3年後のビジョン
投稿日:2017年12月24日
会社の3年後のビジョン
行政書士は、クライアントに代わって、行政手続きや交渉ができます。
コンサルティング会社は、クライアントの課題解決をするのが専門です。
この両者のハイブリッド型の「許認可を軸としたコンサルティング会社」をイメージしています。
手続きを代行するのではなく、クライアント企業の課題を洗い出し、
その課題を解決するための方法を編み出し、その実行を主体的に行う。
そんな会社にしていきたいと考えています。
すでに、行動は始まっています。
大手企業からは、年間1千万円レベルの大口案件を受任しています。
そこには、クライアント企業だけではたどり着けない高付加価値な業務があります。
海外企業からは数千万円の案件を受任し、日本初のチャレンジを主導しています。
高難度業務に取り組むチャレンジ精神が社内には溢れています。
さらにこの流れを進めていくには、
潜在ニーズを業務依頼に繋げ、業績を上げて、ハイレベルな人財を採用し、
さらに新たな潜在ニーズを掘り起こしていくというサイクルが必要です。
2018年度の新卒は、15名が入社予定です。
30名規模の会社には、大きなチャレンジですが、
アルバイトとして働き始めた内定者たちは、すでにチームの業績にも貢献していて、
手ごたえを感じています。
2019卒も会社の育成能力に応じて、できるだけ多くの人財を確保し、
好循環サイクルを回していきたいと考えています。
戦略実現上の課題
一つ目の課題は、「潜在ニーズの掘り起こしの難しさ」です。
高速で進む社会の変化に対応するために、クライアント企業は多くの課題を抱えています。
それを解決することが私たちの役割ですが、サービスを開発し、リリースして、
売上に繋げていくことは容易ではありません。
幹部社員は順次行っているものの、社歴の浅い社員では対応できず、
多くの潜在ニーズにアプローチすらできていないのが現状です。
2つ目の課題は、「採用と育成」です。
企業の課題を解決する人財は、どの企業にとっても、最も欲しい人財です。
一流企業と比較されながらの採用活動は、予定通りとはいきません。
弊社の特長を明示し、あえて選んでもらうのは、これからも続いていく課題です。
また、コンサルタントへの育成については、
集合研修では効果が出にくいため、マンツーマンで行っています。
マンパワー不足のなか、指導する先輩社員の負担が大きく、理想とする育成には届いていません。
戦略実現にあたって必要な人材とは?
① 自分で考え、判断できる人
② 他の人と捉え方やアプローチが異なる人
③ 課題解決してきた経験がある人
入社したら得られる成長は?
事業がうまくいくか、いかないかの境目を知ることができます。
事業スタートのビジネスモデル構築から関わり、継続的に支援していくので、
どのような経営判断が効果的なのか、組織体制のどこに問題があったのかなど、
リアルな経営現場を多く体験できます。
また、社内外からは課題解決を期待され、その期待に応えられるようになっていきます。
クライアントの課題を解決して報酬をもらう仕事なので、常に結果を求められます。
常に結果に繋がる行動をする思考が身に付き、結果を出せる人になります。
成長をサポートする環境は?
集合研修等で業務手順を細部に渡って教えると、
教えたことを再現するのが上手い作業者になってしまう傾向があり、
コンサルタントとしては伸びにくくなってしまいます。
そのため、自ら考える余地をもたせた過不足ない指導を心掛けています。
短期的に戦力化する「即戦力」ではなく、
長期的にしっかり考えることができる人を育成する「大器晩成」を目指しています。
成長する環境として、大切なのは指導者です。
当社では、一人の新人は、3つ程度のチームに属します。
チームごとにリーダーがいて、課題解決の取り組み方が異なり、
日々さまざまな指導を受けるわけですが、
複数の指導者の成功事例を身近に見て、真似したり、吸収しながら、
自分のやり方を模索することは本人にとって、大切な成長プロセスとなっています。