鈴木 徹司

社会人 17年

ブログ用の写真
 社会人になって丸17年になりました。

新入社員を迎えたことで、自分が新卒で保険会社に入社した23歳の頃を思い出しました。

自由だった学生時代と比べ、窮屈だし、責任は重いし、社会人生活は当初、面白いとは全く思えなかったですね。

 

ふらふらになりながら、ただ目の前の仕事に全力で取り組むことの繰り返しで、その中に、やりがいを必死に見出して、何とかモチベーションをキープしていたように思います。

 

学生時代には認められた「個性」は、会社では一切求められず、自分は社会の歯車のひとつにすぎないのだと実感しました。

今では、歯車のひとつであることは誇りですが、当時は自分がいなくなってしまったたような寂しい気持ちになりました。

 

これから40年以上も、満足な休みも取らず、ぶっ続けで働くのかと思うと、気が遠くなったのを覚えています。

 

 

それから17年。

年齢とともに、随分と考え方も変わりました。

 

40歳になった今では、あと何年働けるのかを計算しながら、働くことを楽しんでいます。

仕事量も苦悩も新卒時代の数倍になりながらも、モチベーションはどんどん湧き上がるようになりました。

 

65歳までしか働かないと、たった25年。

75歳まで働いたとしても、35年しか残っていません。

自分の目標に近づくには、少ない期間です。

 

「人生有限」は私の座右の銘ですが、

社会のために働けることに感謝して、一年一年大切に刻みたいと思います。