褒められたと感じる力
投稿日:2014年5月19日
長女がクラリネットにはまっています。
楽器をスタートしたばかりで、
なかなか周りの人についていくのが大変そうですが、
毎日、自室で練習に励んでいます。
先週、レッスン帰りの車のなかで、
「先生に褒められた!」とうれしそうに話してました。
じっくり聞いてみると、
譜面通りに演奏しているのを見ていた先生に
「そうそう」って言われただけ(笑)
でも、改めて考えてみると、
この褒められたっていう認識が、すごく大事なんじゃないかと思いました。
周りは、上手い人ばかりで、それを上回ることは当面なく、(これからもずっと?)
「素晴らしい!」なんて、言われる可能性はゼロです。
新人の今なら、「そうそう」って言われることが、
本人が得られる最大限の褒め言葉なんじゃないかな。
それをそのまま「褒め言葉」と認識すること。
毎回注意されてばかりいるなかで、
注意されるばかりで一度も褒められてないと感じるのと、
褒められることもあるって感じるのでは、これからの成長に差が出そうです。
「褒められたってほどでもないんやけど・・・」
って照れながら修正する娘に、
「それは先生が褒めてくれたんやで。よかったな」
って後押ししました。