鈴木 徹司

運動会



今日は、こども達の運動会。
小6と小3と2人の娘いるので、朝から最後まで見所たくさんでした。

上の娘は、小学校生活の集大成として、最後に組体操をしました。
1人が全力で走って、両手を広げて頭から前にダイブします。

それを3名が受け止めて、飛行機の離陸のようになります。
仲間を全面的に信用した見事なチームワークで目頭が熱くなりました。

 

最後の巨大ピラミッドは、学年全員で作ります。

練習では、一番上を競っていたと事前に知っていたので、
どこに乗るのかと斜めからマジマジ見ていました。

土台からどんどんピラミッドが組みあがっていきます。
完成も間近です。

いよいよ娘の番になって
ピラミッドを登り始めるかと思いきや、その場で1人で台になりました。
上に登って行く子のための1段目の階段です。

その上を、最上段に立つ子が登って行きます。
前から見ると、顔すら見えず、
上も下もいない階段の1段目は、ピラミッドの土台ですらありません。

そんな役割になったのか、と残念に思った私の想いとは裏腹に、
演技を終えた娘は誇らしげに前を見据えていました。

自分は大事なものが見えているのか、
校舎にもたれながら、歓声が遠くに聞こえました。