Q&A「業務内容」
更新日:2024年11月15日
★業務内容★
簡単にいうと、どんな仕事ですか?
私達の業務は、ごく簡単にいうと、
「許認可を軸とした顧客企業の課題解決」です。
現在は、
①新規ビジネスの許認可取得
②許認可の適正な運用と差別化戦略
③補助金等の戦略的な活用
④外国人社員の採用支援等を行っています。
企業が抱える経営課題はたくさんあるため、
私達の業務範囲は年々広がっています。
自分達ができること、したいことを見極めて、
業務を拡大していっています。
そのため、入社後はいろんな業界に関われます。
金融、物流、ホテル、医療機器、化粧品、薬局など いろいろな業界に関わることができ、
将来的に、自分に合った業界を専門にしていくことができます。
業務遂行は、社内で行うため、顧客企業先に常駐することはありません。
社内のチームで相談しながら進めるので、過度なストレスはありません。
どんなビジネスモデルですか?
弊社のビジネスモデルは、以下のようになります。
グローバル社会のインフラとして、
許認可を軸としたコンサルティングで顧客と併走し、
顧客の事業や人生を成功に導く。
トップシェアの業務はどんなものがありますか?
正確な統計データはないので、あくまで実感値ですが、
金融、化粧品、医療機器、倉庫、利用運送、帰化、ビザ
の許可については、トップシェアだと思います。
また、太陽光発電の補助金申請代行のように、
ほとんど弊社しか取り扱っていない業務もあります。
事業領域は、どのように決めていますか?
「社会ニーズが高いこと」
「事業化できるタイミングであること」
「私達が最適者であること(1番になれること)」
上記3点を満たすことを基準に決めています。
それぞれの社会問題に対して、
ビジネスとして成り立たせることで、解決を図ろうと考えています。
行政の制度や個人の寄付などで一時的に解決を図っても、
永続するのが難しいため、ビジネスのウィンウィンの関係で、
その社会問題をクリアしていきたいと思っています。
ソーシャルビジネスと許認可コンサルティングはどう関係があるのですか?
現在の事業の柱のひとつ(3割程度)となっている「外国人向けのビザ代行業務」を例に説明します。
6年ほど前、弊社はビザ業務を本格的に取り扱っていませんでした。
なぜなら、ウソの書類が氾濫していて、その業務をすることは専門家として、
グレーゾーンに踏み込むことになるからです。
当時の状況は、ビザ取得のためなら、ニセの書類を提出し、その場限りのウソをつく外国人も多く、
いずればれたら国外追放(強制退去)という状況でした。
そんな不安定な状況では、外国人は悪いことをしてでも、
すぐに大金を稼ごうという心情になることがあり、
外国人による犯罪がニュースでもよく取り上げられていました。
そんな中で、弊社は「ニセの書類は一切扱わない」「ウソはつかない」という
真面目な方法で本格的に参入することにしました。
当時の顧客から言われました。
「聞かなかったことにして、これ(ニセの書類)を提出してください。」
「残念ですが聞かなかったことにはできません。
他の事務所でいいって言われても絶対出しちゃいけません。将来後悔することになります。」
当時の社員とはよくこんな対話をしました。
「お客さんが困っていて、何とかしてあげたいんで、今回は特別にいいですか?」
「ダメです。社会は、許可を望んでいません。顧客のニーズよりも社会を優先してください。」
「お客さんの思いに応えられなくてもいいんですか?」
「お客さんの中には、ウソをついても許可されたい気持ちとウソをつかず誇りをもって生きたい
気持ちの2つあります。どちらの気持ちがその人の本質かを見極めると、
どちらの気持ちに応えるべきかが分かります。
目の前のことに捉われるのではなく、プロとしてお客さんの想いに応えてください。」
顧客からは、「分かってくれない」「誰の味方か分からない」ってたくさん言われました。
「もっとうまくやったほうがいい」「売上を逃している」というアドバイスをくれる人もいました。
それでも、正当なやり方だけを通してきました。
それから社員の頑張りがあり、一人ひとりと顧客は増えていきました。
信頼してくれた顧客は次々と友人を紹介してました。
そのおかげで、弊社はビザ代行業務では、トップクラスの会社となりました。
法務省の発表によると不法残留者は、外国人の在留者が増える状況のなかで、半減しています。
15万人(2008年)→7万人(2019年)
私たちの愚直な取り組みも、その一助になっています。
私たちが「このままではいけない」と思って参入した当時と状況は一変しました。
書類作成がメインですか?
定例となった簡易な業務は、次々と自動化されていきますので、
社員が行うのは、常に思考が必要な業務となります。
仕事は顧客のビジネスの課題解決です。
顧客の事業化を推進したり、業務改善プロジェクトをリードしたりしています。
儲かる仕組みを持っていますか?
儲かる仕組みを作ろうとか、他社よりも有利なポジションを獲得しようとかは考えていません。
例えば、不労収入や権利収入が自動的に入ってくるようなポジションにいることは、
短期的には圧倒的に有利ですが、長期的には怠慢を招くことになると思っています。
将来、社員を困らせることにもなりえます。
どんな環境においても、「仕事ができる」ことが本道だと考えて、それを常に目指しています。
顧客の満足度は高いですか?
目指しているのは「満足」ではありません。「大満足」です。
業務完了ごとに、顧客から満足度アンケートへ回答をいただいています。
対応やスピードにおいて、大満足・満足・普通・不満のうち、大満足が過半数を占めています。
高い顧客満足度は、私たちの誇りです。
法人向けですか、個人向けですか?
売上ベースでいうと、法人が8割くらい、個人が2割くらいです。
法人向けには、主に許認可のコンサルティングを行っていて、
個人向けには、外国人のビザ申請や帰化申請等を行っています。
顧客はどのような業界が多いですか?
金融、不動産、物流、旅客、ホテル、化粧品、医療機器、建設業など、
多くの業界を顧客としているのは、弊社の特長です。
若手のうちは、ジョブローテーションでさまざまな業界を担当し、
30代以降は、徐々に専門を絞っていきます。
希望する業務に配属されますか?
新卒、中途ともに、希望に沿って配属しています。
業務量が少なかったり、希望者が多い場合などは、すぐに配属できないケースがありますが、
大体希望通りになります。
一人の社員が所属するチームは、ひとつではなく、1~3のチームになります。
例えば、①金融 ②化粧品 ③ビザの3チームです。
新人の場合は、まず一つのチームに所属して、
以後は、本人の希望に沿って、ジョブローテーションします。
ジョブローテーションは、定時的に行うのではなく、
案件が増えたときなどに、流動的に行われます。
1年経つと、30%の業務が変更になるくらいの人が多いです。
就職活動で、まだ業界を絞り込んでいないのですが、いいですか?
多くの業界に関わるので、
今の段階で、業界を絞り込んでいない人にも合っています。
現在、扱っている案件だけでも、
金融、不動産、IT、物流、旅客、ホテル、旅行、医療機器、化粧品、環境機器など
と多岐に渡ります。
入社後は、興味のある業界を中心に業務経験を積み、
30代から専門業界を絞り込んでいき、専門家となっていきます。
他の行政書士事務所と比べて違う所は何ですか?
①「規模の大きさ」
現在、4オフィスを展開し、従業員100名程度の行政書士業界ではトップクラスの会社です。
一般的な行政書士は、個人で経営していたり、特定の専門分野のみ対応している場合が多いですが、
弊社では、取扱業種が100種類を超え、総合的な対応ができます。
②「新卒採用に力を入れている」
新卒採用に力を入れており、例年10名前後を採用しています。
中長期的に活躍出来る人材を採用し、育成することは、弊社にとって、最大の投資となっています。
③「オフィス環境を重視している」
小さな雑居ビルではなく、しっかりとした信頼感のあるオフィスビルに入ることで、
社員の生産性を高めています。
外資系コンサルティング会社と比べて違う所は何ですか?
「採用方針」
外資系コンサル会社は、即戦力になる人材を雇用し、
短いスパンで活用するといった雇用形態が多いですが、
弊社は、中長期に一緒に働くことを想定しています。
中途採用ではなく、新卒採用の最大の理由は、
コンサルタントとしてのスピード感を身につけるためです。
弊社は、グローバルスタンダードのスピード感を求めており、
新卒のうちからこの感覚を身につけるような育成に力を入れています。
人材コンサルティング会社と比べて違う所は何ですか?
「成長市場であること」
私達が取り扱っている業務は、年々、グローバル化、高度化していて、
専門家に依頼したいニーズが多く、需要が増加傾向の成長市場です。
企業内にある専門的業務は、社内で人材を育成することが難しく、
専門家へ依頼する流れは今後も続くと考えられます。
今後、外国企業や訪日外国人が増加していく中、
行政との交渉も担えるコンサル領域を確立していきます。
仕事は多いですか?
急激に依頼が増えたチームは、
一時的にマンパワー不足になることがありますが、
各自が適切な業務量になるように増員しています。
入社時には、マンパワー不足のチームに配属されることが多いので、忙しく感じることがあります。
業務の流れはどんな感じですか?
一般的な例で説明します。
課題解決で困っている企業(難しい、時間がない)が
弊社を紹介してもらったり、HPで弊社を見つけてメールをしてくる。
↓
近くのオフィスに来社してもらい、無料相談を行う。(40分程度)
↓
課題解決のポイントや費用を説明し、申し込みを受ける。
↓
業務を実施する。(案件規模により1週間~2年程度)
↓
業務完了、報酬精算
社員一人が10~20件くらいの案件を担当していて、同時進行しています。
仕事はどのように進めますか?
申込を受けた案件については、上司と業務遂行の方針についてミーティングを行います。
そこで、コンサルティングの方向性、懸念点、手順、スケジュール等を洗い出し、
業務終了までの方針を決めます。
初動で一気にできるところまで進め、後は顧客と協力しながら、進めていきます。
状況が変わったり、問題が起きた時には、随時上司に相談しながら、
1週間~数ヶ月をかけて、実務を遂行します。
①自分でしっかり考えること、②最適者に相談することのバランスを取りながら、
仕事を進めることがポイントとなります。
予算に対しての達成率はどれくらいですか?
チームや個人によって異なりますが、
およそ80~120%くらいです。
適正な予算に毎月修正しています。
業務を進める上で、何を重視していますか?
最も重視しているのは「 タイミング 」です。
顧客が必要としているタイミングに、課題解決を行うことが大事です。いい支援であっても、実行が遅くなってしまっては、意味がありません。
顧客との関係性はどうですか?
顧客との関係性は、ウインウインを心がけています。
どちらかが一方的に優位な立場にあるような関係性は、永続しないので、
双方にとってもプラスであるように、互いに無理をしないようにしています。
目指す会社に近づいていますか?
一歩ずつ近づいていますが、
目指す会社には、まだ遠いのが現状です。
応募者には、できるだけリアルな姿を公開して、
過大評価されないように意識していますが、
入社後、イメージ通りでないこともあると思います。
現状の足りない部分を前向きに受け入れ、
一緒にいい会社にしていこうと思える人が向いています。
コロナ禍の影響はどうですか?
コロナ禍で、宿泊系の業務が激減し、ビザ業務も3割程度減りました。
一方、補助金や医療系、金融系の業務など増加した業務もあります。
全体としては、業務量や売上が増えました。
また、リモートワークについては、原則は出社となっていて、 育児中や事情がある人のみがリモートワークしています。