鈴木 徹司

仕事ができる人へ


行政書士の勉強会に参加したり、業界を代表する行政書士と一緒に視察ツアーに行ったりしているうちに、何とか行政書士界を盛り上げたいと思うようになってきました。

今の行政書士は、全体にみて、生産性が低いのが現状です。

自分のペースで、自分の思うように仕事をする、ということは独立の醍醐味ですが、
その人の業務スキルは、ほとんどレベルアップしません。

行政書士会が開催する研修会にいくら出てみても、
知識をいくらか習得するだけで、
業務スキルのレベルアップには繋がりません。

つまり「 仕事のできる人 」にはなりません。

結果、業務知識はあるものの、「 仕事ができない人 」になってしまいます。

行政書士には、権限と信用が与えられ、社会に対する大きな役割がありますが、
ほとんどの行政書士がその役割を果たそうともしていないと感じます。

行政書士は、国民と行政とのきずなとして、国民の生活向上と社会の繁栄進歩に貢献することを使命とする。

行政書士倫理綱領には、このように行政書士の役割が定められています。

行政書士資格は、自分の生活の安定や名誉のために与えられているのではなく、
社会全体のために与えられているのです。

行政書士本来の姿を示して、行政書士全体を引っ張りたいと思っています。