残業を減らす方法
投稿日:2015年4月11日
当社は、数年前から残業の削減に取り組み、
かなり大幅な削減ができた。
数年前の当時は、21時頃まで仕事している人も結構いたが、
現在では、18時定時でさくっと帰る人もいるし、
19時くらいには、ほとんどの社員は社内に残っていない。
私個人も、プライベートの用事のために、
18時か18時半に会社を出るようにしている。
かなり多くの試行錯誤をしてきたので、忘れてしまう前に
成功した取り組みと失敗した取り組みをまとめておきたいと思う。
失敗した取り組み
一方的に電気を消すような強制的な対応。
業務の遂行に支障が出てしまい、継続ができない。
仕事せずにダラダラ残業しているような職場にしか適していないように思う。
当社の場合は、売上がガクンと落ちて、短期的に危機に陥った。
成功した取り組み
社員各人の趣味や家族に興味を持ち、
プライベートが充実するように促進すること。
プライベートの充実が仕事にも良い影響をもたらすことを説明した。
失敗した取り組み
オフィス全体で、目標を決めて取り組むこと。
効果的なはずと自信を持ってスタートしたが、機能しなかった。
業務量の多さやその人の仕事の進め方などに、大きな開きがあり、
全員で進めることで、結果として、最も遅い人に合わせるようになってしまった。
成功した取り組み
人事評価の項目に「長時間労働の防止」を入れたこと。
会社の方針が明確になり、一部の社員が積極的に取り組むようになった。
残業しなくて業績がいい人がモデルとなって、自然と引っ張ってくれた。
失敗した取り組み
新人に残業しないことだけを伝えたこと。
業務の責任感を持たないまま、残業しないことを優先した結果、
仕事はあまりしないで早く帰ることに注力する社員が出てきた。
仕事をしっかりすることと時間通りで終わらせることの両立ができなかった。
成功した取り組み
業務の見える化を行ったこと。
各人がどんな業務を行っているかをチーム全員が分かるようにしたことで、
業務過多のときの分担がスムーズになった。
成功した取り組み
タイムテーブルを用いたタイムマネジメント
業務報告に自分のタイムテーブルを記載し、
自己管理のタイムマネジメントをするようにしたことで、
業務遂行にメリハリができ、過度に長時間かけるような業務が削減された。
成功した取り組み
社内ミーティングを夕方前に行うようにしたこと。
夕方以降のミーティングでは、決定事項の即日対応のために遅くなる傾向があったが、
それが解消された。