鈴木 徹司

ペースダウンするスキル

鈴木です。

仕事をする上で、重要なスキルのひとつが「ペースダウン」です。

車はアクセルとブレーキがあるから、安全に走行できるわけで、
ブレーキがついていない車だと、すぐに事故を起こしてしまいます。

学生の頃は、モチベーションを上げ、勉強時間を少しでも多く確保して、
成績を上げることを行いますが、
社会人では、自分の状況を客観的に把握して、
必要に応じて、アクセルを踏んだり、ブレーキを踏んだりと
自分でペースをコントロールする必要が出てきます。

私自身は、スピードが速く感じ始めたら、ペースダウンして、
周りを見回すようにしています。

ペースダウンのスキルは、意外と難しく、
声に出して、自分に言い聞かせないと、ペースダウンできません。

私は、これまで家族に何度も「ペースダウンする!」と唐突に宣言して、
それを実行してきました。

ペースダウンするスキルを身に着けて、気付いたことがあります。
目的地に着くまでのトータルのスピードが早くなりました。

10キロ先の目的地に向かって、2台の車が競争するとして、
ブレーキのない車とブレーキのある車なら、どちらが早いかということですね。

ブレーキのない車は、必要なときにもアクセルを踏めこめず、スピードが出ません。
ブレーキのある車は、状況に応じてメリハリのある走行ができます。

自分のペースは自分でコントロールする、
それこそが社会人として活躍するスキルの一つになります。