鈴木 徹司

今月は、ベビーラッシュでした

女性社員2名と男性社員2名に赤ちゃんが授かりました。

誕生をお祝いできるのは、何度あっても嬉しいですね。

赤ちゃんは大好きなんで、4人に会える日が楽しみです。

 
社員はそれぞれ、育休や短時間勤務を取ったりしながら、

仕事と家庭を両立しようと頑張っています。

それをサポートできる会社になってきたのかと思うと、感慨深いものがあります。

 
正社員を雇用し始めた10年ほど前は、

出産が近そうな20代後半の女性は雇うことができませんでした。

中小企業の場合、一人ひとりが欠かすことのできない戦力なんで、

1年休みなんてなると、取り返しのつかないダメージになってしまいます。

業績の悪化や業務過多で社内の雰囲気はかなり悪くなることが予想されました。

 
育休や短時間労働の社内の負担について、言及すると、

怒られそうな世の中の状況ですが、

会社もサポートする社員にもかなりの負担がかかることが現実です。

 
それに触れずに、「女性を活用!」とかいい面だけをアピールするんで、

なかなか定着していかないんでしょうね。

 
20数名の会社で、2名が育休に入るというのは、かなり大変なことです。

2人とも、会社の中枢を担い、チームを引っ張る立場なんで、

業務が停滞する可能性は十分あります。

いずれ訪れる慶事が、危機にならないように、

社内では数年前から計画的に3本柱で備えてきました。

 
①    新人の早期戦力化

自主性の高い社員を採用する。

新人の個性・適性を見極めながら、マンツーマン指導で最短育成を図る。

②    業務のシステム化・テレワーク化

紙ベースからクラウドデータベースに全面移行し、業務の遂行状況が誰にでもわかるようにする。

社員全員にケイタイ電話を貸与し、クラウドデータベースと合わせて、自宅でも業務できる環境を整備する。

③    お互い様の精神の醸成

制度を先行させずに、支援してもらって当然という権利意識は最小限に抑える。

互いに支えあう仲間という「お互い様」の意識をもつ。

 
 
今後もまだまだ続きそうなんで、さらにバージョンアップしていきたいですね。