鈴木 徹司

ワンマン経営

鈴木です。

最近、行政書士法人でも、リーガルコンサルティングでも採用活動をしているので、

面接をすることが多くなりました。

応募者に会社の現状を正確に把握してもらおうと、苦心しています。

その中のひとつが、ワンマン経営であること。

「基本的に一人で決めています。」と伝えています。

ワンマン経営っていうのは、判断者が一人の経営手法です。

独りよがりになったり、主観的な判断になったり、と短所もありますが、

スピード判断できること、判断に一貫性があることという長所もあります。

私自身、前職の同期と共同経営していた時期が数年ありました。

ひとつのことを決めるのにも、取締役会の決議が必要で、案件ごとに結論が異なり、

自分たちでも、どっちに向いているのかが分かりにくくなりました。

ワンマン経営と3人取締役の共同経営。

どちらも知っている立場から言うと、

小さい会社の場合は、ワンマン経営のほうが良い手法だと思います。

ワンマン経営というだけで批判する人もいますが、

それは大抵、自分たちの意見を聴いてくれない、という不満を

人聞きの良いように取り繕って言っているに過ぎません。

経営にスピードが求められる現代、

権限と責任を併せ持つ判断者が即断即決することが、より求められていくと思います。