鈴木 徹司

子供時代(1)

鈴木です。

子供が小学校に上がるようになってから、

自分の子供時代を振り返るようになりました。

子育てに参考になることを探しているようです。

私の小学低学年時代は、勉強も運動もできない子でした。

身体が弱かったので、弱視で、分厚い眼鏡を掛けていました。

授業に興味が持てず、校舎の庇にとまったすずめを窓から眺めて

授業が終わるのを待っていました。

小学2年生の漢字テストで、100点満点で10数点の点数をとったことを覚えています。

親と一緒に学校に行きましたが、学校までの道のりが妙に長く感じられました。

身体も小さく、年子の弟の方がかなり大きかったので、

近所の人には、よく弟と間違えられました。

すまなそうにする大人を、不思議な気持ちで見ていました。

転機は、10歳のときでした。

身体も少し強くなり、兄弟とマラソンの練習をするようになりました。

(つづく)