鈴木 徹司

評価基準が会社を創る

鈴木です。
何を良いと評価して、何が悪いと評価するのか、その価値観は会社を創っています。

いろいろな会社があり、一つのことをとっても、
それが正しいのか、正しくないのか、どれくらい優先されるものなのか、は異なります。
価値観が多様化され、何が正解とは言えなくなってきたと言えます。

例えば、「結果がすべて」という基準は、
正しいと考える人と正しくないと考える人が、半々くらいに分かれると思います。

どちらが正しいかを議論することに意味はなく、
自分がどの価値観の元で、生きるかを選ぶことが大切です。

その選択を容易にするために、
会社は、どういう価値観で評価するのかを明確にする必要が高まっています。

今日、社内に評価基準をリリースしました。
毎回、最適な評価にしているつもりでも、半年も経つと間違っていることに気付いて修正を繰り返しています。

今回の新たに入れた項目は、
「周りの長時間勤務を予防・改善できたか?」

これまで「長時間勤務をしないこと」を評価してきたものの、
残業ゼロと長時間勤務が続く人に分かれてしまう傾向がありました。

長時間勤務は、その人だけの問題ではなく、チーム全体の問題と捉え、
周りの人が長時間勤務をしている状況を改善することを評価することにしました。

これによって、自分は残業していなくても、周りの人が残業している人は、
評価が低くなります。
個人では解決できないことも、チームなら解決できます。

みんなが活躍しやすい環境を作るには、評価が大きなポイントになります。