鈴木 徹司

雇用環境の悪化が引き起こす悲劇

雇用環境が悪くなってきましたね。

今日の朝のTV番組で、リストラが取り上げられていました。
そのなかで、紹介されたメールにほろっときました。

その女性は、妊娠3ヶ月のときに、派遣社員のご主人がリストラされました。
再就職の見込みがたたないため、夫婦で話し合った末、中絶した、というのです。
赤ちゃんを楽しみにしていた女性の無念が表れていました。

最後に、
「この大不況が終わった後に、赤ちゃんがまた自分を選んでくれることをただただ祈っている」
とありました。
本当に切ない話です。

若い人が失業して、次の就職が決まらない。
なんでこんな社会になってしまったのか?
弱者に負担が集中する社会でいいのか?
若い人への職業教育はどうなっているのか?

自分に何ができるか、考え込んでしまいます。