誰でも全体最適に動ける取っ掛かりの良い方法①
投稿日:2023年2月6日
秋葉原支店の清水です。
久しぶりに全体最適の話題をします。
「全体最適とは何か?」を考えると難しいかもしれませんが、
誰でもできる取っ掛かりのよい方法を書きます。
それは「自分と周囲の両方に良いことを探して実行する」です。
「①自分と周囲の両方に良いこと」と「②探して実行する」に分けます。
まずは「①自分と周囲の両方に良いこと」です。
下に四象限を作ったので見てください。
一つが「自分に良い」と「自分に悪い」という軸、
もう一つが「周囲に良い」と「周囲に悪い」という軸です。
<長期的に成功する人>
「自分に良い」かつ「周囲に良い」ことをする人です。
SGでいうと業績が高いこと、自分が関わる業務の仕組みを改善すること、
新規事業を立ち上げて成功させること等、たくさんあります。ぜひ、ここをやってほしいです。
自分にメリットがあり、かつ、チームメンバーや会社にもメリットがあります。
自分にメリットがあるので、モチベーションを保てます。
こういう人は周囲から評価され、やる気になり、行動量が増える結果、
更に評価される好循環に入ります。
それに個人的には、自分にメリットがないことをひたすら続けられるほど、
ほとんどの人間は道義的でもキャパシティも大きくはないと思っています。
<自己犠牲な人>
「自分に悪い」かつ「周囲に良い」ことをする人です。
例えば、仕組みを変えるべきなのに、
自分自身が大量の労働時間を投じて問題を解決することがあります。
このような行動は長続きしませんし、成果もあまり大きくありません。
不満を抱いたり、疲れ果ててしまうこともあります。
しかし、通常は避けることが望ましいですが、
特別な状況では許されると考えています。
個人の信念によりますが、自分が犠牲になっても周囲を助ける必要がある場合もあります。
しかし、そのような行動が必要な時に備えるためにも、
通常は「長期的に成功する人」になってほしいと思います。
「周囲に良い」ことだけでなく、「自分に良い」ことを考えて行動することが大切です。
<利己的な人>
「自分に良いことをすることで周囲に悪いことをする人」です。
例えば、必要な仕事をしない理由として「自分に楽だ」という理由があります。
適切なルールを破ったり、周囲に迷惑をかける行為も含まれます。
一時的に自分にメリットがありますが、
長期的には周囲に気づかれて評判が下がり、マイナスに働くことが多いです。
「長期的に成功する人」は周囲にメリットをもたらすことに努めています。
「利己的な人」になっていると感じたらすぐにやめましょう。
「自分に良い」ことだけでなく、同時に「周囲に良いこと」をやっていきましょう。
そのほうがあなたの評価は上がります。
<地獄を作る人>
「自分に悪い」かつ「周囲に悪い」ことをする人です。
「どうしてそんなことをした!?」と驚くような行動です。
例えば、やっていないのにやったとすぐにバレる嘘をつくとかです。
周囲からは不思議ですが、本人はその場を凌ぐために無意識にやる場合もあります。
自分がここだと思う人は、すぐにやめましょう。
「あ、◯◯さんはここだ」と周囲で気づいた人は、即刻やめさせましょう。
時間が経てば立つほど問題は大きくなっていきます。
今回は以上です。長くなったので「②探して実行する」は次回に書きます。