鈴木 徹司

チームワーク

鈴木です。
社内のあるチームの目下の課題のひとつが、チームワークです。

チームワークが良い、とかチームワークに欠ける、とか言いますが、
チームワークってそもそも何でしょう?

辞書によると、

・チームの団結。また、その共同作業 (三省堂Web Dictionary)

・チームの成員が協力して行動するための、チーム内の団結や連係。
 また、そのような協力態勢 (大辞泉)

私の定義するチームワークは、「相乗効果を出す共同作業

チームワークが良い、とは、共同作業で相乗効果が出ている状態

チームワークに欠ける、とは、共同作業で相乗効果が出ていない状態 です。

では、どのようなときに相乗効果が出ていると言えるのか?

各メンバーの個別の能力の合計よりも、チームの能力が高い状態です。

メンバー個人ではできないことが、チームになると、できてしまうということです。

まずは、最も小さいサイズのチーム、つまり2人チームで考えます。

相方とチームワークが良いかどうか、は簡単に分かります。

相方がいないと、自分のパフォーマンスが著しく落ちるかどうか、です。

(もちろん逆もありますが、ここでは割愛します。)

相方が誰かと交代しても、自分のパフォーマンスにあまり影響を与えないようであれば、
その人とのチームワークは良くありません。

相方の能力を自分のパフォーマンスに生かしきれていないのです。

チームのメンバーが増えても同様です。

自分がチームのメンバーの力を必要としているのか

を考えると、自分にチームワーク力があるかが分かります。

私は、チームワークとは、自然発生的にできるチームの輪ではなく、

各メンバーの不断の努力と感謝の気持ちの結晶だと思っています。

自分にとって、その人が必要不可欠なものであるようになるには、

その人の個性を尊重し、自分にない感性を信じ、

理解しにくい特性をさらに伸ばすことが求められます。