ワンマン経営
投稿日:2008年8月13日
最近、行政書士法人でも、リーガルコンサルティングでも採用活動をしているので、
面接をすることが多くなりました。
応募者に会社の現状を正確に把握してもらおうと、苦心しています。
その中のひとつが、ワンマン経営であること。
「基本的に一人で決めています。」と伝えています。
ワンマン経営っていうのは、判断者が一人の経営手法です。
独りよがりになったり、主観的な判断になったり、と短所もありますが、
スピード判断できること、判断に一貫性があることという長所もあります。
私自身、前職の同期と共同経営していた時期が数年ありました。
ひとつのことを決めるのにも、取締役会の決議が必要で、案件ごとに結論が異なり、
自分たちでも、どっちに向いているのかが分かりにくくなりました。
ワンマン経営と3人取締役の共同経営。
どちらも知っている立場から言うと、
小さい会社の場合は、ワンマン経営のほうが良い手法だと思います。
ワンマン経営というだけで批判する人もいますが、
それは大抵、自分たちの意見を聴いてくれない、という不満を
人聞きの良いように取り繕って言っているに過ぎません。
経営にスピードが求められる現代、
権限と責任を併せ持つ判断者が即断即決することが、より求められていくと思います。