鈴木 徹司

オールスター経営へ好循環を作りたい

30名の当社にも、
育児、看護、介護、病気、試験勉強などさまざまな課題に対応している社員がいる。

まあ、社員全員が何らかの課題に対応している状況で、
仕事だけしていればいいという人はいない。

考えてみれば、社会人生活のなかでは、
常に、仕事以外にも2つか3つの課題を抱えているのが通常だ。

対応すべき課題を持っていることは、必ずしも仕事にマイナス効果ではなく、
取り組み方によっては、プラスの相乗効果になることも多い。

私の場合は、子育てと持病という課題を持っているが、
そのことは効率的な仕事の仕方に移行することに繋がったし、
いろいろな人が働きやすい職場環境を作ることにも役立ち、業績も上がった。

課題への積極的な取り組みは、その人の問題解決力を飛躍的にアップさせ、
その人の魅力となっていく。

一人ひとりが、自分の能力を存分に発揮し、
社員全員が違う色で輝く「オールスター経営」を目指していくうえで、
その人の課題を長所や魅力に変えていく好循環を作ることが大切だと考えている。