日本人の宗教観
投稿日:2008年9月28日
今日の午後は図書館に行ってきました。
できるだけたくさんの本を読みたいと思っていて、
月に30冊を目安にしています。
まだまだ知らないことばかりで、図書館は私にとって最も魅力的な場所のひとつです。
今日はひたすら読みまくり、読みかけも含めて、10冊くらいを読みました。
そのひとつが、五木寛之著の「仏教のこころ」
仏教の根幹に触れてみたいと手に取りました。
当初の思惑を離れて、印象的だったのが、
日本人の宗教観。
結婚式は教会で、葬式はお寺で、時々の行事は神社で、という日本人の宗教観は、
欧米からは「シンクレティズム(混合の意味)」で否定的に見られています。
私自身も一貫性がないことに、何となくマイナスイメージを持っていました。
五木さんは、「字」も取り上げて、日本では、漢字、ひらがな、かたかな、ローマ字が混じり合っていると述べています。
「字」も「宗教」も文化そのものです。
日本人には、他のものを取り入れ、融合させる「寛容さ」があるというのです。
一貫性がないと卑下するよりも、どんどん取り入れる寛容さがある、とこれからは言いたい。
私もうれしいことに、日本人の特性を持っているようです。
あっさり五木さんの考え方を自分に融合させましたから。