勝因分析
投稿日:2014年7月27日
仕事は上手くいく場合と上手くいかない場合がある。
上手くいかなかったときに、なぜ失敗したのかをしっかり考える。
ビジネス上では、一般的に「敗因分析」が行われている。
一方、勝因分析という手法もある。
上手くいったときに、その要因を分析し、反復性をもたせるやり方だ。
どちらも、改善を求めての手法になるが、
実際のビジネスでは、勝因分析のほうが、改善効果が高いように感じている。
勝因分析していくと、
当然のように成功したと思える事例にも、
スタッフの陰の努力があったり、見えにくいチームワークがあったり、
顧客との深い信頼関係があったりすることが分かってくる。
「○○さんの準備がよかった」
「はじめにしっかり打ち合わせして情報共有できた」
「いつも前向きな雰囲気を保てた」
「その場で役割分担を決めて、すぐに取り組めた」
そんな分析結果が次々とあがってくる。
仕事が上手くいく背景には、ちゃんと理由がある。
そして、その理由は、当然のように繰り返されるわけではなく、
ほとんどの場合、繰り返すことができずに、次回は失敗する。
だからこそ、何が成功の理由なのかをみんなで理解していくことは効果がある。