます。

時間を守る人「決まった時間は守るものだ。」
時間を守らない人「遊びに行くのに、あまり細かいことを言うのは面白くなくなる。」

ビジネスの現場では、会社や業界のルールがあり、そのルールに従えばいいのですが、
プライベートでは、明確なルールはなく、双方で作り上げることになります。

ここで、価値観の相違があり、何らかの解消をしない限り、
どちらか、または双方が嫌な思いをすることになります。

ここからが本題。
この解消方法に誤りが見受けられます。

【悪い例】

時間を守る人    「時間を守るのは常識でしょう!」
時間を守らない人 「遊びなんだから、のんびりでいい。」
自分の価値観が一般的で正しいと主張します。

時間を守る人    「いい加減な性格でみんな迷惑している。」
時間を守らない人 「少し遅れたくらいで、不機嫌になるのはおかしい。」
相手の価値観を否定します。

価値観の引っ張り合いっこです。
相手を自分の価値観に強引に近づけようとします。

かなり多くの人がこの手法をとり、ケンカの火種を作っています。

たとえその場は押し切れたとしても、長期的には関係は終わってしまいます。
強引に価値観を変更させられた人は、自然と離れていくからです。

(つづく)