日本行政書士会連合会主催の韓国訪問団に同行しました
投稿日:2025年2月27日
秋葉原のコンです。
2月18日から2月23日までの6日間、ソウルに足を踏み入れる機会がありました。
日本行政書士会連合会が主催する大韑民国訪問団の有志会員という身分で選ばれたためです。
有志会員5人いましたが、韓国で軍隊を経験し、大学を韓国で終えた人は自分ひとりで、新鮮な経験でした。
今回の訪問では、韓国行政士会、行政安全部(日本の総務省に相当)、国民権益委員会など、韓国の主要な行政機関を訪れ、各機関の役割や日本との違いについて学ぶ貴重な機会を得ました。
また、ただの行政機関訪問にとどまらず、既存の顧客にも直接会いに行くことができたのは大きな成果でした。
現地での交流を通して新しい医療機器案件を任せていただくこともでき、これまで以上に信頼関係を深めることができたと感じています。
また、承認という、弊社としてはあまり経験の少ない業務においてもすんなり入れそうな雰囲気になってきたので、この感じで進めていきたいと思いました。
一方で、韓国の行政士とのつながりを強めることで、日韓両国の制度を正しく理解し、お互いの優れた点を取り入れていくことの重要性を改めて実感しました。
日本の行政書士制度は単一の資格であるのに対し、韓国では「一般行政士」「外国語翻訳行政士」「海事行政士」の3つに分類され、それぞれの業務領域が明確に分かれているとのことで、制度の違いが興味深かったです。
また、韓国の行政士の方々がどのように事業を展開し、ダブルライセンスをどのように活用しているのかを直接聞けたことは、私にとっても大きな刺激となりました。
出会った多くの方々がどのように事業を展開したり、また、ダブルライセンスを活用しているのかを聴けたことは、私にとっても大きな刺激でした。
今回の訪問の趣旨でもあった「韓国のデジタル化を学ぶ」という点については、日本行政書士会連合会としては、デジタル化が進むほど「事前手続」だけでなく「事後手続」への関与がますます重要になるとの認識を強めているようでした。
特に最近は「特定行政書士」制度の充実に力を入れているとのことです。
この制度にはまだ多くの課題があり、例えば、現行の「特定行政書士」制度では、申請不許可に対する不服申し立ては、最初から行政書士が代理した案件に限られています。
しかし、連合会としては、今後本人申請の場合でも、後から行政書士が不服申し立てを行えるようにする方向で制度の見直しを進めていくとのことでした。
これは、弊社の事業内容とは直接の関係はないものの、非常に興味深い話でした。