鈴木 徹司

頑張るときと休養するときの見極め


鈴木です。

心や身体の健康について、いろいろな本を読みながら、考えています。

私自身、大学入学時に腎臓病が見つかり、

それまでの生活に大きなストレスが掛かっていたことを医師に指摘され、

それ以来、生活習慣や思考を変えるようにしてきました。

 
自分では、無理と感じていなくても、

心や身体が悲鳴を上げることはよくあることで、

そんな状況にならないように、どう予防したらいいのかというのが今のテーマです。

 
困難な状況に直面したときに、

ビジネス系の本では、「どんなことも努力で乗り越えろ」的な発想をしていて、

医学系の本では、「まずは休養をとれ」と教えています。

 
どちらも極端な解決法に感じています。

ビジネス的な発想で、行動すると、

努力で乗り越えられるときもあるけど、

乗り越えらなかったときのダメージは予想以上に大きく、

身体を壊してしまうなど、致命的な失敗となってしまうことがあります。

 
逆に、困難なことが起こるたびに、休養をとっているようでは、

年齢相応の成長が望めず、充分な収入を得ることができなくなったり、

会社や社会から必要とされなくなってしまい、

中長期的には、より大きな困難に見舞われることになるでしょう。

 
つまり、どんなときに、困難を乗り越えるべく最大限の努力をし、

どんなときに、そのことから離れて、休養をとることが適切なのか

を見極める必要があります。

 
見極めが難しいのは、どちらを選ぶのが適切なのか、

本人自身が客観的な判断ができないことでしょう。

 
常に「頑張れ」という人でもなく、常に「無理するな」という人でもなく、

どちらの極端な意見にも偏っていないバランスのいい人を見つけて、

状況に応じたアドバイスをもらうことが一助になるように思います。