チームワークの上手い人
投稿日:2018年12月18日
鈴木です。
仕事において、チームワークの重要性は増している。
周りとうまく連携しようと努力しているにも関わらず、
チームワークが上手い人と下手な人がいる。
じっくり観察していると、基本的な思考に4タイプあることが分かった。
分かりやすく、最小の2名チームで考えると、
① 自分が怒られないようにする
② 自分がやるべきことをする
③ 相手を怒らせないようにする
④ 相手が喜ぶことをする
タイプごとに、名称を付けると、以下のようになる。
① 自分が怒られないようにする→自己中心、抑制タイプ
② 自分がやるべきことをする →自己中心、行動タイプ
③ 相手を怒らせないようにする→相手中心、抑制タイプ
④ 相手が喜ぶことをする →相手中心、行動タイプ
<自己中心、抑制タイプ>
行動量が少なくなり、迷惑はかけないが、役にも立たないという人になりがちだ。
<自己中心、行動タイプ>
自分の価値観で行動するので、良かれと思ってやったとしても、
相手にとって迷惑になることがある。
また、その評価を真摯に受け取れないことがある。
<相手中心、抑制タイプ>
相手の心情を推し量ることに注力しすぎて、行動が遅れる。
行動量が少ない割に、ストレスが大きい。
<相手中心、行動タイプ>
行動量が多くなり、相手の満足度が高くなる。想像力が必要で難易度が高い。
社会人のチームワークでは、このタイプが、最適だと考える。
一方、私たちは、子供の頃から、こんな教えを受けている。
「他人に迷惑をかけないように」(相手中心、抑制タイプ)
「自分が嫌なことは、友達にしない!」(自己中心、抑制タイプ)
「一日一善」「人には親切に」(自己中心、行動タイプ)
大学生や社会人になったら、
「その人が喜ぶことを想像してみて、それをしなさい」
と教えることも必要だと思う。