運転と仕事の共通点
投稿日:2018年8月29日
自動車の運転と仕事は似ていると思ってます。
自動車免許を取るとき、運転というのは、
3つのことの繰り返しだと教えられます。
①状況把握(他の車、通行人、信号や標識等)
②判断(進む、止まる、曲がるなど)
③行動(アクセル/ブレーキを踏む、ハンドルを切る等)
一方、仕事も、その中身を分解すると、
3つのことの繰り返しで、
まず、「①状況把握」。
行政手続の仕組みを理解したり、顧客の状況を把握。
この際、解決すべき問題が見つかったりします。
例えば、スケジュール的にお客さんの望む期日の
申請ができないかもしれない、という状況。
でも、もっと調べてみると、補完的な手続きが
見つかったり、お客さんのほうでスケジュールを
遅らせる余地が少しあったりということがわかったりします。
そうしたら次は「②判断」をしていくので、
アクションの選択肢としていくつか考えていく。
例えば上記の例でいうと、こんな感じになります。
・(遅れる可能性は承知してもらったうえで)
できるだけ早く進めて、もし間に合えばOK。
・間に合わなければ、補完的な手続きで申請。
・何らかの事情で補完的な手続きもできなければ、
お客さんんのほうでスケジュールを遅らせてもらう。
そして「③行動」。実際に上記の選択肢をお客さんに
わかりやすく説明し、納得してもらって、動かしていきます。
このように、仕事を進めるうえでは、自動車の運転と
同じように、「①状況把握」「②判断」「③行動」を
繰り返していきます。
ちなみに「①状況把握」「②判断」「③行動」と
分けることのメリットとしては、自分が何かできて
何ができないかを考えやすいという点もあります。
そもそも、「①状況把握」ができなくて「②判断」が
おぼつかないのか、「①状況把握」は正確だけど
「②判断」が苦手なのか、「①状況把握」「②判断」は
できるけど「③行動」で止まってしまうのか。
そういったことを分析して、自分の成長に対して
アプローチすると、着実に成長していくことができる
かな、と思ってます。