増野 佐智子

短所は、長所。長所を圧倒的に伸ばそう!


           
こんにちは、新宿オフィスの増野です。

今年の、当社の1dayインターンシップミッションは、 「先輩社員の能力を、最大限引き出そう!」です。

学生のミッショントライを通じて気づいたのは、 「人の長所よりも、短所を見つけることが得意な人が多いこと」です。

さらに面白いことに、学生が、先輩社員の短所(=直すべき点)と捉えた要素は、 実は、仕事上、その社員の長所として発揮されている点でした。

 
で、私は、確信しました。

それは、「長所」と「短所」は、表裏一体、同じものであること。 そして、少し角度を変えてみるだけで、長所は短所に、短所は長所に変わるということです。

例えば、私の場合、昔からずっと「飽き性で、継続が苦手なこと」が短所で、 何をやっても長続きしないことに悩んできました。 (だからこそ、私の好きな言葉は「継続こそ力なり」。自分への戒めです)

でも、今自分の仕事を振り返ってみると・・・ この「飽き性」という短所が、私のたくさんの長所につながっています。

まず、飽き性で集中力が続かない裏返しで、短期間の集中力が誰よりも高い自負があります。 衝動的に(ある意味狂ったように)一気に物事を仕上げ、形にすることが得意です。

また、飽き性で一つのことをコツコツ続けるパワーはありませんが、 新しいことであればいつまでもチャレンジし開拓し続けるパワーが、 底無しに発揮できます。

自分の気持ちにも飽きが来やすく、結構すぐ忘れてしまいます。 怒りや悲しみ等ストレスにつながりやすい過去の感情に縛られず、 いつも安定した自分でいられます。

このように、私の「飽き性で、継続が苦手」という短所は、 見方を変えると「短期集中で成果につなげる、新しいことにチャレンジし続ける、 無駄な囚われがない」といった私の武器につながっているんです。

 
サポート行政書士法人では、 社員の短所を改善することよりも、長所を圧倒的に伸ばすことを重視しています。

私も、そうやって育てられてきた気がします。

そして気がつけば、生きていること以外で、一番長く続いているのは、 サポート行政書士法人で働いていること、となりました(笑) もうすぐ勤続10年。

もし私が、短所を改善すべく毎日コツコツ継続することを強いられていたら、 今もまだ、自分に自信が持てずに「自分は継続できないダメ子」と燻っていたでしょう。笑

長所をより伸ばす努力をし続けた結果、 「短期集中で没頭する」飽き性らしいサイクルを、継続的に発揮できる自分作りが進み、 結果的に、継続して成果を出すという継続性につながっている気がします。

そう、気が付いたら短所が解消されているんです。 長所を圧倒的に伸ばせば、短所は気にならなくなるんです。

私も、自分自身がそうしてもらったように、 もっと周りにいる人の良い所が、より発揮されるような貢献をしていきたいと思います。

さあ、新年度。 また新しい自分でチャレンジしていきます^^