親の責任って何だろう?
投稿日:2013年7月22日
生まれたての赤ちゃんを抱いた感触は鮮明なのに、
あっという間に、その赤ちゃんは中学生になった。
親になったときに、両肩にズシリと何か重いものが掛かったように感じたが、
それはまったくの杞憂だった。
26歳で結婚してから5年間、うちは子作りをしなかった。
夫婦ふたりで遊ぶことに熱中していたこともあったが、
子どもを持つことに、親になることに躊躇があったことも否めない。
子どもは大好きで、いずれ欲しかったのに、
親の責任、親の義務、親の苦労、
そんな見えない負担感を無意識に避けていたようにも思う。
今、親になってからの12年を振り返ってみると、
親の責任なんて、改めて考えることさえなかった。
親の義務は、あるんだろうけど、義務感はまったくない。
親の苦労も少しはあったようにも思うけど、何があったかは具体的に思い出せないほど軽微だ。
なんだか、大変なイメージだけで、随分損した気がする。
失ったものが1としたら、得たものは100。
比べることすら難しい。
先入観で損していることって、人生には多いんだろうなと感じる。
プラスイメージでスタートすると、きっともっとうまくいく。