近藤 環

だれが意思決定をするのか?

こんにちは!新宿の近藤です。

誰しもこれまでたくさんの分岐点を経験し、そのたびに意思決定をしてきたことと思います。 自分の人生を自分自身で決めることは時に難しいこともありますが、チームの意思決定はもっと難しいです。 誰か一人が決める方法、多数決で決める方法、話し合いで決める方法など、 意思決定の方法はいくつかありますが、 どれもメリット・デメリットはあり、全員にとって最適でメンバーが納得のいく意思決定はなかなか難しいものです。

学生のときや、友人と出かけるときは多数決で決めることが多いのではないでしょうか。 みんなの意見を取り入れるために、「多数決」という意思決定方法を無意識に選択していることと思いますが、 ちょっと難しく考えてみると、 多数決は、メンバーの権限と責任が対等だからできることです。 会社や社会では、ほとんどの場合、権限と責任をもつ人がいます。 その権限と責任を持つ人以外が、意思決定に口を出すのは適切ではありません。 上下関係ではなく、誰がチーム内の意思決定権をもっているか?を考えることが大事です。

プライベートでも同じことが言えると思います。 自分の人生を決める権限をもっているのは自分だけで、自分の人生に責任をもっているのも自分だけです。 家族や友人、恋人であっても、アドバイスはできても他者の意思を決定することは出来ないのです。 友人へのアドバイスが行き過ぎていたり、恋人の意思決定が思い通りにならずちょっと腹が立ったり…そういう経験が皆さんにもあるかもしれません。 そういうときには、最終的な決定はその人自身がするのだ、ということを思い出して、 本人の決定を見守ってあげたいですね。