鈴木 徹司

自分が全力出しても、できない仕事

鈴木です。
仕事をしていると、自分が全力を出しても、到底できない仕事に向き合うことがあります。

業務量が自分のキャパの3倍ある
難易度が高くて、理解できない
高い精度を求められていて、対応できない
指定の期日に間に合わない

このときに、理不尽だとひっくり返ってしまうと、成長の機会を逃します。

自分が全力を出してもできない仕事は、自分が一人で頑張ってできるか、
という視点で検討していることがほとんどです。
自分の全力ではなく、「自分の総力」に展開することが大事です。

自分の総力とは、自分の全力だけでなく、周りの協力も含めています。

全力でもできない仕事に運よく巡り合ったら、自分の総力を出すチャンスです。

キャパが足りないなら、手伝ってもらう
難しいなら、自分より理解力がある人に教えてもらう
精度が出せないなら、チェックしてもらったり、フローを変えてもらう
期日が遅れそうなら、緊急で入ってもらう

これまで自分が築いてきた人間関係、協力体制、恩、貸し借り、人間性などすべてを動員しての勝負になります。 まさに「やりがいのある仕事」

やりきったときには、
自分一人では絶対にできなかったことを成し遂げられた、と感じられるし、
自分の周りの人への感謝も湧いてきて、幸せな気持ちになります。
仕事の醍醐味ですね。