鈴木 徹司

オールスター経営 ④


「なぜ、社員のモチベーションがこんなに高いんですか?」
「元々、高いのか、入社してから高まったのかどちらですか?」

こんな質問を応募者からよく受けます。
確かに当社は、「熱いスタッフ」が揃っています。

外出時にサボろうとか、自分だけ楽しようとかいう人は一人もいないので、
そんな低レベルなことを管理する必要はありません。

既存社員の採用面接を思い起こしてみると、
「力を発揮したいのに、それを出し切る場がない」
というもどかしい状況にいた人が多いように思います。

ただ、表面的には、
モヤモヤした印象だったり、
自分に向き合わずに、あえて淡々としていたり、
変に悟っていたりします。

本人も気付いていない能力、モチベーションを見抜き、
その人の急成長のイメージができるか、
それが面接官の私に問われます。

そんな面接を通過して入社した人も、
入社後は、カルチャーショックを受けるようです。
どれだけ、HPや面接で説明していても、見るのと実体験するのは大違いです。

先輩や上司の影響を受けて、これまで経験したことのない本気モードで走り出すのか、その違和感に立ち止まってしまうのか、ケースバイケースです。

「誰にでもいい会社は目指していません。」
面接で説明する言葉通りなのです。