本当の格差の解消したい
投稿日:2009年11月15日
「所得」の格差の解消を意味しています。
多く稼ぐ人の税率を上げ(以前の水準に戻し)、
稼げない人に補助する。
そうして、所得格差を解消しようとしています。
私はこの方法では、良い社会ができないように思います。
多く稼ぐ人の不満と、稼げない人の甘えを生んでしまうからです。
私が知っている限り、多く稼ぐ人のほうが、多くの努力をしています。
日々勉強し、能力を上げていっています。
能力の3の人が、さらに努力して4になる。
一方、能力が1の人は、努力を怠り、年齢による衰えで0.8になる。
能力格差は3倍から5倍に広がってしまいます。
所得の再配分を行うだけでは、
目に見えやすい所得の格差は解消しても、
本当の格差である「能力」の格差は開いていく一方です。
当然ですが、能力格差を解消することこそ必要です。
能力1の人が2になれば、
能力3の人が4になったとしても、
能力格差は、3倍から2倍に縮小します。
能力1の人の能力を伸ばすこと。
このことに社会全体で全力で取り組む必要があるように思います。