キーエンス出身者のビジネス本を読んで感じたこと①
投稿日:2023年6月13日
はじめまして。大阪の松崎です。
最近、キーエンス出身者のビジネス本を購入しました。
今日は、その第1章の中から一部抜粋して感じたことを紹介します。
【題名】「一番大切なのに誰も教えてくれなかった仕事の本質 付加価値のつくりかた」
【著者】 田尻 望
第1章では、”付加価値における「価値」の話”に焦点が当たっていました。
そもそもビジネスにおける「価値」とは何か?
私はこれまで一度もそんなことを気にしたことがなく、
何となく「顧客にとってメリットがあるもの」くらいに感じていましたが、
本書によると、”価値とは、お客様が感じる(決める)もの”だそうです。
これだけ聞くと「当たり前じゃん」と思うかもしれませんが、
実際のビジネスシーンにおいて、考え、実行まで移せている人はほとんどいないのではないかと思います。
かくゆう私においても、業務を行う上で「付加価値を提供するように」と言われることがよくありますが、
感覚的な部分では分かっているつもりでも、実際に言葉で、行動で、結果で示せているかと言われると、
どうすれば付加価値をつくることができ、いかにその価値を感じてもらうか、
具体的な考え方や方法については、この本を読むまで何もわかっていませんでした。
一方で、私たちの会社は、日本最大級の規模を誇る行政書士法人として、
これまで多くの「信頼」「ノウハウ」「実績」を積み重ねてきました。
本書の中でも、”顧客のニーズは「顧客の困りごと」から生まれます。”とありましたが、
弊社では許認可コンサルタント=社会課題解決の専門家を日々目指しているため、
顧客のニーズに触れてきた数が他社と比較しても圧倒的に多く、
「顧客にとっての価値」を提供しやすい環境だと考えています。
私自身も、これから多くの事業者や個人と関わっていく中で、
課題解決のコンサルタントを強みとして、
顧客自身も気付いていない「顧客の困りごと」を見付けていきたいです。
さて、少し長くなりましたが、
今日はこれくらいで一旦終わりにしようかと思います。
次回は、第2章の”それは付加価値か、ムダか?”について紹介します。