鈴木 徹司

褒められたと感じる力

鈴木です。

長女がクラリネットにはまっています。

楽器をスタートしたばかりで、

なかなか周りの人についていくのが大変そうですが、

毎日、自室で練習に励んでいます。

 
先週、レッスン帰りの車のなかで、

「先生に褒められた!」とうれしそうに話してました。

じっくり聞いてみると、

譜面通りに演奏しているのを見ていた先生に

「そうそう」って言われただけ(笑)

 
でも、改めて考えてみると、

この褒められたっていう認識が、すごく大事なんじゃないかと思いました。

周りは、上手い人ばかりで、それを上回ることは当面なく、(これからもずっと?)

「素晴らしい!」なんて、言われる可能性はゼロです。

 
新人の今なら、「そうそう」って言われることが、

本人が得られる最大限の褒め言葉なんじゃないかな。

それをそのまま「褒め言葉」と認識すること。

 
毎回注意されてばかりいるなかで、

注意されるばかりで一度も褒められてないと感じるのと、

褒められることもあるって感じるのでは、これからの成長に差が出そうです。

 
「褒められたってほどでもないんやけど・・・」

って照れながら修正する娘に、

「それは先生が褒めてくれたんやで。よかったな」

って後押ししました。