鈴木 徹司

給料は自分で決める


新卒で損保会社に勤務していた頃に、

上司にこんな話を聞きました。

「給料は会社が決めるんじゃないんだよ。自分が決めるんだよ。」

 

当時の職場には、転職組と新卒が机を並べて営業をしていて、

同じような業績でも、給与は倍以上違いました。

何だか割り切れない思いで、上司をランチに誘って聞き出しました。

 

「年収600万円もらいたければ、600万の仕事をすればいいし、

1000万円もらいたいなら、1000万に見合う仕事をすればいい。」

 

なんだ~、そういうことか。

それ以来、自分の給料は自分で決めてきました。

1年くらいのタイムラグはあっても、

本気で決めれば、その通りになっていきます。

 

客観的にみれば、当然で、

1000万円に見合う仕事をしているのに、

400万円しかもらえないなんてことは続きません。

 

今、当社でも、給与体系を改定しようと検討していますが、

給与体系というもの自体が、会社が画一的に決めるもので、

自分が決めるという趣旨に反しています。

自分で給与を決めて、当然のように受け取っていく仕組みを作りたいものです。