矢嶋 慎吾

当たり前⇔希少価値

はじめまして。矢嶋です。

社会人になってから学ぶことってこんなにも多いんだな、と感じる日々を送っています。


大学生から打って変わってとても忙しい毎日ですが、

できるようになったり、やりきれたりすることが今はとても楽しいので頑張れています。


ただ、もちろん学生時代に学びがなかったかというとそんなこともありません。

今回は学生時代に学んだ経験をお話したいと思います。




大学生のとき、コンビニでアルバイトをしていました。

コロナで外に出ることが憚られて、ニートみたいな生活を送っていた時期がありました。

その時の心象があまり記憶にないですが、危機感を覚えたのかアルバイトをしようとなったんですね。


なんでコンビニだったのかというと、

正直、敷居が低い(面接とかあってないようなもの)と思っていたからというひどく失礼な理由なんですが…

今のコンビニって何でも対応してるし、いろいろやることがあって実際すごく大変です。

お客さんとも結構話したりするので、喜んでもらえたりお礼を言われるとやりがいを感じられます。




「お客さんに、ありがとうと言われると嬉しい」

よく、コンビニ店員はこう言っていますよね。たぶん。

私は店員をやる前、「店員さんにありがとうなんて誰でも言うじゃん」って正直思ってました。

実際やってみると、意外といないんですよ。だいたい言う人言わない人が半々くらいだった気がします。


別に言わない人を真っ向から否定しているわけではないです。

ただ、「当たり前じゃないから嬉しい」ということ。希少なものほど価値があるということ。




真面目な話、この感覚は仕事をする上でも重要だと思ってます。

例えば、意味のわからないくらいの速さでメールが帰ってくる人ってあんまいないですよね。

顧客からしたら社内でも社外でもそういう人は珍しいから嬉しいわけですよ。

もちろんメールの中身がなかったらだめですけど。


そんなに難しいことではなくても、当たり前にできたらそれが価値になっている。

結構、自分が当たり前にやっていることって他人から見たら褒められることかもしれませんね~。