餅は餅屋
投稿日:2024年2月5日
こんにちは。名古屋支店の達知です。
先日、テレビ番組で一本の日本刀を作るには、
6人もの職人の元をまわり、やっと完成するという話を見ました。
▼刀工(とうこう)
▼研師(とぎし)
▼鞘師(さやし)
▼白銀師(しろがねし)
▼柄巻師(つかまきし)
▼塗師(ぬりし) と進んでいくそうです。
私の家も、祖父母の代では伝統工芸の一つに携わっていたのですが、
一つの制作物を、それぞれの職人が手を加えながら完成させていました。
それぞれの匠が責任を持って仕上げ、最高の一品にする。
美しさを考えると納得します。
これは、私たちのようなビジネスパーソンでも言えることです。
私は、SGで働き始めて5年が経とうとしていますが、
年々、自分で全部やることは、正解ではないことに気が付きました。
SGは、他社よりも新卒の成長スピードが速いので 数年働くと、
一定のことは自分でできてしまうのでは、と錯覚することがあります。
実際、できるかできないかで言えば、できるのですが、
自分の勝手な解釈が先行して、おかしな方向に進んで時間を必要以上に要してしまう、
求められているレベルに到達しない等、社内外に迷惑をかけてしまうことがほとんどです。
日本刀と同じように、得意な人に適切に仕事を任せたほうが、
全体のクオリティも上がって、いい仕事ができます。
そして、人と協力することで、より多くの仕事ができるようになります。
唯一異なる点は、伝統工芸品の何百倍ものスピードでSGの仕事は完成するということです。
チームで協力し、世界最速のスピードでどんどん仕事を回していきたいですね。